モラハラ夫にお困りの方はコチラから

モラハラ夫の被害妄想がすごい!私が“悪者”にされた3つの実話

当ページのリンクには広告が含まれています。

モラハラ夫の被害妄想ってすごくないですか?

「どうしていつも私だけが悪者になるの…?」
「私はただ普通のことを言っているだけなのに…」

そんな理不尽な日常に、心が疲れていませんか?

怒鳴られ、責められ、無視されて、気づけば最後にはいつも“私のせい”にされる。

私が、モラハラ夫と一緒に暮らしていた頃もそうでした。

この記事では、私自身の体験をもとに、モラハラ夫が「被害妄想」を通じて加害者である自分を正当化し、いかに相手(あなた)を支配していくのかを掘り下げます。

あなたの「おかしいよね?」という直感は、間違っていません。

目次

モラハラ夫の“被害者ポジション”は作られた体験談

モラハラ夫は、常に“正義の側”に立ちたい人です。
だからこそ、あなたを「悪者」にし、自分が「被害者」であるという物語を作り続けます。

モラハラ夫の特徴のひとつは、どんな状況でも“自分が被害者”であるように話をすり替えること。

こちらが丁寧に伝えても、正当な理由があっても、なぜか

「お前にひどいことをされた」

「俺が傷つけられた」

と、解釈されてしまう。

そのたびに私は、「なんでこんなに話が通じないの…?」と戸惑い、やがて「もしかして私が悪いのかも」と思うようになっていました。

ここでは、私が実際に経験した“被害者ポジションを演じる夫”との体験談を3つご紹介します。

モラハラ夫が被害者ヅラするワケはこちら!

