モラハラ夫の被害妄想ってすごくないですか?
モラハラ夫の極端な被害妄想に悩まされている女性は、多いのではないでしょうか。
モラハラ夫があなたに攻撃や嫌がらせをしてきたとき、間違いなくモラハラ夫は加害者であなたが被害者になります。
しかしモラハラ夫は自分こそ被害者で、加害者はあなただと認識しているんです。
心の底から自分は被害者だと信じていて「俺を追い詰めるおそろしい女」があなたなのです。
モラハラ夫の被害妄想は、普通の感覚を持っている人からしたら到底理解できないロジックですが、真剣に本気で自分が被害者だと思い、周りにもそのように吹聴するのでたちが悪いです。
今回は、モラハラ夫の被害妄想の原因と対処法についてご紹介します。
モラハラ夫の被害妄想がすごい!なんでこんなに被害者ぶるの?
モラハラ夫は自分が攻撃してあなたを傷つけているとは、微塵も思っていません。
それは妻が俺に攻撃をしかけ傷つけてきた!
だから負けじと反撃したのだ!
俺自身を守るために!
そう思っているのです。
つまり正当防衛ですね。
モラハラ夫は自分を守るために、攻撃を仕掛けてきた悪い妻に抵抗するために反撃しただけだと思っているのです。
確かに妻が先に攻撃を仕掛け、自分を守るために反撃するなら正当防衛で被害者はモラハラ夫ということになります。
しかしほとんどの場合、「妻の攻撃」の理由はなんでもよくて、 ただの八つ当たりを正当化したいために被害妄想という技術を利用しているのです。
良心がないから平気で人を傷つけられるから
ストレスが溜まってむしゃくしゃして、近くの物を思いっきり蹴ったり殴ったりする人っていますよね。
これは自分のストレスを発散するために、物に対して八つ当たりをしています。
普通の人は、人や動物、生き物を傷つけて自分のストレスを解消することは、良心が傷みかえってストレスを感じるので物に当たります。
しかしモラハラ夫には良心がないので、人でも動物でも平気で生き物を傷つけるのです。
ただ生き物ならなんでもいいわけではありません。
自分が傷つけがいのあるもの、それがあなたです。
しかし理由もなく人を傷つけることは、本来許される行為ではありません。
罪のないあなたを突然傷つけ虐待行為をすれば、間違いなくモラハラ夫が加害者ですよね。
自分は優れた人格者であると思い込んでいるモラハラ夫は、それは絶対に許されないのです。
それならあなたに罪があればいいわけです。
妻を攻撃するための正当な理由。
それが 被害妄想です。
妻から攻撃を受けたから、俺は仕方なく反撃したんだ。
正当防衛だから俺は悪くないよね。
これがモラハラ夫の主張です。
これは離婚調停などの公の場でも平気で主張してきますので、対抗できるための証拠をそろえておくことをおすすめします!
被害妄想はモラハラを正当化したいから
何度かこのブログでも書いていますが、 モラハラ夫の被害妄想は「自分のモラハラを正当化するため」です。
正々堂々と妻をいじめるためには、それなりに理由がほしいところ。
例えば、子どもの発熱で夫の実家に帰省するのはやめたいと言ったとすると
「お前は俺の両親には、子どもに会わせてやらないつもりか!」
「なんてひどい嫁だ!」
「自分の実家にはマメに帰るくせに、俺の実家には帰ろうとしないなんて最低だ!」
などと言って責めてきます。
モラハラ夫が飲みに行くのを少し減らしてほしいというと、
「お前が家事も育児もやらないから俺はもう我慢の限界なんだよ!」
「お前のような出来損ないの嫁を持った俺のストレスは、飲みに行かないとやってられないんだ!」
「妻がまともな料理を作らないから、俺は外で飲みに行くんだ」
といってあなたを悪者にします。
きちんと家事も育児もやっているにも関わらずです。
生活費を渡してくれないことを咎めると
お前がお金の管理をきちんとしないで散財するから、俺が管理してやっているんだ
といってあなたに生活費を渡さないのは、あなたが管理しない、 さらには散財するなどと事実と異なることでも平気で言ってきます。
これは私も言われたことがありますが、実際は必要最低限の化粧品を買っていること(しかも激安コスメ)や、100均などで私個人が使うものを買ったときなどに言われました。
最低限の化粧品や生活雑貨をい買うことが、モラハラ夫からしたら「散財」であり、生活費を渡さない正当な理由になるんです。
モラハラ夫は実際に被害を受けているわけではないので、事実からかなりかけ離れて話を盛って無理やり被害妄想に入るので、こちらはついていけません。
「そんなことしてないでしょ」「そんな意味で言ったんじゃない」と言っても、モラハラ夫にこちらの真意を理解する気はないので、当然話は通じません。
「悪い女が必死に言い訳して俺をおとしめようとしているな」と思われるのがオチです。
モラハラ夫の被害妄想に対処法はある?
モラハラ夫は「お前は俺を貶めるためにこんなことを言った!(やった!)」と、事実とはかけ離れたことを言って責めてきます。
ここで「そんなつもりで言ったんじゃない」といくら説得しても全くムダです。
むしろ相手に怒りをさらに増幅させて、攻撃のきっかけを与えるだけ。
モラハラ夫相手にあなたのことをわかってもらおうという考えは、残念ですが捨てるべきです。
「そう。あなたはそう思うんだね」と一言いって、後はスルーしましょう。
残念ながら、怒り狂うモラハラ夫相手にこちらができることは、スルーしかありません。
具体的な方法については、noteで公開しているので参考にしてみてくださいね。
まとめ
モラハラ夫の被害妄想はほんとすごいです。
平気で話を盛って98%は作り話で、正々堂々とこちらを悪者にして責めてくるのでえげつないです。
これまで「私は気づかないうちに彼を傷つけていたのかも・・・」と罪悪感を抱いていた人もいるかもしれませんが、一切気にする必要はありません。
完全にモラハラ夫の被害妄想です。
妄想だから気にする必要はありません。
「また始まった」程度に、相手にしないで毅然とふるまっておきましょう。
そのうちモラハラのやりがいをなくしておとなしくなってきます。