モラハラ夫と別居したり、離婚の話でもめているときに、「今度こそ改心する!」「どうしてもやり直したい」「子どもとは絶対に離れたくないから、変わるよ!」そういったことを言われて揺れている人もいるのではないでしょうか。
これまで何をやっても変わらなかったモラハラ夫ですが、さすがに家族と別れる、離婚を目の前にすると本気で変わろうとするかもしれないと期待するのは当然です。
モラハラ夫の言うことを信じる前に本当に変わったのか、改心したのかチェックしてみてください。
モラハラ夫今度こそ変わってくれたかも?本当に改心したかチェック!
モラハラ夫の言葉を信じて、これまであなたの信頼を裏切らなかったことはどれだけあるでしょうか。
私は残念ながらほとんどありません。
裏切られっぱなしです。
そんなモラハラ夫の言葉を信じて、元サヤに戻るのはとっても危険です。
まずはモラハラ夫の言葉ではなく、実際の態度や表情を見ながら本当に変わったのかチェックしてみてくださいね!
下記のチェック項目に当てはまる場合は、残念ながら口だけで全く変わっていないといえます。
モラハラ夫が反省や改心を口にしたときは、サインを見逃さずにチェックしてみてくださいね。
口では立派な事を言うが行動が伴っていない
モラハラ夫は、基本的に口ではめちゃくちゃ立派なことを平気で言えます。
これはモラハラ夫には自分の意思や、言動に対する責任感のなさからきています。
モラハラ夫には自分の意思、核となる部分がないので、その場その場の空気や感情で生きています。
普通の人なら、あんまり大げさなことをいって後でできなかったとなると恥ずかしいし、無責任と感じますよね。
だからある程度やれる自信や計画がなければ、そんなに大きなことは言いません。
しかしモラハラ夫は自信も根拠も計画もないのに、めちゃくちゃ大きなことを平然と吐き倒しますが、それを守る気はさらさらないのです。
自分のやったことが悪いことだと認識できていない
自分のやったことの何が悪いか、本当にわかっていません。
どんなに反省の言葉を述べても、何が悪かったのかなぜ人を傷つけたのかが理解できていないと、結局何度も同じことを繰り返します。
また何が悪いか理解できていないということは、根本的な問題がわかっていないということです。
モラハラ夫が「本当に悪かった」「反省している」と言ってきたとき、「何が悪いと思っているの?」と聞いてみましょう。
見当違いのことを応えるか、いい加減な言葉で話を濁したり、まして逆ギレするようなことがあれば、改心も反省もなく今後も同じようにモラハラが繰り返されるでしょう。
自分の言動の責任が取れない
モラハラ夫はなんでもかんでも他人や環境のせいにして、自分の言動に責任をとることができません。
これが私の元夫の口癖でした。
自分に逃げ道がなくなると、この3つのセリフを言えばすべて許されると思っているのでしょうね。
自分の言動に責任がとれないモラハラ夫は、自分の言動はすべて周りの環境や他人のせいにします。
悪いのはあなたのせい
私の元夫は「でも」「だって」「仕方ない」が通用しない場合は、すべて悪いのは私のせいにしていました。
モラハラ夫が私に対する暴言すら「お前が言わせた」というんです。
私に対する暴言を私が言わせたってどういうこと??
本当に理解の範疇を超えています。
あなたを加害者にするパターンは、モラハラの特徴でもあります。
「お前が言わせた」もそうですが、
など、とにかく仕事や周りの環境、妻であるあなたを悪者にして自分には非がないようなことを言っているうちは、改善の余地はありません。
モラハラ夫は自分を被害者というポジションに持っていきたがります。
あなたを加害者、自分を被害者という様子が見られたら、とても改心などは期待できないでしょう。
「お前がいないと変われない」
妻を責めるというよりも、妻をて手放したくない一心で、「お前がいないと俺は変われない」「お前がいないとダメだ」というように、いきなり弱々しい自分をアピールして甘えてくることがあります。
これはターゲットであるあなたを手放したくないために、あなたの優しさや面倒見の良さにつけいっているだけです。
自分を変えるには自分が努力する必要があるにも関わらず、自分が変われないのをあなたのせいにして逃げているだけです。
子どもを利用して離婚をあきらめさせようとする
などと子どもを持ち出して、あなたの罪悪感を刺激してきます。
そりゃ子どもにとっては両親がそろっていることが幸せでしょう。
しかし父親が母親を罵りバカにし見下しているような異常な家庭環境で育つことが、子どもにとって本当に幸せでしょうか。
本当に子どもがかわいそうというなら、モラハラ夫が子どものために真剣になって変わろうとするべきなのです。
自分は一切我慢をしない、努力をしないで、あなたのせいにして子どもを持ち出してくるのは卑怯極まりないです。
ここであなたが罪悪感を抱く必要はありません。
あなたは正々堂々と「子どものためというなら、あなたが変わるべきでしょう」と言ってやればいいのです。
同情を買うようなことをする
自分はいかにいい夫か、いかにあなたのことを思い、子どもを愛し、家族のために尽くしてきたかを語ります。
「俺はこんなに頑張ってきたのに、認めてくれないのか」「全部俺が悪いというのか・・・」と、悲劇のヒロインぶります。
これは「こんなかわいそうな俺を捨てるなんて、なんてひどい女なんだ」と言っているようなもので、いってみれば脅しと同じです。
私の元夫も、私が別居を決めたとき、「こんなに頑張った俺にこの仕打ちか」「俺一人がかわいそう」というオーラを全身から醸し出していました。
正直、かなり冷めた目で見ていましたが。
自分がさんざん好き勝手してきた結果なんですから、それこそ仕方のないことなんです。
まとめ
モラハラ夫はあなたを引きとめるために、あらゆる手段を使います。
泣いて謝ったり土下座をしたり、キレたり開き直ったりとさまざまな手段を使ってきます。
これらはすべて脅しです。
こんなかわいそうな俺を捨てたら、お前は極悪非道な人間になるぞ!という、いわばパフォーマンスなんです。
人を信じやすく素直で心優しいあなたは、すぐにモラハラ夫のいうことを信じたい、信じようとするかもしれませんが、ちょっと冷静になってみましょう。
それは本当に信頼できるのでしょうか。
上記のような態度がひとつでもあれば何も変わらないと思います。
モラハラ夫の言動をしっかりチェックしてみてくださいね。