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モラハラ夫に言い返すとどうなる?“モラハラ返し”の結末と後悔しない対処法

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モラハラ夫の心ない言葉や態度に、言い返したくなる瞬間ってありませんか?

と叫びたくなる──。

しかし、実際にやり返した結果は、想像を超える“返り討ち”でした。

本記事では、私自身の体験談をもとに、「モラハラ返し」がどれほど逆効果で、心をすり減らす行為かをお伝えします。

そして後半では、専門的な視点から「モラハラ夫への適切な対処法」についてもわかりやすく解説していきます。

目次

私がモラハラ返しをしてみた結果

私がモラハラ返しをした日

細かい内容は忘れましたが、夫が私の家事について重箱の隅をつつくようにネチネチ文句を言ってきたんです。

とても些細なことで、私にとってはほんっとうにどうでもいいこと。

そのとき夫が言った言葉は、まさに“地雷”でした

家のことを必死にこなしている私にとって、それはあまりにも酷い言葉でした。

私は、ずっとひとりだった

夫の転勤で、私は誰も知らない土地に来ました。

頼れる家族も友人もいない。0歳と2歳の子どもを抱えた、ワンオペ育児の毎日。

昼も夜も関係なく授乳におむつ替え、泣き止まない赤ちゃんとイヤイヤ期の上の子。
座ってご飯を食べる時間すらなく、家の中はいつもバタバタ。

それでも、手抜きにならないようにと、掃除も料理も精一杯やってきたんです。
なのに──

夫は、そんな私の頑張りをすべて無視して、些細なことで重箱の隅をつつくように文句を言ってくる。

一方で夫は毎週飲み会に出かけ、ストレス発散もしっかりしている。

私はずっと、家と子どもと夫に縛られていました。

疲れているのは、私も一緒なのに──。

そのとき、私の中で何かがプツンと切れました。

返ってきたのはまさかの逆ギレ

私は、夫の言葉をそっくりそのまま返しました。

これで、少しはわかってくれると思ったんです。

こんなことを言われたらどんなに傷つくか。
私がどれだけ限界だったか。どれだけ必死だったか。

しかし、返ってきたのは──

という、反応。

しかも、目を輝かせてまるで「勝利宣言」のように責め立ててきたのです。

「やっとお前を責められるネタができた」とでも言いたげな、勝ち誇ったよううれしそうな表情。

そして、「俺こそが被害者だ」と大きな声で主張しはじめたのです。

私がどれだけ傷つけられたかを伝えようとしても、まったく聞く耳を持たない。

と、反論すると。

状況が違うってなに?
そっちの方がトゲトゲしい言い方だったよね?
ニュアンスってなんなの??

って、とにかく夫の主張は支離滅裂で、そこからはもう、支離滅裂な責め言葉のオンパレード。

このとき感じたのは、

この人に何を言っても、意味がない。

という無力感でした。

なぜモラハラ夫に言い返してはいけないのか

この経験を通じて私は知りました。

モラハラ加害者にとって、言い返されることは“格好のエサ”だということを。

彼らは、反論された瞬間に“被害者の立場”を手に入れたと錯覚します。

すると、今度は自分の暴言を正当化できると確信し、ますます勢いづいてくるのです。

あなたがどんなに正論を並べても、それは伝わりません。

むしろ、「やった!今度は俺の番や!」と、攻撃スイッチが入ってしまうだけ。

妻の怒りは正当なものであっても、モラハラ夫の頭の中ではこんな変換が行われます。

妻が怒っている
→ だから俺は責められている
→ つまり俺は被害者
→ ならば、反撃しても正当だ!

モラハラ夫にとって、妻の反論は“格好の攻撃材料”です。

こうなると、あなたがどんなに正論を述べても、火に油を注ぐだけです.

モラハラ加害者は“共感できない人”

心理学的に、モラハラ加害者の特徴には以下のような傾向があります。

  • 他人の痛みに鈍感
  • 自分の非を一切認めない
  • “悪いのはすべて相手”と思い込んでいる
  • 相手が反論してくることで、自分の攻撃を正当化する

こうした性質を持つ相手に、どれだけ「こっちの立場になって考えて」と訴えても、届くことはありません。

むしろ、あなたの“感情”や“正義”を武器に変えて、さらに攻撃してくるのです。

無反応こそ、最大の対処法

私はこのときから、「言い返さない」という選択を意識するようになりました。

それは、「我慢する」とは違います。

無反応=あなたの心を守る“防御”なんです。

相手がどんなに暴言を吐いてきても、淡々と聞き流す。

あえて無視する。

相手の言葉に反応しないことで、モラハラの“燃料”を断つ。

これが、地味だけど一番効果的な方法でした。

それでも伝えたいときは、短く・冷静に

とはいえ、どうしても黙っていられない瞬間もあります。

そんなときは、感情を込めず、一言で結論だけを伝えるようにしています。

例えば、

「今日は子どもの予防接種で出かけるから、夕飯は○○してね」

「今、これ以上の話はできません。またあとで話しましょう」

そして、反応が返ってきても、それ以上は何も言わない。

これが、唯一心を削らずに自分の意思を伝える方法です。

まとめ:あなたが壊れてしまわないために

言い返すことで、相手がわかってくれる──

私もそう信じていました。
でもそれは、通じ合える相手にしか通用しません。

モラハラ夫は、あなたの気持ちを理解しようとしません。

だから、あなたがいくら叫んでも、それは“音”でしかない。

だったら、もう叫ぶのをやめましょう。
あなた自身のために。あなたの心を守るために。

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