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ダブルバインドでより苦しめられるモラハラ被害者!具体例と対処法!

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夫の言う通りに動いたのに、怒られたことってありませんか?

夫から

モラ夫
○○やっておけよ

と、いわれたからやったのに

モラ夫
なんで勝手にそんなことするんだ!

と、怒られるアレです。

 

これはダブルバインド(二重拘束)といって、これをやられると人は非常に混乱し精神的に追い詰められます。

多くのモラハラ被害者は、このダブルバインドによって苦しめられているんです。

今回はダブルバインドとモラハラ夫について、詳しくご紹介します。

ダブルバインドでより苦しめられるモラハラ被害者

夫のモラハラが苦しんでいる理由は、辛辣な暴言や怒鳴られるなどだけではありません。

 

  • 夫の言う通りに動いているのに怒られる
  • なにをやっても正解がなくどうしたらいいのかわからない
  • 夫の言葉と表情や態度がバラバラ

などがあります。

これはダブルバインドといわれていて、モラハラを受けている被害者は知らず知らずにストレスをためて疲弊していってしまいます。

ダブルバインドとは?

ダブルバインドとは、 日本語に訳すと「二重拘束」という意味です。

 

メッセージとメタメッセージが矛盾しているため、それを受けた人はどうしたらいいのかわからず心に強いストレスを与えるコミュニケーションです。

メタメッセージとは、メッセージが持っている本来の意味を超えて、別の意味を伝えるメッセージのことです。

 

例えば友人が家に遊びに来ていて、そろそろ帰ってほしいけど「帰ってほしい」というのも言いにくい。

 

そんなとき

「明日早いのに遅くなって大丈夫?」
「おうちの人心配してない?」

というような言い方をすることありませんか?

 

「明日早いのに遅くなって大丈夫?」メッセージ(言語メッセージ)
「そろそろ帰ってほしい」メタメッセージ(非言語メッセージ)

といわれています。

で、 この2つのメッセージに矛盾がある場合が、ダブルバインドの状態なんです。

ちょっとわかりにくいので、具体例をみていきましょう!

モラハラ夫のダブルバインド具体例

モラハラ夫は、よくこのダブルバインドを使います。

モラハラ夫とダブルバインド具体例①

モラ夫
勝手にこんなことして。
なんでやる前に俺にひとこと確認しなかったんだ

といわれたので、次は夫に確認します。

すると

モラ夫
いちいち俺に聞くな!
ひとりで考えられないのか!

と怒られる・・・

前もって聞けって言われたから聞いたのに!

こんなこと日常茶飯事じゃないですか?

 

  • 「一人で決めるな。俺に聞け」というメッセージ
  • 「ひとりで考えられないのか。いちいち俺に聞くな」という相反するメッセージ

モラハラ夫のダブルバインド具体例②

Name
AとBどっちがいい?
君の好きな方を選んでいいよ

で妻が

「じゃぁAかな」

と答えると

モラ夫
は?Aなの?
お前ってほんとセンスないね

好きな方を選んでいいと言われたから選んだのに、なぜか怒られる。

もしくは心底バカにされる。

  • 「好きな方を選んでいい」というメッセージ
  • 「Bを選べよ」というメタメッセージ

モラハラ夫のダブルバインド具体例③

めっちゃ不機嫌な顔で

モラ夫
だから俺は怒ってないって言ってるだろ!!

と明らかに怒っている様子で怒鳴られる。

 

  • 「俺は怒ってない」→メッセージ
  • あからさまに怒っている態度→メタメッセージ

私の元夫のダブルバインド事例

私の元夫も、ダブルバインドを常習していました。

 

たとえば下の子を妊娠初期。

 

冬で寒かったことと多少つわりもあったことから、上の子をあまり外に遊びに連れていくことができませんでした。

 

その分家に友達を呼んだり、近所のスーパーの遊び場に友達と行ったり私なりに上の子を遊ばせるために工夫はしていました。

 

しかし夫から、「上の子をもっと外に連れて行ってやらんとかわいそうだ」と言われ、罪悪感を刺激されて、暖かくなった頃から少しずつ外に連れ出すようにしました。

 

しかし出産より1ヶ月半も前に、切迫早産で緊急入院することになったんです。

 

入院初日、私の枕元で元夫は

モラ夫
妊娠中やのに
あちこち外出てたんが悪いんちゃうんか

と責められました。

 

またこのブログでは何度かご紹介していますが、下の子どもが生後4ヶ月のときに

モラ夫
俺の稼ぎに寄生する寄生虫!

