モラハラ夫と離婚したい!それなら必ず専門機関を利用するべき
モラハラ夫と離婚したいと思っていても、専業主婦なら離婚後の経済的な問題などの不安も多く、親権はちゃんととれるのか、離婚の話合いなんてできるのかと不安でいっぱいでしょう。
「離婚したい!」と思っていても、ひとりで子どもを抱えて生活できるのか・・・
夫を怒らせてこの先、モラハラがさらに悪質なものになるかもしれない・・・
そんなことを考えると、足がすくんで動けなくなるでしょう。
だけど案外国が弱い立場の私たちのためにさまざまな制度を用意してくれているんです。
まずは国の機関、制度をフル活用していきましょう。
というより、モラハラ夫との離婚は夫婦ふたりだけでは解決できません。
まともな話合いができませんから。
必ず第三者機関、専門機関を利用しましょう。
モラハラ夫との離婚に専門機関が必須なワケ
まずモラハラ夫とはまともに会話ができませせん。
言っていることが支離滅裂。矛盾しまくり。平気で「俺はそんなことは言っていない」と都合の悪いことは記憶の改ざん。
順調に話が進んでいるなと思っても、次の瞬間には悪びれもなく180度主張を変えてきます。
さらに自分は悪くない。悪いのはお前。120%お前。お前だけが悪い。
と心底思っている人です。
さらにさらに「は?養育費?勝手にお前らが出ていくのに、なんで俺が金を払わなければいけないんだ!」「俺は一円も出さん!!」と世の中の常識なんざ知らねぇよという態度。
いくら話し合ってもこちらの体力だけが消耗されて、生産性のある話し合いも建設的な話合いもできずに平行線のまま。
モラハラ夫との話し合いは不毛なんです。
しかし専門機関が間に入ることで、話が劇的に進みます。
一気に前進させることができるんです。
モラハラ夫の言っていることがおかしい。過去と食い違うことを言っているなどがあれば、第三者が軌道修正してくれます。
きちんと記録も取っているはずなので「先日はこのように話していましたね。今回のお話と食い違いますがどちらが正しいんですか?」とか「今はそのことは関係ありませんので、○○についてのご意見をお話ください」みたいにきちんと軌道修正されます。
これまでの結婚生活でのあの不毛なやりとりは一体なんだったんだろう・・・というくらい、話し合いが前に進みます。
もしモラハラ夫との話し合いが一向に進まず、離婚そのものをあきらめる、もしくはもう夫のいいなりになって損をしてもとにかく別れることを最優先にしたいなどと考えているなら、まずは専門機関に相談してみてくださいね。
モラハラ夫との離婚で頼れる専門機関
それではどこに相談するのが一番いいのか、モラハラ夫との離婚で頼れる専門機関をご紹介します。
弁護士
まずは弁護士です。
本来であれば協議離婚や調停離婚は弁護士を挟まなくてもできますが、モラハラ夫とは話しがかみ合わなず、同じ話、ただの罵りあいを延々と続けることになります。
夫との話し合いに難航しそうなら、弁護士に依頼することをおススメします。
専門的なアドバイスももらえますし、弁護士が間に入ってくれることでこれまで不毛だった話合いが一気に前に進みます。
弁護士というと高額でムリ!と思って避けている人もいるかもしれませんが、法テラスを利用すれば非常に安く弁護士に依頼できます。
また最初の相談料は3回まで無料で受けられるので、相談だけでもしてみると解決の糸口が見つかるかもしれませんよ!
法テラスに直接連絡するというやり方では、たまたまそこにいた弁護士が担当することになります。
その弁護士が離婚やモラハラに強い弁護士かどうかわかりません。
まったく専門外の弁護士がつくことで、不利な条件で離婚することになったり、非常に時間がかかるケースもあるので離婚やモラハラに強い弁護士でなおかつ法テラスと提携している弁護士を探すことが重要です。
とはいえ弁護士を探すのもネットで近隣の弁護士事務所を検索して価格はどうか、実績はどうか、どんな案件に強いのかなどいちいち調べるのは大変です。
簡単に自分の希望の弁護士を探す方法としては、
過去私が実際に日本法規情報を利用して、法テラスの弁護士さんのところに相談に行かせてもらったときのことを詳しく載せていますので、こちらを参考にしてみてくださいね!
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家庭裁判所
こちらは離婚調停や婚姻費用の調停を申し立てる場です。
まだ離婚はできない場合でももし生活費を入れてもらえていないなら、必ず婚姻費用調停を申し立てましょう。
調停なら弁護士の依頼も不要。
夫との話し合いに調停委員が間に入ってくれて話し合いを進めていきます。
夫と直接話し合うこともありませんし、顔を合わせることもありません。
そんなの申し立ててもあのモラハラ夫がお金を払ってくれるワケがない!とあきらめている人もいるかもしれませんが、調停を申し立てれば比較的短期間で成立できます。
もし調停にモラハラ夫が出てこない場合などは、審判に移行して裁判所が決定してくれます。
調停や審判で決まった額を支払わないなら、財産や給与の差し押さえもできるので、生活費を支払ってもらえない心配はありません。
もし生活費をもらっていないなら、一刻も早く婚姻費用の調停を申し立てましょう。
またその場合、同居していても調停はできますが、かなり気まずいですよね。
モラハラが悪化する可能性もありますので、実家などに頼れるなら実家に頼り、一時的にでもモラハラ夫と離れることをおすすめします。
実家が頼れない場合は、市町村のDV対策課(みたいなところ)に相談して、一時的にシェルターに入るか母子支援センターなどに入所できるか相談してみましょう。
「そんないきなり別れられないわよ!」と思っているかもしれませんが、それは夫から洗脳、支配されているからそう考えてしまうんです。
大丈夫です。
できます。
あなたを助けてくれる専門機関はたくさんあります。
まずは一歩前に出てみてください。
そうすれば今までがなんだったの?と思うくらいとんとんとんと状況が変わっていきます。
まずはモラハラ夫から離れて、人間らしい生活を取り戻すことが第一です。
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婚姻費用についての詳しい記事はコチラ
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まとめ
これまで友人や家族などに相談しても、「どこの夫婦でも同じ」「考えすぎじゃない?」など、なかなか理解してもらえなかった人からしたら、もう頼るところはない・・・
この問題をひとりで解決するしかないと思っている人もいるかもしれません。
知識がなかっただけであきらめていたことも、正しい情報を知れば状況を変えることは意外にも簡単なことかもしれません。
もちろん人それぞれ事情や都合があるのもわかります。
精神的な面であったり経済的な面であったり。
しかしそれらは一度誰かに相談してみてください。
その小さな第一歩で劇的に状況が変わることもあるんです。
モラハラ夫について、無料で相談できる窓口についても詳しく載せている記事がありますので、こちらの参考にしてみてくださいね!
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