モラハラ夫に悩んでいる女性は、ものすごく忍耐強いと思うんです。
自分では
「私なんてなんにもできない」
「私はほんとダメな人間だわ」
と思っているかもしれないけど、そんなことありません!
あなたはあんな理不尽の極みみたいな人間のそばで、精神的ストレスを日々受けながらも、夫のため子どものために自分を犠牲にしてきたんです。
その心の強さと忍耐力。そして相手を思いやる優しさと包容力。
あなたは魅力的な女性ですよ。
今のモラハラ問題を乗り越えたらものすごいパワーになるはず!
モラハラ問題を乗り越えたあなたは最強になれるよ!自信もとう!
モラハラ夫との問題を乗り越えられたら、めっちゃ強くなれます。
これは夫と別居して3年。
交流を完全に絶って1年半の今、私が感じていることでもあります。
そもそも私も自分に自信なんてまったくありませんでした。
特別な取柄があるわけでもないし、なにかを成し遂げられる根性もない。
だから仕事もそんなに続かなかったし、(というか正社員で入った会社が2年で倒産してリストラに遭ってしまった)何かを続けてきた実績もない。
結婚生活だって続かない。
何をやってもダメだって、夫と別居する前や別居後はずいぶん落ち込んで自分を責めていた時期もあります。
だけど夫との1年にわたる離婚調停での戦いで、自分の言いたいことを全て伝えることができて、希望通りの条件で離婚できて多少スッキリしています。
そして何より、自分に自信が持てるようになりました。
今私はフリーのライターをしているのですが、昔の私だったらそんなこと考えもしなかったと思います。
私なんかにできるワケないってね。
ただ始めたきっかけは、もっとネガティブな理由です。
「経歴もたいした資格もない私が外で働けるとは思えない!」
「子どもが小さいけど保育園の空がなくて預け先がないから働けない!」
「だけど一刻も早くモラハラ夫と離れたい」
そんな気持ちから、とりあえず在宅でできる仕事なら子どもがいてもなんとかなるだろうという安易な気持ちからでした。
でもだんだんいろんなことを学び、自分の力でお金を稼ぎ、調停という戦場で戦いぬいたという事実が自信になってきました。
それと同時に、 あの理不尽の極みのようなモラハラ夫と共存するために、いろいろと努力して試行錯誤してきたあの忍耐力は絶対に今後に活きるはずだ!と考えられるように・・・
当時は気がつかなかったし、むしろ私は夫から逃げたダメな母親・・・みたいな気持ちで落ち込むばかり・・・
でもそれを友人に話したところ、
「いいタイミングで別れられたと思うよ。
そりゃ結婚して数ヶ月で離婚とかなら話は変わるけど、9年も子どものために耐えてきたやん。
子どもに悪い影響が出る前に別れる決断をしたのは、正しい選択やったと思うよ」
そんな風に言ってもらえて、ものすごく心が軽くなりました。
モラハラを受け続けてきた被害者は、とにかく自分に自信が持てません。
そして常に罪悪感を感じている。
「私がダメだから夫が怒るんだ」
「私の我慢が足りないから離婚になってしまった」
「私のせいで子どもにさみしい思いをさせている」
だけど友人は全く別の角度から物事を見ていて、「これ以上我慢して何か得られるものはあったのか?」という、リアルな疑問を投げかけてくれたことで、気がつけました。
モラハラはこちらの努力次第で何とかなる問題ではありません。
あなたが我慢し続けることで、子どもにまで悪い影響がでることもありえます。
ギリギリまで耐えてきたこと、どんなに理不尽でも夫のために尽くし、子どものために我慢してきた私はよく頑張った!