といわれあんまり腹がたったので、こんな夫の稼ぎにしがみついているのもイヤで仕事をすることに。

 

しかし上の子が次の春から幼稚園の入園が決まっており、下の娘は生後4ヶ月。

 

保育園もいっぱいで入れませんし(保育園は生後6ヶ月からしか入園できなかった)現実的に外で働くのは難しい。

 

そこで在宅で仕事をすると決めたんですが、昼間は育児と家事でそんな時間ありません。

 

夜子どもを寝かしつけた後、仕事をするようにしたんです。

 

休日前には明け方まで仕事をすることもありました。

 

まだ下の子は授乳中で、夜中の授乳中に調べものをして、授乳が終わったらパソコンに向かってと必死に取り組みました。

 

しかし夫はそんな私が気に入らなかったようです。

モラ夫
そんなものは仕事じゃない!
こんな時間までやって次の日の家事がおろそかになるだろう!
もうやめてしまえ!

と仕事をしている隣で、ネチネチイヤミをいわれるように。

 

このとき、 私が外で仕事しようが家で仕事しようが、仕事をしないで専業主婦でいようが、なにをしても夫は文句をいうと確信しました。

 

もう意味がないと。

私はこのときすごく冷静になれました。

 

この人は私が何をやっても、何を言っても、夫の言う通りに動いたところで絶対に認めない。

私のやることなすこと全否定するしかないんだと。

 

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私たちも注意!親子間でのダブルバインド具体例

ダブルバインドは、なにもモラハラ夫だけがやることではありません。

 

実は私たちも、気がつかないうちにダブルバインドをやっているかもしれないんです。

 

特に子育て中の人は、子どもにやってしまいがちなので、具体例を見ながら自分はやっていないか考えてみてくださいね!

親子間ダブルバインド具体例①

よくあるのが、子どもがなにか悪いことをしたときです。

 

なにかトラブルがあったとき、子どもからちゃんと正直に告白してほしいのに、何も話してくれないとき


ちゃんと正直に話してくれたら怒らないわよ

こんなセリフ、一度は言ったことあるんじゃないですか?

 

子どもは「ちゃんと正直に話したら怒られないんだ」と思い、正直に打ち上げます。

 

すると


なんでそんな悪いことしたの!

と怒ってしまった。

 

こんなこと、ありませんか?

 

この 矛盾する二つのメッセージは、子どもを混乱させてしまうんです。

このようにダブルバインドはモラハラに限らず、親子間や職場の上司と部下、友人同士など日常生活でもよくあるんです。

ダブルバインドによる影響

ダブルバインドは、正解がありません。

 

どちらにしても怒られます。

 

ダブルバインドの状態が続くと、自分では気がつかないうちにストレスをためていきます。

 

どちらにしても、何をしても文句を言われ、しかしそこから逃げ出すことができない状態なので、ストレスだけがどんどんたまっていくのです。

  • 夫の言う通りに動いたのに怒られた・・・
  • 何が正解なのかわからない・・・
  • 私の判断が間違っているんだ・・・

というふうに、矛盾したメッセージを毎回受けていると、どちらのメッセージを信じたらいいのかわからず混乱していまいます。

 

脳が処理しきれなくなり、考えることができなくなってしまうんです。

 

結果的に自分の自由で動くことができなくなり、過剰に夫の要求を読み解こうとします。

そして自己肯定感の低い人だと、 「ちゃんとできない自分が悪い」と夫の要求を理解できない自分が悪いと罪悪感を抱き、自分を責めてしまうんです。

 