「お前は俺の親に子どもを会わせたくないんか!」という被害者ポジション

ある年のお盆、私たちは夫の実家へ帰省する予定を立てていました。

けれど直前になって、2歳の子どもが高熱を出してしまったんです。

片道2時間の長距離移動、そして夏の暑さ。

私は迷わず「今年の帰省は見送ろう」と判断しました。

「今回は、帰省を見送ったほうがいいと思う」

「熱が下がったら、あらためて顔を見せに行けばいいから」

子どもの体調が第一だし、実家へも状況を説明すれば理解してもらえるはずだと。

でも、夫の反応はこうでした。

「お前は俺の親に子どもを会わせたくないんか?」

「なんでお前の実家は行くのに、俺の親のとこは拒否するんや!」

私は、一瞬意味がわかりませんでした。

実際、私の実家への帰省も同じ理由で中止していたのに、彼の中ではすでに

「自分の親を拒否された」

「自分がないがしろにされた」

という“被害者ストーリー”を勝手に作り上げていたんです。

私はただ、子どもの体調を考えて、家で静かに過ごしたかっただけ。

でもそれは「悪意のある行動」に書き換えられてしまい、気がつけば、私が“ひどい嫁”というポジションにされていました。

この出来事で私は強く思いました。

「ああ、彼にとって大事なのは“事実”じゃないんだ。自分が傷ついたと思える物語のほうが、大切なんだ」

そして何より、その物語の中では、私はいつも“悪者”にされてしまうのです。

「助けて」と言っただけで“追い詰めるイヤな妻”にされる

似たようなことは、日常の中でも繰り返されました。

当時、私は2歳と0歳の子どもを抱えて、ほぼワンオペで育児をしていました。

夫はというと、週2は出張、週3は飲み会。

帰宅は深夜。ほとんど育児には関わりません。

限界を感じた私は、ある日思い切って伝えました。

「少しでいいから、飲み会の回数を減らしてくれると助かるんだけど…」

でも返ってきたのは、私を気遣う言葉ではありませんでした。

「お前のせいで俺は息抜きもできないのか」

「俺ばっかり我慢してるんだぞ」

「はぁ(ため息)そんなこと言われたら家に帰りたくなくなるわ」

私は「助けてほしい」と伝えただけなのに、その言葉は、「俺を否定する攻撃」として受け取られてしまったのです。

私がどんなにやさしい言葉を選んでも、どれだけ我慢して伝えても、最終的には「俺が被害者」というストーリーに組み込まれてしまうのです。

「あの人にとって、私は“攻撃してくる敵”にしか見えていないのかもしれない」そう思うと、何も言えなくなってしまいました。

と、まるで私がひどいことを言ったかのように、激しく責められました。

彼にとっては、“責められた”という事実を作ることが最優先
私がどれだけ丁寧に、やさしく伝えたとしても、それは関係ありませんでした。

台風の日まで飲みに行く夫に呆れた夜のこと

今でもはっきり覚えています。

その日は台風が近づいていて、警報が出ていました。

外は強風で、窓がガタガタと鳴って、2歳と0歳の子どもたちもそわそわして落ち着かない。

こんな日は、家族で家にいるのが当然だと思っていました。

でも、夫は平然と

「今日は会社の飲み会やって前から言ってたやろ」
「早く帰るなんて無理やわ」

私は思わず、

「台風来てるし、さすがになくなるんじゃないの

と声をかけました。

すると彼は、すごく真面目な顔でこう返してきました。

「30人くらいで予約してる飲み会やぞ?店はもう食材とか全部準備してるんや。

ドタキャンしたら、全部無駄になるやろ。

お前はそんな迷惑かけて平気なんか?非常識なこと言うなよ」

…そのとき、私は言葉を失いました。

台風で警報が出ていて、子どもも小さくて不安そうで、「家族のことを心配してほしい」と伝えたつもりだったのに、なぜか私のほうが“非常識で思いやりのない人”にされていたのです。

よく考えたら、こんな日に飲み会を開催する会社のほうがよっぽど非常識だし、店員さんだって、本当は早く帰りたかったはず。

それに、30人のうちの1人が欠けたところで、本当にそこまで迷惑になるのか?

