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ひどいモラハラ攻撃に警察は動いてくれる?こんなときはすぐ相談を!

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夫からのモラハラがひどくて、精神的に限界…。

でも、暴力はないし「警察に相談するのは大げさかも」と、ためらっていませんか?

確かに「警察=事件=暴力」といったイメージを持つ方は多く、「モラハラ=警察」と結びつかないかもしれません。

ですが、実際には暴力が起きる前の段階でも、警察に相談できるケースはあります。

特に、離婚や別居を考えているときや、夫の言動に不安を感じている場合は、早めの行動がとても重要です。

この記事では、

  • どんな状況で警察に相談すべきか
  • 通報や相談によって得られるサポート
  • 実際に相談する際の窓口や連絡先
  • 後々の接近禁止命令などに活かせる記録の残し方

など、実用的な内容を丁寧にお伝えしていきます。

「これって警察に相談してもいいのかな…」と迷っている方こそ、この記事を最後まで読んでみてください。

あなたの身を守るための“選択肢”が、きっと見つかります。

目次

こんなときは警察に相談してみよう

「警察に相談するなんて大げさ…」と思っている方もいるかもしれませんが、心身の安全を守ることが最優先です。

特に、以下のようなケースでは、早めに警察に相談することが重要です。

脅し文句や「自殺する」と言われたら、すぐ相談を

夫が怒りに任せて、

「お前が出ていったら殺す」

「死んでやるからな」

などと脅してきた経験はありませんか?

このような発言は、たとえ本気でなかったとしても、重大な精神的脅迫にあたります。

モラハラ夫に共通して見られるのが、妻への異常な執着です。

「妻を手放したくない」「支配下に置きたい」という気持ちが強いため、離婚や別居の兆しを感じたとき、手段を選ばず引き止めようとします。

その中には、「土下座で謝る」「涙ながらに反省を装う」などの演技的な行動も含まれますが、中でも特に危険なのが「殺す」「死ぬ」といった脅しです。

こうした言動を受けたときは、すぐに最寄りの交番、または警察の生活安全課へ相談しましょう。

事件になってからでは遅いのです。

「暴力はないけど怖い」――それだけで通報する理由になります

モラハラ被害を受けている方の多くが、「殴られたわけじゃないし」「手を出されたわけじゃない」と自分の恐怖心を軽視してしまいがちです。

ですが、実際にはこんな状況も立派な「通報レベル」です。

  • 大声で怒鳴り続けてくる
  • モノを投げたり壊したりする
  • 財布やスマホを取り上げて外部と連絡を遮断される
  • 外出を禁じられる(軟禁状態)

このような状況は、たとえ物理的暴力がなくても、精神的DV自由の制限に該当します。

あなたやお子さんが「怖い」と感じたとき、それだけで十分な理由になります。

遠慮せず110番してください。

また、警察が介入することで、暴走しそうだった夫の行動を一時的に止めることができたり、話し合いの仲介役になってくれるケースもあります。

実際、警察の対応によってその場は落ち着く場合が多いです。

特にモラハラ夫は「外面が良い」「社会的評価を気にする」タイプが多いため、警察=権力の象徴が介入することで態度が急変することも少なくありません。

通報履歴は「接近禁止命令」にも役立つ

今はまだ離婚を考えていなくても、将来的に夫から逃げたい、関わりたくないと思ったとき、夫からのストーカーを防ぐために接近禁止命令(保護命令)を申し立てる可能性があるかもしれません。

このとき、過去に警察への通報や相談の履歴があると、その命令が下されるための「信頼できる証拠」として機能します。

具体的には
  • いつ、どこで、どんな相談をしたか
  • 夫のどんな言動に対して通報・相談したのか

といった詳細な記録を残しておくことが大切です。

警察への相談後は、日付や内容を自分でも手帳やスマホにメモしておくと、後の法的手続きに活かせます。

また、家庭裁判所に提出する「自己情報開示請求書」などで相談歴を証明する際にも有効です。

警察に相談するほどでは…と感じたときは?

「通報するほどのことではないかも…」
「まだ我慢できるから…」

そう思ってしまう方も多いかもしれません。

ですが、今のうちに“小さなSOS”を出すことが、心の安全を守る第一歩になります。

「緊急性はないけれど、不安を感じている」
「警察に相談するのは気が引けるけど、誰かに聞いてほしい」

そんなときは、以下の方法を活用してみてください。

警察相談専用電話「#9110」を活用しよう

「110番は緊急通報。夫のモラハラで使っていいのか不安…」という方には、警察相談専用ダイヤル「#9110」がおすすめです。

「#9110」ってなに?
  • 全国共通の警察相談窓口番号です。
  • 最寄りの都道府県警察の相談窓口につながります。
  • 緊急性のない困りごとや不安なことを、警察の担当者に直接相談できます。

ダイヤル:「#9110」
⏰ 受付時間:平日8:30〜17:15(※地域により異なる場合あり)

