モラハラ夫と離婚したいと思っていても、
専業主婦なら離婚後の経済的な問題などの不安も多く、
親権はちゃんととれるのか、
離婚の話合いなんてできるのかと不安でいっぱいでしょう。
だけど案外国や自治体は弱い立場の私たちのために
さまざまな制度を用意してくれているんです。
まずは国の機関、制度をフル活用していきましょう。
というより、
モラハラ夫との離婚は夫婦ふたりだけでは解決できません。
まともな話合いができませんから。
必ず第三者機関、
専門機関を利用しましょう。
モラハラ夫との離婚に専門機関が必須なワケ
まずモラハラ夫とはまともに会話ができませせん。
言っていることが支離滅裂。
矛盾しまくり。
平気で「俺はそんなことは言っていない」
と都合の悪いことは記憶の改ざん。
順調に話が進んでいるなと思っても、
次の瞬間には悪びれもなく180度主張を変えてきます。
さらに俺様は悪くない。
悪いのはお前。
120%お前。お前だけが悪い。
と心底思っている人です。
さらにさらに
と世の中の常識なんざ知らねぇよという態度。
いくら話し合ってもこちらの体力だけが消耗されて、
生産性のある話し合いも
建設的な話合いもできずに平行線のまま。
モラハラ夫との話し合いは不毛なんです。
しかし専門機関が間に入ることで、話が劇的に進みます。
一気に前進させることができるんです。
モラハラ夫の言っていることがおかしい。
過去と食い違うことを言っているなどがあれば、
第三者が軌道修正してくれます。
きちんと記録も取っているはずなので
とか
みたいにきちんと軌道修正されます。
これまでの結婚生活でのあの不毛なやりとりは
一体なんだったんだろう・・・
というくらい、話し合いが前に進みます。
もしモラハラ夫との話し合いが一向に進まず、
離婚そのものをあきらめる、
もしくはもう夫のいいなりになって
損をしてもとにかく別れることを最優先にしたい
などと考えているなら、
まずは専門機関に相談してみてくださいね。
モラハラ夫と話し合わない方がいい!問題解決を望んでないモラハラ夫
モラハラ夫との離婚で頼れる専門機関
それではどこに相談するのが一番いいのか、
モラハラ夫との離婚で頼れる専門機関をご紹介します。
弁護士
まずは弁護士です。
本来であれば協議離婚や調停離婚は
弁護士を挟まなくてもできますが、
モラハラ夫とは話しがかみ合わなず、
同じ話、ただの罵りあいを延々と続けることになります。
夫との話し合いに難航しそうなら、
弁護士に依頼することをおススメします。
専門的なアドバイスももらえますし、
弁護士が間に入ってくれることで
これまで不毛だった話合いが一気に前に進みます。
弁護士というと高額でムリ!
と思って避けている人もいるかもしれませんが、
法テラスを利用すれば非常に安く弁護士に依頼できます。
また最初の相談料は3回まで無料で受けられるので、
相談だけでもしてみると
解決の糸口が見つかるかもしれませんよ!
法テラスに直接連絡するというやり方では、
たまたまそこにいた弁護士が担当することになります。
その弁護士が
離婚やモラハラに強い弁護士かどうかわかりません。
まったく専門外の弁護士がつくことで、不
利な条件で離婚することになったり、
非常に時間がかかるケースもあるので
離婚やモラハラに強い弁護士で
なおかつ法テラスと提携している弁護士を探すことが重要です。
とはいえ弁護士を探すのも
ネットで近隣の弁護士事務所を検索して
価格はどうか、
実績はどうか、
どんな案件に強いのかなどいちいち調べるのは大変です。
簡単に自分の希望の弁護士を探す方法としては、
日本法規情報という無料で弁護士を紹介してくれるサイトがあるので、
そちらで申し込むと
希望の弁護士が見つかりやすいですよ!
過去私が実際に日本法規情報を利用して、
法テラスの弁護士さんのところに相談に行かせてもらったときのことを
詳しく載せていますので、
こちらを参考にしてみてくださいね!
モラハラ夫からの脱出!法テラスで無料相談と日本法規情報を使ってみた感想!
家庭裁判所
こちらは離婚調停や
婚姻費用の調停を申し立てる場です。
まだ離婚はできない場合でも
もし生活費を入れてもらえていないなら、
必ず婚姻費用調停を申し立てましょう。
調停なら弁護士の依頼も不要。
夫との話し合いに調停委員が間に入ってくれて
話し合いを進めていきます。
夫と直接話し合うこともありませんし、
顔を合わせることもありません。
そんなの申し立てても
あのモラハラ夫がお金を払ってくれるワケがない!
とあきらめている人もいるかもしれませんが、
調停を申し立てれば比較的短期間で成立できます。
もし調停にモラハラ夫が出てこない場合などは、
審判に移行して裁判所が決定してくれます。
調停や審判で決まった額を支払わないなら、
財産や給与の差し押さえもできるので、
生活費を支払ってもらえない心配はありません。
もし生活費をもらっていないなら、
一刻も早く婚姻費用の調停を申し立てましょう。
モラハラ夫と別居中も生活費を確保する方法!婚姻費用ってなに?
またその場合、
同居していても調停はできますが、
かなり気まずいですよね。
モラハラが悪化する可能性もありますので、
実家などに頼れるなら実家に頼り、
一時的にでもモラハラ夫と離れることをおすすめします。
実家が頼れない場合は、
市町村のDV対策課(みたいなところ)に相談して、
一時的にシェルターに入るか
母子支援センターなどに入所できるか相談してみましょう。
「そんないきなり別れられないわよ!」と思っているかもしれませんが、
それは夫から洗脳、
支配されているからそう考えてしまうんです。
大丈夫です。
できます。
あなたを助けてくれる専門機関はたくさんあります。
まずは一歩前に出てみてください。
そうすれば今までがなんだったの?
と思うくらい
とんとんとんと状況が変わっていきます。
まずはモラハラ夫から離れて、
人間らしい生活を取り戻すことが第一です。
モラハラ夫と離婚調停したい!調停をスムーズに進めるための全手順!
まとめ
これまで友人や家族などに相談しても、
「どこの夫婦でも同じ」
「考えすぎじゃない?」など、
なかなか理解してもらえなかった人からしたら、
もう頼るところはない・・・
この問題をひとりで解決するしかない
と思っている人もいるかもしれません。
知識がなかっただけであきらめていたことも、
正しい情報を知れば
状況を変えることは意外にも簡単なことかもしれません。
もちろん人それぞれ事情や都合があるのもわかります。
精神的な面であったり経済的な面であったり。
しかしそれらは一度誰かに相談してみてください。
その小さな第一歩で劇的に状況が変わることもあるんです。
モラハラ夫について、
無料で相談できる窓口についても
詳しく載せている記事がありますので、
こちらの参考にしてみてくださいね!