一緒にいてほしいと思った私の気持ちは、ただ「飲みに行きたい人の邪魔をした非常識な妻」として片づけられてしまいました。

「結局、自分が飲みたいだけやん…」そう思ったとき、怒りよりも先に、ふっと肩の力が抜けていくような、なんとも言えない虚しさと呆れが込み上げてきたのを覚えています。

「私が悪いのかも」と思い始めた時が一番危険

私は長い間、こんなふうに考えていました。

  • 「言い方が悪かったのかな」
  • 「もっと優しく伝えればよかったのかも」
  • 「彼も疲れてるのかもしれないし…」

でも、それこそがモラハラの罠でした。

何度も繰り返される“被害者ヅラ”と責任転嫁に、私は少しずつ自信を失い、「私はダメな妻かもしれない」と思い込むようになったんです。

そしてある日、心がぷつんと音を立てて切れたような感覚がしました。

話し合いが通じないのは、あなたのせいじゃない

「私は敵じゃないよ」
「ちゃんと向き合いたいだけなんだよ」

そんなふうに伝えたことが何度もあります。

でも、彼の返事はいつも決まっていました。

「やっぱりお前は怖い女だな」
「俺のことを追い詰めたいんだろ」

私はただ“話がしたかった”だけなのに、それすらも“攻撃”にされる。

そう気づいたとき、私は心の中で大きくため息をつきました。

ああ、もうこの人には、言葉が通じないんだな。

私が学んだ、心を守るための3つのこと

① 「わかってもらいたい」気持ちを、いったん手放す

これが一番辛かったけど、一番楽になれた方法です。

相手に理解されたい、通じ合いたいと願えば願うほど、苦しくなる。

だから私は、「この人に何かを期待するのをやめよう」と決めました。

その瞬間から、心がほんの少し軽くなったのを今でも覚えています。

② 反応しない=自分を守る技術

怒られても、責められても、泣き叫ばれても。

「そう思うんだね」とだけ返して、心は動かさないようにしました。

最初は無理でした。でも繰り返すうちに、少しずつできるようになってきて、
不思議と彼の怒りも長く続かなくなった気がします。

反応しないって、冷たいことじゃなくて、自分の命を守る方法なんです。

③ 小さな「証」を残しておく

モラハラ夫は、外では“理想の被害者”を演じるのが得意です。

だから私は、LINEのスクショ、日記、録音…
できる範囲で小さな記録を残していきました。

これが、いざというときの自分の“味方”になってくれるから。

自分の感じたこと、体験したことを「証」として残すことは、
自分の心を信じる“勇気の蓄え”にもなりました。

まとめ:あなたは、悪くない。何も悪くない。

モラハラ夫の被害妄想は、あなたを加害者に見せかけるための“物語”です。
でも、それは彼の中だけで成立している、勝手なストーリーに過ぎません。

あなたがそれに付き合いすぎて、心まで責められる必要はない。

本当のあなたは、今もちゃんと、誰かを思いやれる優しい人で、ちゃんと傷ついて、苦しんで、それでも前に進もうとしている人です。

あなたが、あなたらしく生きられる日がきっと来ます。

その日を、少しずつでいいから、信じてあげてくださいね。

モラハラ夫は、自分が“優れた人間”だと信じています。

そんな自分が他人を攻撃するには、どうしても“理由”が必要です。

だからこそ、「あなたがひどい妻だから」「お前のせいで苦しんでいる」というストーリーを作り上げて、自分は被害者というポジションでないと都合が悪いんです。

自分が加害者である自覚がない

モラハラ夫は、あなたを怒鳴ったり無視したり、嫌がらせをしていても、自分が「悪いことをしている」とはまったく思っていません。

むしろ、

  • 「妻が俺を傷つけた」
  • 「だから仕方なく反撃したんだ」
  • 「これは正当防衛だ」

という“被害者ポジション”に本気で立っています。

被害者ヅラをしているのではなく、「本気で自分が被害者」だと思っているんです。

彼の中では「恐ろしい女に追い詰められた自分」という物語が成立しており、それを周囲にも吹聴するので非常に厄介です。

加害行為を「正当化」するため

モラハラ夫は、自分を正義の側に立たせるために、あなたを悪者に仕立てる必要があります

  • 「子どもが熱を出してるから(夫の実家に)帰省はやめたい」と言えば…
     →「俺の両親に子どもを会わせないつもりか!」
  • 「少し飲みに行くのを減らしてほしい」と言えば…
     →「俺が飲みに行くのは、お前のせいでストレスが溜まるからだ!」
  • 「生活費が足りない」と言えば…
     →「お前が無駄遣いするからだろ!」

どんな内容でも“攻撃された”ことにし、自己防衛の名目であなたを責める。

これが、モラハラ夫の被害妄想の構造です。

冷静に聞けば理不尽そのものなのに、毎日の積み重ねの中で、あなたは少しずつ「私が悪いのかも…」と思い込んでしまいます。

それこそが、モラハラの支配の始まりです。

良心がないから人を平気で傷つけられる

普通の人は、人を傷つけたら心が痛みます。
たとえイライラしていても、殴ったり怒鳴ったりすることにはブレーキがかかります。

でも、モラハラ夫にはそのブレーキがありません。

  • あなたを「叩いてもいい存在」
  • 攻撃しても「自分は正当化される」

と考えているからこそ、良心の痛みなく人を傷つけることができるのです。

彼にとっては、あなたは「ストレスのはけ口」であり、「自分を守るために叩いていい相手」なのです。

その感覚には、罪悪感は一切ありません。

外でも“被害者”を演じ続けるモラハラ夫

もしあなたが離婚や別居を考えたとき、驚くかもしれません。

モラハラ夫は、公的な場でも平気でこう言うのです。

「妻から暴言を受けていた」
「精神的に追い詰められて、夜も眠れなかった」

本当はあなたが被害者であっても、彼は堂々と“加害者は妻”という物語を語ります。

そんなとき、あなたの言葉だけでは真実を証明するのが難しくなることもあります。

だからこそ、日頃から記録を残すことがとても大切です。

たとえば、LINEの履歴や会話の録音、小さな出来事を日記に残すこと。

その一つひとつが、あなたを守る盾になります。

話し合いが通じないのは、あなたのせいじゃない

「そんなつもりじゃなかったの」
「私はただ話し合いたいだけなんだよ」

あなたがそう伝えても、モラハラ夫には届きません。

彼にとっては、それすらも「責められた」「追い詰められた」と感じる材料になります。

すると、

「やっぱりお前は怖い女だ」

「俺を貶めようとしてる」

と、逆ギレされて、ますますあなたが悪者にされてしまうのです。

だからこそ、「わかってもらいたい」と思う気持ちを、一度手放してみてください。

さみしいかもしれませんが、そのほうが、心がずっと楽になります。

あなたにできる最善の対応は「反応しない」こと

モラハラ夫にとって、あなたが怒ったり泣いたりすることは「支配できているサイン」です。

だから反応すればするほど、彼はエスカレートします。

本当にあなたを守るために大切なのは、相手の言葉に対して、心を動かされすぎないこと。

「そう思うんだね」と一言だけ返して、あとは淡々と距離を取る。

それだけでも、彼の“支配の快感”を削ぐことができます。

まとめ|あなたが悪いなんて、絶対にない

あなたが感じている苦しさ、それはあなたのせいではありません。

被害妄想を盾にした支配に巻き込まれているだけ。

「私はもっと強くならなきゃ」と思わなくても大丈夫。
あなたは今のままで、もう十分頑張っています。

罪悪感を手放して、少しずつでも自分を守る準備を始めていきましょう。

あなたには、あなたらしく生きる権利があります。

次におすすめしたいこと
  • 自分を責める言葉が出てきたら、「それは彼が言わせようとしているだけ」と気づくこと
  • 無理にすぐ離れなくてもいい。まずは心の中で「私の人生は私のもの」と決めること
  • あなたの味方になる情報や人を、少しずつ集めていくこと
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次