今回は、「モラハラ夫と離婚するぞ!」と決めて、準備から離婚後の生活まで、やっておいたらいいよっていうことを、これまでの記事も交えてまとめてみました。
題して「モラハラ夫と離婚の手順完全版」をご紹介します!
離婚の流れにそって、くわしい記事があるものはリンクを貼っているので、そちらからご覧ください!
モラハラ夫と絶対に離婚する!と決めたら、この記事を参考にしてみてくださいね!
モラハラ夫と離婚すると決めたら!
モラハラ夫と離婚を決めたからといって、すぐに夫に「離婚してほしい」と伝えてはいけません。
まずは覚悟が必要!
おそらくこれから、長く苦しい戦いが始まります。
普通の夫婦でも離婚は大変なのに、モラハラ夫となるとなおさらです。
調停、裁判まで行くことも念頭に置いて、絶対に離婚するぞ!という強い覚悟が必要です。
その前に少し冷静になって、本当に離婚した方がいいのか、離婚したら生活はどうなるのか、離婚のメリットデメリットをしっかり確認したうえで決めましょう。
離婚したはいいけど想像以上に生活が苦しい、精神的にもツライ!こんなに辛いなら、夫のモラハラに耐えながら専業主婦してた方がよかった!なんてことになっては、それこそなんのために離婚したのかわかりません。
離婚はあなた自身と子どもが、幸せになるためにするものです。
感情的になって別れると、後悔しないとも限らないので、今の生活と離婚後の生活をしっかり冷静に考えて決めてください。
証拠集め
離婚がよぎったら、まずやることは証拠集めです。
できれば証拠集めは、離婚を決意する前に準備していてもらいたいですが、今からでも遅くありません。
モラハラの証拠があれば、万が一裁判になったとしても離婚が認められやすいですし、慰謝料を請求できるので、必ず同居中になるべく多くの証拠を集めるようにしましょう。
一番大事な収入源の確保
モラハラ夫と離婚するために欠かせないのは、収入源の確保です。
離婚したら、自分ひとりの収入で生活し、子どもを養っていかなくてはいけません。
離婚の覚悟が決まったら、すぐにでも収入源を確保するために、同居中からスキルアップしたり就職に有利な資格取得したり、パートからでも働きはじめて収入を得るようにしましょう。
また 離婚にはお金がかかります。
例えば、弁護士に依頼するなら弁護士料がかかってきますし、離婚後すぐに賃貸住宅に引っ越すなら引っ越し費用や、賃貸の初期費用がかかります。
そのためにも、モラハラ夫に離婚を告げる前からある程度資金を貯めていきましょう!
今から始める仕事・資格はコレ!
離婚後ひとりで生活するためにも、生活力をつけるのは大事です。
就職活動やスキルアップなどは、できればモラハラ夫と同居中にやっておくと、離婚後すぐに仕事ができるのでおすすめです。
またスキルアップしたり、仕事をはじめると自分の自信にもつながります。
今すぐ稼ぎたいならコチラ!面接なしで今日から働ける!
今すぐに稼ぎたい!
空いた時間を有効に使いたい!
でも今はがっつり働けない・・・
という人には、プチジョブがおすすめです。
1日2時間からOKでバイト代は即日支給!
面接なしでその日1日だけでもOKなので、「今日突然時間ができた!」「子どものお迎えまでの時間少しだけ働きたい」という人でも、気軽仕事ができます。
とりあえず登録だけ先にしておいて、ちょこちょこと空いた時間を有効に使って仕事をして、離婚資金を貯めていってもいいですね!
子どもがいる人は、子どもの預け先の確保もお忘れなく!
在宅ワークについてはコチラ
働きたいけど、子どもの預け先が見つからなくて働けない!
でも少しでもいいから収入がほしい!という人には在宅ワークもあります。
いくつも仕事を掛け持ちしているシングルマザーもたくさんいますが、パートや正社員、派遣社員などで働きながら、 副業で在宅ワークすれば、いくつも掛け持ちしなくても安定した収入を得ることが可能です。
在宅ワーク1本で生活することもできますが、初心者がそこまでいくには(私の経験上ですが)かなり時間がかかると思います。
在宅で稼ぐなら、モラハラ夫と同居中からはじめるのがおすすめ!
