モラハラ夫に悩んでいる妻が、良かれと思ってやっていることが、かえって火に油を注いだだけだったこととかありませんか?
モラハラ夫に悩んでいる妻がついついやってしまいがちだけど、 それかえってモラハラを悪化させてるよー!という、絶対にやってはいけないことがいくつかあります。
モラハラ夫に悩んでいる妻が、絶対にやってはダメなこと5つをご紹介します。
モラハラ夫に悩んでいる妻が絶対にやってはいけないこと5つ
1.あなたが悪くなくてもすぐに謝る
モラハラ夫が怒ったら、とりあえずすぐに謝っていませんか?
「ごめんなさい」
「すみません」
「私が悪かったわ」
これ、 モラハラ夫がだ~いすきな言葉です。
なんか偉くなった気になるんでしょうか。
妻を征服してやった!みたいな。
だけど、 謝ったからといって「わかればいいんだ」と、機嫌をなおして終わるわけでもありませんよね。
普通の男性なら、ここで先に女性が折れてくれれば
「まぁ俺も言い過ぎたかな」
「俺も悪かったよ」
と、まるく収まるのでしょうが、モラハラ夫はそうはいきません。
そこからさらにエンジンがかかり、ますます調子にのって妻を罵倒します。
「やっとわかったか」
「だいたいお前は前もこんなんだった。」
「何回言っても同じことをするな」
「ほんとにお前はダメはヤツだ」etc・・・
いや、もうこっちが謝ってるんやから、もーえーやろ!
しつこいな!
と、突っ込みたくなるくらい。
こちらが謝っても調子に乗るだけ。
ますます 「やっぱり俺は悪くない」「お前も自分が悪いってよくわかっただろ」と、自分の正当性を確信します。
被害者の方も本当は悪くないけど、面倒なんで毎回謝っているうちに、だんだんと「本当に自分が悪いのかも・・・」と思いこんでしまいます。
モラハラ夫の無意識のマインドコントロールに、自ら陥ってしまうのです。
どうせ謝ってもキレられるんですから、自分が悪くないときに謝るのは絶対にやめましょう。
あなたが悪くないときに謝るのは、モラハラをますますエスカレートする危険性もあります。
2.理想の夫婦像は捨てる
モラハラ被害者によくあると思うのですが、「理想の夫婦像」を捨てられない人も多いですよね。
「子どもが寝てから夫婦で晩酌したい」
「休みの日は家族そろってお弁当もっておでかけしたい」
「問題が起きたら話し合いでなんでも解決したい」
仲のいい家族の理想ですよね。
「結婚したらこんな仲良しな夫婦、家族になりたい」
「優しくあたたかい家庭を築きたい」
って、結婚前などは、理想を持っていたんじゃないでしょうか。
私もそうでした。
というか誰だって結婚するときは、自分なりにこんな夫婦になりたい!って理想がありますよね。
産後の授乳が終わって、私もやっとお酒が飲めるようになったら一緒に晩酌したり、休みの日にはりきってお弁当作ってピクニックに行ったり・・・
うちの夫はわりと家庭サービスはしてくれる方だったんで、休み日にお弁当持ってピクニックとかは結構してくれたんです。
でも最後は結局必ず大ゲンカ。
- ピクニックで疲れて、モラハラ夫運転中にイライラからのモラハラ発動
- お酒を飲んで気が大きくなってモラハラ発動
- 話し合いはご存知の通り、何をやっても話し合えずにモラハラ発動
残念ながら、モラハラ夫は理想の夫婦、理想の家族を共に築いてくれる理想のパートナーではなかったという現実に気がつきましょう。
理想を追えば追うだけ、あなたが傷つくだけです。
モラハラ夫はあなたの気持ちに寄り添って、共感しあえるような存在ではないんです。
3.冗談でもけなさない
関係が深くなり仲良くなってくると、相手の失敗をなごませるために、しばしば冗談で相手をけなすことがありますよね。
「ほんまアホやなー」
「なにやってるのよードジね」
など。
親しみをこめてけなすことって、時にはあると思います。
しかしモラハラ夫は人のことを悪意をもってけなしまくりますが、人にけなされるのは大嫌い。
冗談かどうかなんて関係ない。
器はちっさいくせにプライドだけはデカイから。