と認めほめてあげることが大事。
そしたらものすごい自信になりますよ。
新しい仕事で少々辛いことがあっても、夫のモラハラに耐えてきたことを思えば大したことないと思える忍耐力が培われているはずです。
傷ついた分だけやさしくなれる
モラハラ夫の発言や態度で、あなたの心はいつも傷つけられてきました。
夫と別居や離婚で大モメにモメて裏切られて、さらに傷つけられてしばらくは落ち込み、辛い時期もあったかもしれません。
立ち直れないほど、辛い日々もあったと思います。
それだけ傷ついてきたあなたなら、きっと同じように傷ついている人の気持ちに寄り添ってあげることができるはず。
もともとモラハラのターゲットになる女性は、まじめで優しくて相手の気持ちに共感しやすいんです。
だからこれまで夫の理不尽な要求にもなんとか応えようと努力し、別れたいと思っても夫がかわいそうに感じてなかなか別れる決断もできなかったのではないでしょうか。
そんな優しいあなただから、傷ついてきた分あなたは誰よりももっと優しくなれます。
子どもに対して、友達に対して、職場の人に対して、すれ違っただけの困っている人に対して・・・
誰よりも傷ついたからこそ、今困っている人、傷ついている人に寄り添える存在になれるはずですよ!
辛かった分幸せを感じやすい
モラハラ夫との結婚生活が辛かった分、別居や離婚をした後は些細なことに幸せを感じられるようになります。
自由に好きなものを食べる幸せ。
自由に欲しいものを買える幸せ。
自由に好きな人に会える幸せ。
自由に好きな髪形、服装にできる幸せ。
普通の人にとっては当たり前の自由が、いかに自分は不自由だったのかが別れてからよっくわかります。
例えば私はどんなに安いものでも、私自身が使うものを買うと「それ買ったん?」「それいる?」といちいちチェックが入りました。
子どもが生まれてぺたんこ靴を購入したとき
俺は金を使うなといってるんじゃない。
使うときは連絡しろって言ってるねん
とネチネチお説教が続きました。
つまりは
ということ。
もうそんなつまらないことに気をつかうこともなく、好きなものを自由に買えるんです!
もちろん収入の範囲内でですが。
「今日晩ご飯作るのめんどくさいな~よし!お惣菜買っちゃおう!」
なんていうのも自由!!
昔、夫の出張中にお惣菜を買ったことがありましたが、帰宅後前日の夕食は何を食べたか何気にチェックし、バレたらイヤミ連発されました。
でも今は、晩ご飯に何を出しても私の自由!
少々おかずの品数が少なくても、カレーが2日続いても、手抜きしても誰にも文句言われません!
夫の好みのメニューに合わせなくても、私の食べたいもの、子どもの好きなメニューを自由に作れるんです!
また元夫は自分の趣味を私に押し付けてきたので、ロングヘアが好きな元夫は、髪を切るたびにネチネチいやみですよ。
そろえるだけでも「何センチ切った?」「切りすぎやろ」とうるさいのなんの!
ファッションはケバイ服装が好みで、子どもがまだ小さいにも関わらず高いヒールの靴に水商売のような服装を強要してきました。
さすがにそれは着用しませんでしたが・・・
髪の毛だって好きなときに切りに行って、好きな髪形にして、好きな服装を自由に着られます。
その反動で元夫と完全に交流を断ってから、髪をバッサリショートにしました!(笑)
夫と別れればいろいろな面で大変なことももちろんあると思いますが、これまで自然に我慢していたことを自由にできる幸せを感じることもできるはずです。
これまで自分が制限された中で、いかに不自由に生きてきたのかがよくわかります。
これまで辛いことが多い結婚生活だったからこそ、些細なことで喜びや幸せを感じられると思いますよ!
今を乗り越えたらとてつもなく強くなれるよ
今モラハラ夫と結婚生活を続けていて、離婚したいと思っているけどなかなか決断できない人。
先が不安で決断できない人もいるかと思います。
新しい世界に飛び込むのはとっても勇気がいることだし怖いですもんね。
不安で当然です。
そこはあなたの気持ち次第。
ここでムリに決断することはありません。
だけど夫と離れることで、これまで気がつかなかった幸せ、自分の強さ、優しさに気がつけるかと思います。
断言します。
夫のモラハラ問題を乗り越えたら、
あなたはびっくりするくらい強くなっていますよ!
まとめ
離婚を考えるとき、なんで私が・・・私の人生っていったいなんだったんだろう・・・
そんな風に責めて落ち込んでしまうこともあるでしょう。
そんなときはとことん落ち込んだらいいですが、ひとつ実際にすでに乗り越えてしまった先にいる私からアドバイスがあるとしたら
むなしくなる必要なんてないよ!ってことです。
辛かった分幸せになれるし、傷ついた分人にやさしくできるし、耐えてきた分強くなってるから!