モラハラ夫と同居中から実績経験を積み、スキルアップ・収入アップして、しっかりと稼ぐ力をつけてから家を出るのがおススメですよ。
私もモラハラ夫と同居中、子どもを預ける保育所もなく、昼間は家事育児に追われ、子どもがお昼寝の間や夜寝てから、必死にクラウドソーシングで仕事をこなしていました。
初心者なら、ライティング・データ入力・アンケートなど簡単な仕事も豊富です。
まずは、簡単な仕事から数をこなしていき、実績を積んで、徐々に高単価案件にチャレンジするやり方がおススメです。
私は全くの初心者でしたが1年半続けて、今ブログ運営とクラウドソーシングでそれなりに稼げるようになってきました。
<追記>
その後、ブログ+mamaworks.jpで、安定した収入を得られるようになりました。
高単価案件の仕事ができるようになれば、3~5万程度ならすぐに稼げるようになります。
完全在宅でなくても、パートしながら夜だけ在宅ワークで、プラス5万円程度在宅で稼げたら、かなり生活は楽になると思いませんか?
在宅ワークは子どもが学校から帰ってきても家で迎えてあげられたり、子どもが急な病気で学校や保育園を休むことになっても仕事に差し支えず、子どものそばで仕事ができるメリットがあるので、母子家庭にはおススメですよ!
また、クラウドソーシングは、システム開発・ハードウェア設計開発・ホームページ制作・WEBデザイン・翻訳など特殊な技術があればすぐに高収入につながりやすいです。
オススメのクラウドソーシングはコチラ!
クラウドワークス
<追記>在宅の収入がある程度安定したので、2019年6月に実家を出て現在子どもと3人で自立しています。
現在、完全在宅ワーク4年目!
完全在宅でも生活できますよ!
離婚後の住居の確保
離婚後自分たちが出ていくのか、夫が出て行って、妻と子どもがこれまで住んでいた家に残るのかで変わりますが、 もし出て行くのなら、離婚後の転居先はしっかり考えておくべきでしょう。
しばらく実家に戻れるならそれが一番だと思いますし、もし子どもを転校させたくないとお考えなら、このまま今の住宅に残るか、近くで住居を確保するかを決めましょう。
今から転居先を決めて契約をするのではなく、自分が住みたい地域にどんな物件があるのか、家賃や環境など把握しておくといいですよ。
アパートを借りるのは、仕事も決まってある程度落ち着いてからがいいでしょう。
(どちらにしても安定した収入がないと、賃貸はなかなか借りれないのが実情です。)
実家もなく、アパートも借りれるほどのお金もない・・・けど、切羽詰まっているという人は、母子支援施設(母子寮)などの入所も検討してみてください。
入所に関しての相談は、福祉事務所や市町村役場に問いあわせしてみてくださいね!
離婚後の住まいに関する、詳しい記事はこちらを参考にしてください。
モラハラ夫に離婚を伝える
ある程度準備が整えば、いよいよモラハラ夫に離婚を伝えます。
この時気をつけたいのが、モラハラ夫が「もう離婚だ!」「出て行け!」と、ヒートアップしているときに離婚の話しを進めるのはダメです。
絶対に。
戦闘態勢マックス状態のモラハラ夫に、ケンカを売るようなものです。
離婚を伝えるときは、夫が冷静で機嫌がいいときを見計らって伝えましょう。
身の危険を感じたらすぐさま別居を!
離婚したいと告げたことで、夫のモラハラがヒートアップしたり激化することはよくあることです。
最初は、
「悪かった」
「心を入れ替える」
「反省してる」
などといってきても、妻が本気だと分かった途端にモラハラが激化することもあります。
家に閉じ込められたり、カードや通帳などを取られて経済的な自由を奪われたり、暴力を振るわれそうになったら、すぐに子どもを連れて家を出ましょう!
私も別居を伝えた後、夫からのモラハラが激化し、クレジットカードと通帳一式を取り上げられました。
実家に戻れるなら実家がいいですが、難しいならDVシェルターに入るなど一時的に避難するのもいいです。
もしお金に余裕があってすでに仕事もしているなら、この時点で家を借りてもいいかもしれませんね。
ただモラハラ夫が、今後ストーカーになる恐れがあるなら、転居先は慎重に選ぶべきです。
必ず夫に住所が知られないように、手続きをしましょう。
別居中でも、夫から生活費をもらうことができます。
モラハラ夫は、断固支払わないと言ってくると思いますが、 調停を起こせば必ず支払い命令は出ます。
万が一調停に出てこなければ自動的に裁判になり、裁判所から支払い命令が出れば、どんなにモラハラ夫が嫌がったとしても強制執行することもできますので、必ず婚姻費用は請求しましょう。
離婚前に把握しておきたい!お金のこと
離婚の前に、離婚後生活費はどれくらいの費用がかかるのか、離婚でどれくらいのお金がもらえる可能性があるのか、どれくらいの収入が見込めるのかなど、お金のことはしっかりと把握しておく必要があります。
とくに家にあるお金に関しては、離婚をちらつかせた途端、夫が財産を隠してしまうケースもありますので、 離婚を伝える前に財産はきちんと把握して、証拠を残しておきましょう。
保険関係
生命保険や学資保険は財産分与の対象になりますので、生命保険や学資保険についてのくわしい記事を参考に手続きをしてください。
離婚後にもらえる可能性のあるお金
財産分与・養育費・慰謝料・年金分割などが、離婚後にもらえる可能性のあるお金になります。
財産分与・養育費・慰謝料に関しては、くわしい記事を参考にして、どれくらいもらえるのか計算しておいてください。
年金分割については、もっと先にもらえる予定のお金ですが、離婚時に請求できます。
年金分割とは、夫婦それぞれ支払った厚生年金保険料をを分割する制度です。
専業主婦で夫が保険料を支払っていたとしても妻が支払ったものとして保険料の一部(最大半分)が将来の年金額として計算されます。
緊急の資金はコレを売ろう!
