自己肯定感ってなに?モラハラ被害者の自己肯定感が低い理由!

 

モラハラ被害者の多くは、自己肯定感が非常に低いです。

 

元々自己肯定感が低かったところを、夫からのモラハラによってさらに低くなったため、気づいたときにはかなり低い状態になっているはず。

 

この記事では自己肯定感について詳しくご紹介します。

 

自己肯定感ってなに?

 

自己肯定感とは、自分自身を価値のある存在と認めることができる心の状態。


ありのままの自分を肯定し尊重する気持ちのことです。

 

 

誰かと比較したり評価によって変わるものではなく、自分自身が今の自分に対して満足できているかで高いか低いかが決まります。

 

周りにどんなに認められていても、「私はダメ。まだまだできるはずなのにこんなんじゃダメ」と、自分を認められないなら、自己肯定感は低いといえます。

 

逆に周りからどんなに評価が低くても「これが私なんだし、私らしいからこれでいいの」と思えるなら、自己肯定感が高いといえますね。

 

自己肯定感は人間関係や仕事、自己実現などの土台となるのでとっても大事です。

モラハラ被害者の自己肯定感が低いワケ!

そもそもモラハラの被害者になる人のほとんどは、もともと自己肯定感が低い人が多いです。

 

モラハラ男はあえて自己肯定感の低い女性を選んでいるからです。

 

自己肯定感が低い女性の方が、モラハラ男の言う通りに動きやすい、支配しやすい、簡単に自分から離れないなど、モラハラしやすいからです。

 

つまりモラハラ被害者は、モラハラ男と出会う前からすでに自己肯定感が低かったということになりますよね。

 

自己肯定感が低くなる理由をご紹介します。

 

モラハラ被害者は何度でもモラハラ男を引き寄せる?モラハラ被害者5つの特徴
モラハラ被害者は何度でもモラハラ男を引き寄せる?モラハラ被害者5つの特徴
モラハラ夫とやっと離婚できたのに、再婚した相手がまたモラハラ夫だった!なんてことは実は少なくありません。モラハラ男をついつい選んでしまう被害者の特徴5つをご紹介.....

育ってきた環境

基本的には自己肯定感は育ってきた環境、特に親子関係が大きく影響しているといわれています。

 

幼少期に親や身近な大人から

  • 叱られることが多かった
  • 否定されることが多かった
  • がんばったことに対して評価してもらえなかった
  • 親が過干渉
  • 条件つきでしか褒められない「100点とって偉いね」など
  • 話をあまり聞いてもらえなかった
  • 虐待されていた経験がある

などがあると、自己肯定感を下がるといわれています。

 

私は長女で、下に弟と妹がいますが、やはり我慢することは多かったです。

「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」というようなことは言われていませんが、それでも怒られるのはいつも私。

 

私自身要領が悪かったこともありますが、よく怒られていましたね。

 

また下2人と私では明らかに待遇が違う!と思っても、それをいうと父は「お前はひがみっぽいから」「すぐに人と比べる」と、 最初から決めつけ私の話も聞いてくれず認めてくれることもありませんでした。

 

これはどちらかというと、大人になってから感じることが多かったです。

 

そういうことも大きく関係して、経済的に苦しくても実家を出たという経緯があります。

 

両親はそんな私の気持ちなんて、全く知らないでしょうけど。

 

両親のことは好きですし、もちろん感謝もしています。

普通以上には、恵まれた環境で育ててもらったとも思っています。

 

だけど、
きっと子どもながらに理不尽な扱いは多少なりともあったんだろうな、だから私はこんなに自己肯定感が低いんだろうなと感じることはあります。

(幼少期の記憶はもうほとんど薄れてしまっていますが・・・)

 

幼少期には、何をしても愛されている。大事にされている受け入れられているという経験。

絶対的な肯定感こそが自己肯定感のベースとなります。

 

ここで否定ばかりされたり、条件付きでしか認められないと自己肯定感がうまく育たなくなってしまうんです。

 

モラハラ被害者になる原因は?被害者の家庭環境にも問題あり!
モラハラ被害者になる原因は?被害者の家庭環境にも問題あり!
モラハラ被害者になる原因は被害者の家庭環境に問題がある場合がほとんどです。モラハラ被害者の原因を知って被害者体質から抜け出そう!

失敗や辛い体験

過去の失敗や辛い体験からトラウマになり、自己肯定感が下がることもあります。

 

成長と共に、失敗体験も増えていきます。

 

大人になるにつれて、自己肯定感が低くなってしまいがちなんですね。

 

例えば、小学生のときに手を挙げて発表したけど、答えを間違えて笑われてしまった経験があるとします。

 

その後「手を挙げてまた間違えたらどうしよう」というトラウマになり、大人になっても人前で話すことが苦手になった。

よかれと思って手伝ったことが「余計なことしないで」といわれ、傷ついてから、積極的に動くのが怖くなったなどもあるかもしれません。

 

おそらく同じくらい成功体験もあるかと思うのですが、失敗した経験の方がよりインパクトがあり傷ついた場合は、より深く印象に残っているため記憶に残りやすいんです。

 

成功体験をしていても、自分でも「やって当然だし」と思って認めていないと、成功体験を意識することができず、どんどん自己肯定感が下がってしまうんです。

 

日本人特有の美学「謙虚」「控えめ」「謙遜」なども、日本人の自己肯定感を下げる大きな要因となっているんでしょうね。

夫からの人格否定

もともと上記の体験から自己肯定感が下がっていたところに、夫から人格否定され続けます。

 

そりゃ自己肯定感は、どん底まで落ちて当然ですよね。

 

モラハラを受けながら、メンタルを正常に保つのは至難の業でしょう。

 

 

モラハラ夫と生活しながら、自己肯定感をこれ以上落とさないコツ。

それは、モラハラ夫に何を言われても、どんなにひどいことを言われたとしても 「私はそんなことない」「夫が間違っている」とモラハラ夫の言葉を心の中で否定することです。

 

モラハラ夫から「お前はなんにもできないやつ」と言われたら、

 

「違う。私はやればできる!」

「今日もひとりで子どもの世話をしながら掃除も洗濯も買い物も夕飯の準備もこなせた!えらい!」

 

とモラハラ夫の言葉を否定して、自分を認めることで心を守ることができますよ!

まとめ

今回は自己肯定感について詳しくご紹介しました。

 

自己肯定感が低いことで、生きにくくなっているのは確かです。

(この辺についてはまた後日記事にしようと思います。)

 

しかしだからといって、「それじゃあこれから自己肯定感を上げていこうぜ!」となるのはちょっとしんどいです。

 

前回の記事でもご紹介した通り、「まずは自己肯定感を下げない」ことを意識して、フラットの状態をキープする方法からやってみてください。

 

その方が成功体験が増えやすく、自然と自己肯定感が上がっていきますよ。

 

モラハラ被害者は自己肯定感を上げるのではなくフラットを意識しよう
モラハラ被害者は自己肯定感を上げるのではなくフラットを意識しよう
モラハラ被害者の特徴で、「自己肯定感が低い」「自身がない」ということがあります。   こんな自分を変えたい!変わりたい!と思っている人も多いかもしれま.....
最新情報をチェックしよう!