モラハラ夫と離婚したとして、再婚したら「相手がまたモラハラだった!」ということは意外と少なくありません。
モラハラ被害を受ける人はなぜ、何度もモラハラ男を引きよせてしまうのか?
それとも自分からモラハラを選んでいるのか・・・?
もしかしたらその両方なのかも!?
モラハラ被害者の特徴5つをご紹介します。
モラハラ被害者は何度でも別のモラハラ男を選んでしまう?
モラハラ被害者はなぜか、何度もモラハラ男から猛アタックをうけ、自分も相手を好きになり付き合うことが非常に多いです。
モラハラ夫に苦しめられてやっとのことで離婚して、次こそ優しい男性と一緒になりたい!と思っていたのに、次に結婚した相手もモラハラ夫だった!なんてこともよくあります。
実は私もそうなんです。
お恥ずかしい話ですが、私は今の夫と結婚する前にも離婚歴があり、今回のモラハラ夫と離婚すればバツ2になってしまいます。
最初の結婚は25歳でした。
相手はひとつ年下でスラっとして、ジャニーズ系のとてもかっこいい人。
どちらかというと頼りなさそうなタイプで穏やかでやさしく、母性本能をくすぐられるようなタイプです。
彼との出会いも仕事関係で、お互い一目ぼれでお付き合いするようになり、若かったのもあり交際半年くらいで結婚。
当時は「モラハラ」なんて言葉はまだなかったので、モラハラだ!と思うことはありませんでしたが、今思うと彼もモラハラでした。
大声をあげて怒鳴るよりも、ねちねちと何時間もイヤミをいったり、自分が一番で思いやりのかけらもないような人だったと、結婚してからわかりました。
経済的DVもあり、お金に関してはうるさく本当にケチケチしていました。
「毎朝チラシで商品の底値をチェックしてから、1番安いスーパーをまわって買い物して」
「専業主婦で暇やしできるでしょ」
と、毎日のようにいわれてましたね。
底値ってなんやねん。
お金がなかったわけではありません。
すでに亡くなっていた彼のご両親が経営していたアパートの家賃収入が、生活できるくらいには入っていたので、20代の夫婦の中ではお金には余裕が合った方だと思います。
他にも遺産などでお金は持っているようでしたが、いくらあるかは最後まで教えてもらえませんでした。
生活費のことは1円単位でうるさく言うくせに、自分の株には何百万も使うような人でした。
離婚の決定的な理由は、私が気がついたときには株でなんと600万円もの損失を出していて、そのことをずっと私に話さなかったことです。
以前から
「株で200万だけ使わせてほしい」
「絶対に増やすから」とは言われていました。
私は株に関して全く知らなかったのもありますが、元々彼のお金なのであまり強くは言えず「元本(200万)がなくなった時点で株はやめて」と約束していました。
しかし、すぐに200万円を失い、損失を取り戻そうと、さらに投資して気がついたら600万円の損失になっていたそうです。
実際彼の財産がいくらあったのかわかりませんが、全然こりていない様子で
「勉強不足で失敗が続いたけど、
今は勉強したからこれからは大丈夫!取り戻せる」
なんて言ってました。
もう病気だ。
いつか全部株で使い切る。
そしたら生活費にまで手を出すかもしれない・・・
という不信感と恐怖心。
そして、彼に裏切られたような絶望感でいっぱいでした。
当時ちょうど新築のマンションを購入したばかり。
これから子どももほしいし、お金貯めないとと話していた矢先の出来事でした。
子どもができてからだと離婚はむずかしい。
当時私は28歳。
まだまだ新しい人生やり直せる!
再婚も子どももチャンスはある!