離婚後まとまったお金が必要になったり、少しでも貯金がほしいとき、離婚して必要なくなったアレを売っちゃいましょう!
そう
結婚指輪と婚約指輪です。
婚約指輪はないという人もいるかもしれませんが、結婚指輪ならほとんどの人が持っているでしょう。
大したお金にはならないかもしれませんが、いつまでもモラハラ夫からもらったものを家に置いておくのもなんか後味悪いですし、捨ててしまうのももったいないので、どうせならお金に変えてしまいましょう!
モラハラ夫と早急に離婚するなら調停離婚
離婚には協議離婚、調停離婚、裁判離婚の3つの種類があります。
協議は夫婦間で話し合い、離婚条件に関して取り決めて合意して離婚届を出します。
しかしモラハラ夫のようにまともに話し合いにならない場合は、ただの罵り合いになるたけです。
早く離婚したいと思うなら、最初から離婚調停をした方がいいでしょう。
もし裁判までいくようなら、最初から弁護士がついてくれているほうが安心です。
少しでも弁護士費用を抑えたいなら、法テラスを利用すれば、弁護士費用を各段に安く抑えられますよ!
弁護士に関する記事もいくつか参考にしてみてください。
弁護士選びは重要です。
自分に合った弁護士・モラハラ離婚に強い弁護士を選ばなければ、離婚で損しかねません。
また法テラスと提携している弁護士を探したいけど、1軒1軒問いあわせしたり調べるのは大変です。
自分の希望に合った弁護士を探すのは、時間もかかるしとても難しいですよね。
そこで無料で自分の希望に沿った弁護士を紹介してくれる日本法規情報という相談窓口があります。
私もこちらを利用して弁護士を紹介してもらいましたが、弁護士探しに時間を取られることなくめちゃめちゃ楽でしたよ!
私が日本法規情報を利用して弁護士を決めた経緯など、くわしい記事はコチラを参考にしてくださいね!
また、調停でも離婚の合意を得られなかった場合は、離婚裁判へ進みます。
モラハラ夫との離婚はもめる可能性大なので、裁判まで行く覚悟をしていた方がいいでしょう!
弁護士は高いし、離婚カウンセラーにお願いしたいということでしたら、私の方でお力になれますので、メッセージフォームからご連絡くださいね!
ついに離婚成立!これからやるべきことは?
ついにモラハラ夫との離婚が成立したら、 子どものいる方はそのままだと、子どもと苗字や戸籍が別々になってしまいます。
きちんとした手続きが必要です。
離婚後の苗字を変更するか、そのまま夫の苗字を名乗るかは人によってさまざまですが、どちらにしても手続きは必要なので、下記の記事を参考にして手続きをしてくださいね!
また、離婚後、母子家庭が受けられる支援や減免などがあります。
自治体に問いあわせて、きちんと手続きをしておきましょう!
まとめ
モラハラ夫との離婚は、通常の離婚の何倍も大変です。
離婚するぞと決めたら、それなりに覚悟も必要です。
感情的になって家を飛び出してしまっては、後悔することも少なくありません。
まずはモラハラを疑った頃から、モラハラの証拠集めをすることがおすすめですが、離婚を決めてからでも遅くはありません。
モラハラ夫と同居中に少しでも多くの証拠を集めておきましょう。
慰謝料が発生すれば儲けもんです!
離婚前にできることはすべてやっておきましょう。
できないかも・・・
と、あきらめる前に調べて相談することが大切です!
少しでも有利に離婚できるように、きちんと準備をして、しかるべき対応をすれば必ず明るい道が開けます。
離婚で絶対に損しないためのノウハウは、こちらの記事が参考になるかと思いますよ!