笑って冗談のつもりで軽くけなしたら、本気でキレられ、10倍100倍になって暴言が返ってくることもあります。
絶対にモラハラ夫相手に、たとえ冗談でもけなしたり、バカにしたりすることはしてはいけません。
モラハラ夫はモラハラ初期では、冗談を免罪符にして妻を傷つけます。
だからこそ自分が、冗談でもバカにされるのは許せないんです。
4.感情的にならない
モラハラ夫の挑発にのって、こっちまで感情的になったら、それこそ返り討ちにあってメタメタにされてしまいます。
モラハラ夫は妻がなんと回答しても、何を言おうと、決して受け入れてくれません。
「結局私が何をどう答えても何やってもあなたは気に入らないんでしょ!」
なんて感情的になったらモラハラ夫の思うツボです。
それをエサにどんどんモラハラを膨らませていきます。
もうモラハラ祭りですよ。
神輿の上でモラハラ夫が意気揚々と踊り狂って、モラハラ祭りが延々と続きます。
こちらは腹も立つし、反論したくなる気持ちはわかりますが、結局反論すると何十倍何百倍にもなって返ってくるうえに、モラハラを受けている時間も長くなります。
反応は極力抑えて、「あぁ」「ふぅん」など、否定も肯定もしない生返事で返しましょう。
5.モラハラ夫以外の男性と関係を持つ
モラハラ被害を受けている女性は、身も心もボロボロである場合が多いです。
そんなときに出会った夫以外の男性が、優しく声をかけてくれたり、親身になって相談に乗ってくれると、被害者はつい心が動かされてしまいがちです。
相談するうちに距離が近づき、いつの間にか男女の関係に・・・ということもよくあること。
でもこれ、絶対にやってはいけません。
心情としてはわかりますが、たとえ別居していても他の男性と関係を持つのは絶対にダメです。
そのときはいいいかもしれませんが、モラハラ夫にバレてしまえば地獄です。
離婚するときにも圧倒的に不利になります。
他の男性と関係をもてば、あなたが有責配偶者(離婚の原因を作った張本人)として、 あなたの方が慰謝料を請求されることになります。
ヘタをすれば離婚ができなくなったり、モラハラがひどくなったり、家から出してもらえないなど監視がきつくなる可能性もあります。
どちらにしても百害あって一利なしです。
恋をするなら、必ず離婚後にしましょうね!
まとめ
モラハラ夫になやんでいる妻が絶対にやっていはいけない5つのこと。
あなたはやっていませんか?
モラハラ夫はうまく対処すれば、モラハラも多少は軽減されてきます。
やってはいけないこと5つを守り、モラハラ夫の対処方法でご紹介した「反応を薄くする」で、うまくモラハラを乗り切ってくださいね!
モラハラ夫はあなたの発言に対して、いちいち文句をいってきますから、会話自体を減らすのがベター。
「そんなの夫婦じゃないじゃない!」と思われるかもしれませんが、モラハラ行為がある時点で、すでにまともな夫婦関係は崩れています。
残酷ですが、そのことに早く気がついて、自分が傷つかないために対処していってほしいです。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして。こんにちは703と申します。モラハラ夫との結婚生活に頭を抱えている主婦です。
私は妊娠出産を期に子育てを7年程専念しておりました。
専業主婦中に何か言い合いになると夫のモラハラ的な言葉を受け、ネット検索をしていたらこちらの記事にたどりつきました。
色々と参考になる事が書いてあるので、時々読ませていただきたいと思います。(^-^)
703様
コメントありがとうございます!
モラハラ夫の言葉は、一見なんでもないようですが、
実は妻がより大きなダメージを受ける言葉をあえて選んでいるので、見た目以上に妻はダメージがでかいんですよね・・・
ここで良ければいつでもグチでもなんでも吐き出してくださいね!
これからもモラハラ夫に悩んでいる女性が、
心が軽くなれたり、モラハラ夫の対処がうまくなって悩みが少しでも減らせられるような情報を配信できるようにがんばります!