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別居中の保育所入所申請はどうする?点数計算や申請方法をわかりやすく解説!

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夫と別居中だと生活のために働かなくてはいけませんが、まだ籍が入っているので子どもの保育所入所の申請がむずかしくなると悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

保育所に入るための優先度は、家庭の状況を数値化した「点数」によって決まります。

点数が高ければ高いほど保育所の必要性が高くなり、母子家庭(ひとり親)世帯は当然点数も高くなり優先順位も上がります。

しかしまだ籍が入っている別居家庭の場合、夫の収入や状況が考慮され、さらに専業主婦だった人は仕事もなく、選考の不利になると不安に感じている人も多いですよね。

私もそうでした。

そこで別居中でも「ひとり親」として申請するための方法や、保育所入所選考の点数についてくわしくご紹介します。

目次

保育所入所の選考に必要な「点数」ってなに?

最近では共働き家庭が増え、保育所の需要が高まっていますが、一方で保育士不足により保育所が足りずに「保育所に入りたいのに入れない」という家庭が非常に増えてきています。

そこで認可保育所の入所の選考方法として、就労状況や家庭の状況などを数値化した点数によって、保育所入所の優先順位が決められます。


点数には2つの指標があり、夫婦の就労状況や健康状態を表す「基準点数」と、さらに細かく家庭の状況をポイント化した「調整点数」があります。

基準点数と調整点数が加点減点された合計点が家庭の持ち点となり、点数が高いほど保育所の必要性が高く優先順位も上がります。

基準点数や調整点数の数値の設定は、各自治体によって異なります。

基準点数

基準点数は、父親母親の就労状況や健康状態など、保護者の基本的な状況を点数にしたものです。

父親母親の点数を合算した点数が、その家庭の基準点数になります。

  • 勤務時間や勤務日数(フルタイムかパートかなど)
  • 求職中か
  • 病気などで入院をしている
  • 障害の有無
  • 祖父母の介護の有無

などによって、加点されていきます。

ちなみに自宅で仕事をしている人は、外で仕事をしている人よりも点数が低くなります。

まぁ自宅にいるんだから・・・とは思いますが、実際小さな子どもがいれば自宅だろうと、なかなか集中して仕事をするのは難しいんですけどね・・・

そこは家庭外で働く人と同じ点数にしてほしいなぁ・・・

調整点数

調整点数は、家庭の状況をさらに細かく点数化して、状況に合わせて加点減点をしていきます。

例えば両親と同居なら減点、週3日以上有料の一時預かりや無認可保育所の利用実績があるなら加点という風にです。

ちなみに私は私の両親と実家で同居しているので、調整点数では減点になって不利になりそうなんですが、両親が65歳以上であれば点数に影響がないそうです。

(あくまで私の住んでいる自治体の場合)

そりゃそうですよね。

65歳を超えた祖父母に幼児の子守りを毎日させるなんて、厳しいですもんね。

祖父母の方が倒れてしまいますよね。

調整点数は基準点数よりも比較的点数を上げやすいです。

少しでも点数を上げたいなら、この調整点数の項目の加点を目指しましょう。

保育所入所のための選考基準点数の例え

保育所入所の選考点数が公表されている自治体(今回は大阪市)の選考計算方法を例えとして載せていますので、参考にしてみてください。

保育所入所の選考点数を公表していない地域もあります(私の住んでいる自治体では公表されていません)が、確認できるなら自分のお住まいの自治体のHPなどから確認して、自分がだいたい何点くらいかを把握するといいですよ。


私の場合この大阪市の点数を参考にすると、基準点数では家庭内での就労になり、就労時間最短の

「月16日以上かつ週16時間以上

又は週4日以上かつ日4時間以上働いており、それに見合う収入がある。」(60点)

という項目には当てはまりません。

「※1.前4項目の日数及び時間に該当しない範囲で、働いている。(内職を含む)」(50点)

に該当します。

しかし「ひとり親」という項目で

「ひとり親世帯等で、求職活動を行うことにより保育ができない場合。」60点

こちらには当てはまります。

※1の50点より点数が高いので、私は求職中で申請しました。

この例は大阪市ですが、私の住む自治体でも確認したところ、「在宅での就労時間が短い・収入が少ない」よりも「ひとり親の求職中」の方が点数が高いからと言われました。

点数について公表されていなくても、このようにアドバイスもいただけるので、点数が不安だ、勤務状況などどのように申請しようかと迷ったときは、すぐに役所に相談してみてくださいね。

フリーランスの勤務証明書は?

私のようにフリーで仕事をしている人は、保育所入所申請では勤務証明書が提出できなくて、どうしたらいいのか困りますよね。

今回私は求職中で申請しましたが、入所が決まれば、3ヶ月以内に就労証明書を提出しなければ保育所を退園させられてしまいます。

その場合は開業届を税務署に提出して、「個人事業主」として勤務証明書を提出すれば、きちんと就労中と認めてもらえます。

私の場合、現在まだまとまった収入がなく、おそらく保育所入所が決まって本格的に仕事をし始めてからでないと、まとまった収入は期待できないと思うので、とりあえず「求職中」で申請しましたが・・・

求職中で申請した方がいいのか、個人事業主で申請した方がいいかも各自治体によって変わってくると思いますので、役所に相談してみてくださいね。

(個人事業主で収入があまりに少ないと、点数が低くなる場合もあるようです)

別居中でも「ひとり親」世帯に含まれるのか?