そうなると簡単にモラハラ夫に支配されてしまいますし、ダブルバインドを受け続けると精神疾患を患う場合もあるんです。

モラハラ夫とダブルバインド

自分の意思がなく芯の部分がないモラハラ夫は、その場その場で自分の都合のいいような話をします。

 

とにかく妻を責めたい。

という根っこだけはあるので、妻が何をしても文句をいう。

 

どう行動しても、何をいっても、その場で文句を言いたいだけなので、以前自分がなにを言っていたかなんて関係ないんです。

 

つまり モラハラ夫の土台となるコミュニケーションこそが、ダブルバインドだといえますね。

 

モラハラ夫とは話合いができない!それは言動に一貫性がないから
モラハラ夫とは話合いができない!それは言動に一貫性がないから
モラハラ夫の言動には一貫性がなく言ってることが180度変わるので、話し合いは無意味です。

 

 

モラハラ夫からのダブルバインド対処法

それではモラハラ夫から、ダブルバインドを受けたときの対処法をご紹介します。

モラハラ夫の言動を意識する

まずは モラハラ夫の言動を意識して、メッセージに含まれた矛盾に早く気がつくことが大事です。

 

ダブルバインドを受けると、なかなかメッセージの中に矛盾があることに気がつきにくいんですね。

 

普段の日常会話の中でダブルバインドが使われるので、コミュニケーションのひとつととらえて、実はそのことでストレスを感じていたとなかなか気がつけません。

 

そこで、夫の言動を意識して、矛盾点に早く気づき、自分が陥っている状況を把握することが大事です。

ダブルバインドを受けていることを自覚する

どんなことでも「自覚する」ことは非常に大事です。

 

モラハラ夫の言動を意識したことで、夫のメッセージに矛盾を感じることができたら、「自分はダブルバインドを受けていた」と自覚しやすくなります。

 

モラハラの被害者であることも、そのとき同時に自覚できるのではないでしょうか。

 

モラハラ夫はダブルバインドであなたを追い詰め、さらに罪悪感を刺激してきます。

 

ここで「私が悪いんだ」となってはダメ。

 

「ダブルバインドを受けている」
「モラハラを受けている」

 

と自覚することで、 モラハラ夫の考えはモラハラ夫のもの、私の考えとは違うと、夫と自分を分けて考えることが大事です。

 

理解してほしい。
夫にわかってもらいたい。

と思うと、ますますモラハラがエスカレートします。

 

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ダブルバインドの関係を断つ

ダブルバインドをコミュニケーションの土台にしているモラハラ夫とは、健全なコミュニケーションは難しいです。

 

そもそもあなたにモラハラをしている時点で、夫は健全な関係を望んでいません。

 

あなたを支配しコントロールしたいだけなんです。

 

そんな夫とは一刻も早く離れ、モラハラの関係やダブルバインドの関係を完全に絶つことをおすすめします。

 

これまで自分の夫の言動に違和感を抱きながらも、よくわからずにモヤモヤしていた人も多いかもしれませんね。

 

実はモラハラの手法の中に、このダブルバインドが日常生活から使われています。

 

あからさまに機嫌が悪いときよりも、日常で使われることも多いので、なかなか気がつかない人も多いかもしれません。

モラハラの手口を少しづつ理解していって、どのように対処するべきかよく考えてみてください。

 

すぐには家を出られないとしても、できるだけ早くモラハラ夫から離れることをおすすめします。

まとめ

モラハラ夫がよく使うコントロールの手法として、ダブルバインドがあります。

 

これはモラハラ夫だけではなく、案外誰でも一度や二度くらいはダブルバインドをやってしまったことがあるかもしれません。

 

ダブルバインドは正しくというか、プラスに使えば非常にいい効果もあるんです。

 

ダブルバインドを知ることで、モラハラ夫からのダブルバインドから心を守りつつ、自分自身も知らず知らずにダブルバインドを使っていないか。

ちょっと意識して発言するようにしてくださいね。

 

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