「モラハラって警察が対応してくれるの?」と不安な方でも、ここなら気軽に相談できる環境整っています。

警察以外にも、相談できる窓口はある

もし「やっぱり警察はハードルが高い」と感じる場合は、他の専門機関にも相談できます。
例えば:

窓口内容連絡先(例)
配偶者暴力相談支援センター(DVセンター)モラハラ・DV被害に特化した公的機関。各自治体の公式サイトで確認
女性相談窓口女性の心身の悩み・家庭問題に対応。市区町村役所・保健所などに設置
法テラス法律相談・弁護士紹介など。費用負担の相談も可。0570-078374(ナビダイヤル)
NPO法人や支援団体民間によるモラハラ・DV被害者支援。「モラハラ 支援団体」で検索

これらの窓口は、モラハラや家庭内トラブルに精通しており、安心して悩みを打ち明けられる場所です。

相談することは「弱さ」ではなく、「自分を守る力」

あなたが誰かに相談することで、「おかしいのは自分じゃなかった」と気づけたり、次に取るべき行動が明確になったりします。

また、相談して記録を残すことで、将来的な法的手続きや子どもの保護にもつながります。

モラハラは、エスカレートすると暴力やストーカー行為に発展することもあります。

「まだ大丈夫」と思っているその時点こそ、早めに相談しておくべきタイミングです。

小さなモラハラでも軽視しないで

「うちのは、殴るわけじゃないし…」
「怒鳴られるのはたまにだし、私がちゃんとすれば…」

そんなふうに、自分の受けているモラハラを“たいしたことではない”と我慢していませんか?

でも、モラハラは日常の中で少しずつ心を削り取っていく暴力です。

暴力が目に見えない分、気づかないうちに深く傷つき、限界を超えてしまうことがあります。

日々の積み重ねが心の限界を超える前に

モラハラとは、「精神的な暴力」です。

身体的暴力のように目立つアザやケガがあるわけではないため、外からは気づかれにくく、自分でも「まだ大丈夫」と思いがちです。

でも、繰り返される否定的な言葉や無視、責め立て、侮辱的な態度…。

それらが毎日、何年も続いたとき、心は確実にすり減っていきます。

  • 自分に自信が持てなくなった
  • 何をしても怒られる気がする
  • 他人と話すのが怖い
  • 外に出るのが億劫になった
  • 自分の気持ちがわからなくなってきた

もしこうした変化に心当たりがあるなら、それはもう立派な「危険サイン」です。

限界を超えてしまう前に、「おかしい」と思える感覚を大切にして、相談機関や支援団体に声をあげてください。

「まだ大丈夫」が一番危ない

ニュースで「夫の暴力に耐えかねて…」という事件が取り上げられるたび、被害者は必ずと言っていいほど「長年、我慢していた」と語られます。

誰もが最初から大事件になると思っていたわけではありません。

「まだ耐えられる」「私さえ我慢すれば」と思いながら、気がつけば抜け出せないところまで追い詰められてしまった――

それが、モラハラの本当の怖さです。

我慢を続けてしまう理由には、こんな心理が潜んでいます

  • 「モラハラって大げさに言いすぎかも」
  • 「自分のわがままかもしれない」
  • 「子どものために我慢した方がいい」
  • 「誰にも信じてもらえない気がする」

でも、あなたの感じた“つらさ”や“恐怖”は本物です。

感情を押し込めて見ないふりをしても、心は確実に蝕まれていきます。

だからこそ、「今、相談する」ことが最も大切な行動なのです。

まとめ|“何かおかしい”と思ったら、まずは相談を

モラハラと警察。
この2つが結びつかない方も多いかもしれません。

でも、あなたが「怖い」「おかしい」と感じたその感覚は、何よりも大切な“危険信号”です。

もちろん、警察に相談したからといって、すぐに夫が逮捕されたり、何か劇的な変化があるわけではありません。

けれど、警察が話を聞いてくれたり、夫に指導や注意をしてくれることで、状況が一時的にでも落ち着くことがあります。

また、通報や相談履歴が残ることで、将来的な「接近禁止命令」や法的手続きの重要な証拠にもなります。

警察以外にも、配偶者暴力相談支援センターや法テラス、女性相談窓口など、心強い支援機関は数多くあります。

そして、「#9110」のような専用相談ダイヤルも用意されています。

もう限界…と感じてからでは遅いこともあります。
あなたの「今の不安」を、誰かに話していいんです。

「たいしたことないから」「我慢できるから」と、あなた自身の感情や痛みを押し殺さないでください。

目に見えない暴力=モラハラは、時間をかけて心を壊していきます。

大切なのは、「何かがおかしい」と感じた瞬間に、声をあげること。

それが、あなた自身と大切な人の未来を守る一歩なります。

どうかひとりで抱え込まず、「あなたの味方になってくれる場所」を見つけてくださいね。

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