やり直すなら早い方がいいと思い、すぐに離婚しました。
彼は最初は「後悔するぞ」とか「絶対に別れない」とかいろいろ言っていましたが、私と別れた方がお金も自由に使えるし株だって好きなだけできる!と思ったのか、2ヶ月後にはあっさり離婚に承諾して協議で簡単に離婚しました。
もちろん財産分与も慰謝料なども一切なしで、子どももいなかったので、本当に離婚届だけ提出してあっさりでしたね。
(株などに投資していたお金や貸しアパートなどの資産は、私との結婚前から持っていたもので、分与できるような2人の財産はほとんどなかったので)
離婚から数年後。
まさかまたモラハラ男と結婚することになるなんて、夢にも思っていませんでした。
モラハラ男を引き寄せてしまう被害者体質とは
モラハラ被害者は
と悩んでいる人も多いと思います。
もはや自分がモラハラ男を引き寄せてるのか、自分でモラハラ夫を選んでいるのかもわからなくなります。
私は、おそらくその両方じゃないかなと思います。
モラハラ男を引き寄せてしまう、または選んでしまう被害者女性には共通する特徴がいくつかあるんです。
モラハラ被害者女性の特徴を5つご紹介します。
心の距離感がうまく測れない女性
人と人の心の距離が近づくには、段階がありますよね。
あいさつ程度の人から世間話をする仲になり、趣味やプライベートな話から、悩み事を打ち明けられて親密になるまでそれぞれ段階を踏んで心の距離を縮めていきます。
ところがモラハラ男はほとんどの場合、初対面でもいきなり打ち上げ話をしてくるなど、一気に距離を縮めてきます。
普通の人ならそこで警戒するのですが、被害者になりやすい人はこの距離感がうまく測れず、「心を開いてくれてるのかな?」ど好意的に受け取ってしまします。
モラハラ男は拒否されると一気に引きますが、距離感がうまく測れない人は好意的に受け入れてくれるので、ターゲットとして狙われやすいのです。
人のために自分を犠牲にしてしまう女性
人に面倒なことでも頼まれたら断れない人や、もめたくないからと言いたいことをガマンして耐えるタイプの人です。
モラハラ男がターゲットにする女性は、忍耐強くなくてはいけません。
少しのモラハラで逃げ出すような女性ではいけないのです。
自分がどんなにひどいモラハラをしても、耐えて受け入れてくれる女性をターゲットに選ぶのです。
自分に自信がない女性
自分に自信がない人も、モラハラのターゲットになりやすいです。
自信がないのでモラハラ夫から「おまえが悪い」などと言われると「やっぱり私が悪いんだ・・・」と考え、今よりももっとがんばってしまいます。
自分に自信のない女性は、相手に合わせやすくマインドコントロールがしやすいんです。
また、自信のない女性からすれば、モラハラ男のどこからくるのかわからない自信満々なところに魅力を感じる人もいるかもしれませんね。
尽くすタイプの女性
相手に対して献身的で尽くすタイプの人は、モラハラ男の無理な要求も素直に受け入れ、期待に応えようと頑張ってしまいます。
モラハラ男からすれば居心地がよく、絶対に離したくなくなるのです。
キレイでモテるタイプの女性
モラハラ男は単純に「キレイな女性を連れて歩いている」という見栄だけで、キレイなモテるタイプの女性を選ぶことが多いです。
しかしモテるタイプの女性がモラハラ男にひっかかるなんて、信じられないと思うかもしれませんよね。
実は美人でキレイな人やモテるタイプの女性は、同性に疎まれたり理不尽な嫌がらせを受けた経験があったり、男性が勝手に幻想を抱き期待していただけなのに「見た目はキレイなのに、話してみると中身がなかった」などといって、傷つけられることもあります。
だれかに相談をしても「○○ちゃんはモテるからすぐにいい彼ができるよ」などと本気で相談に乗ってもえないことも・・・
そのため意外と孤独で自分に自信を持てず、自分を犠牲にしても人のために尽くしてしまう女性は多いです。
そんなときに
などと優しくされると、簡単にモラハラ男にひっかかってしまうこともめずらしくないのです。
もう二度とモラハラ男を選ばないために
モラハラ被害を受けている女性も、少なからず子どもの頃の環境や体験が大きく関係している場合も多くあります。
まずは、自分の被害者体質と向き合うことからはじめてはどうでしょうか。
私も上記の被害者の特徴に当てはまる箇所がいくつかありました。
それらをひとつひとつ克服していくことで、被害者体質から抜けられるかもしれません。
まとめ
私は自分が見る目ないことを痛感してるので、もう二度と男はいいや~と思っています。
でもいつか子ども達の手が離れたら、きっとさみしくなるだろうし、茶飲み友達くらいはほしいなとは思います(笑)
その相手がまたモラハラだったら・・・
と考えるとゾッとしますよね!
あなたが離婚して、もしまた恋愛をするときがきたら、次は絶対にモラハラ男なんて選ばないために!
ぜひ今回の記事を参考にしてもらえたらと思います!
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