別居中とはいえ、籍はまだ入っているので世間的には夫婦です。

自治体にもよるのですが、私の住んでいる自治体では別居中であっても離婚が前提としているのなら、ひとり親として申請はできます。

本来なら「離婚調停など行っているならひとり親として認められる」とのことでした。

しかし私は調停も行っていません。

その場合(私の住んでいる自治体では)

「別居状況の確認書」みたいなものを提出することで、「離婚前提の別居中」の「ひとり親」として認定されました。

あくまで私の住んでいる地域の場合なのですが、おそらく別居状況がわかるような書類を提出すれば「ひとり親」として認められると思いますので、各自治体に確認してみてくださいね!

<追記>
この記事を書いてから半年後に実家を出て、別の市に引っ越したのですが、新しい自治体では調停をしていなければ、離婚前提の別居であってもひとり親と認められませんでした。
必ず自治体に確認してみてくださいね!

別居状況の確認書類の内容

私の住んでいる自治体から求められた、別居状況がわかる確認書類の内容は以下のようなものでした。

  1. 離婚前提別居
  2. 離婚調停をしていない理由
  3. 離婚協議の状況
  4. 父母間の交流状況
  5. ひとり親である

まず「離婚を前提に別居している」ということ。

「離婚調停をしていない理由」については、私の場合、夫の住所が県外のためこちらから調停を行えば、調停期間中毎回夫の住む県外の家庭裁判所まで行かなくてはならないこと(費用の面でも子どもが小さいという状況にしても難しいこと)、弁護士費用がなくて弁護士に依頼できないために調停はまだできないというよう内容を記入しました。

「離婚協議の状況」は離婚についての話し合いの状況ですが、うちの場合はお互い離婚には了承していますが、子どもが小さいことや養育費、財産分与などで揉めていて話が進んでいないということ、「父母間の交流」についても月に1~2回は交流があることを正直に記入しました。

やっぱり保育所に入れたい!~私の場合~

私の場合、実はそんなに保育所入所については深く考えていませんでした。

籍は入ったままだし、在宅の仕事といっても子どもが寝てからの数時間程度しか作業できず、収入もそんなにありません。

上の子が幼稚園に通っているのもあって、保育所入所はむずかしいかなと期待もしていませんでした。

下の子は現在2歳で来年の9月には、上の子の通う幼稚園に満3歳児クラスに入園できるので、本格的に働くのはそれからでもいいかなんてのんびり考えていました。(悩んでいたのがちょうど9月頃・・・)

しかしやはりあと1年は長い・・・長すぎる・・・

早く経済的に自立したいし、実家だって早く出たい・・・

それに幼稚園は保護者の参加する行事も多く、役員などになれば週1くらいで幼稚園に行かなくてはいけません。

いくら在宅だといっても、小さな子どもがいてはなかなか仕事はできません。

でも仕事をしなければ収入になりません。

時間・・・

とにかく時間がない!!

とかなり焦ってきた私は、とりあえず来年の満3歳での幼稚園入園まで、保育所の一時預かりを利用して仕事量を増やし収入アップを目指したのですが、

一時預かりの保育料がめちゃくちゃ高い!!

1時間600円+給食費+おやつ代ですよ!(うちの近所の保育園の場合、これも自治体や園により異なります。)

1日じゃないですよ。

1時間です。

1時間600円ということは、7時間預けて4,200円/日に、給食費300円とおやつ代50円が上乗せされて4,550円/日かかります。

週3日預けて1ヶ月で54,600円!

ハンパな~い!!

一時預かりは週3回までしか利用できないのですが、保育士が足りなくて利用日数も全然少ないのに、それでも上の子の1ヶ月の幼稚園代よりも全然高いです。

それで「やっぱり保育所の入所申請しよう!!」と思い、現在遅ればせながら保活真っただ中です(笑)

とはいえもう申請時期は過ぎたので、後は少しでも一時預かりを増やして点数を稼ぎ、結果を待つだけなんですが・・・

もちろんこれはうちの近所の保育所の話で、よその保育所はもっと安いところもあると思いますよ!
(ちなみに隣の市の保育所は2,000/日で給食費込みでした・・・この差ってなんなのー!)

まとめ

保育所入所の選考は、各家庭の状況に合わせた点数制になっています。

しかし別居中だと父親の収入などが考慮されるため、母子家庭よりも不利かと思われます。

自治体しかしによっては、ちゃんと役所に離婚前提の別居中である旨を伝えて、別居状況がわかる書類を添付すれば、きちんとひとり親として認められることもあります。

現在保育所に通園中の人でも、きちんと別居中であることを申請すれば、保育料が無料になる可能性もありますので、「まだ離婚していないし・・・」とあきらめないで、一度役所に相談してみてくださいね!

保育園入所のために、点数稼ぎも大切ですが、まめに役所に相談に行き「本当に困ってるんです!」と訴えることが重要ですよ!

保活中のみなさん!

一緒にがんばりましょうね!

<追記!>
一次では落ちたものの、3月中旬にキャンセルが出たとかで認可保育園の内定いただきました!(^^)

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この記事を書いた人

-RYOKA NATSUMOTO-
 
モラハラ対策カウンセラー
 
正しいモラハラ対処法やモラハラ夫からの解放。
 
そしてモラハラ夫との離婚で絶対に損しないためのお役立ち情報などを発信しています。
  
私と同じように夫のモラハラに苦しみ、子どもが小さくて別れられずに悩んでいる人のサポートを目指します!
  
よろしくお願いいたします。
 

 

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