「なんでこんな人と結婚しちゃったんだろう…」
モラハラ夫と結婚してしまった女性の多くが、そう後悔します。
でも安心してください。
モラハラ夫は、結婚前には優しく理想的な男性を完璧に演じるため、見抜くのは非常に難しいのです。
今回は、モラハラ夫の二重人格的な特徴や、結婚前に感じる“わずかな違和感”に注目し、そこから見抜くための3つのヒントをお届けします。
なぜ結婚前にモラハラ男を見抜けないのか?
モラハラ男は、「この人となら幸せになれる」と信じさせる“完璧な演技”をします。
優しさ、誠実さ、社交性、安定した職、気前の良さ…表面上は非の打ちどころがありません。
でも、彼らは結婚や妊娠など、「相手がもう逃げられない」状態になった瞬間に、少しずつ“本性”を現します。
「こんな人だったっけ?」と感じた時にはもう遅く、支配や攻撃が始まってしまうのです。
私の体験談:結婚後に豹変した夫
私は30代で派遣社員として働いていた頃、明るくて頼りがいのある“理想的な同僚”だった彼に猛アプローチされ、交際が始まりました。
将来への不安や「早く結婚したい」という気持ちもあり、評判もよかった彼と1年で結婚。
でも、結婚後、転勤で地元を離れ、仕事も辞めて専業主婦になったあたりから、暴言や人格否定が始まりました。
夜中に家を追い出され、ホテルで一晩過ごしたことも。
あの優しかった彼が、今の夫なの?と信じられない日々が始まったのです。
見逃さないで!結婚前に気づける“違和感”3選
① 自分語りが多い&不幸話・武勇伝を繰り返す
「俺は昔◯◯で…」
「あのときは本当に大変だった…」
過去の栄光や不幸話を何度も語る男性は、自己愛が強く、モラハラ気質の可能性があります。
特に「かわいそうな俺」「俺はこんなに頑張ってきた」という主張が強い人は要注意です。
② 嫉妬深く“見返りありき”の愛情表現をする
付き合って間もないのに「君しかいない」「愛してる」を繰り返す男性、いませんか?
モラハラ男は愛情を“貸し”のように扱い、与えた分だけの見返りを求めてきます。
恋愛初期の過剰な愛情表現も、依存やコントロールの始まりかもしれません。
③ ため息・舌打ちで「察して」アピールする
夫婦生活で多くの女性が悩むのが、無言の圧力です。
彼がよくため息をつく、舌打ちする、そう感じたことはありませんか?
「なんでわかってくれないんだよ」という思いを、言葉ではなく態度で伝えるのは、精神的なモラハラの初期兆候です。
違和感をスルーしない!見極めるためのヒント
モラハラ男は、付き合い始めこそ非常に紳士的です。
だからこそ、「ん? なんか引っかかる…」という違和感を無視せず、大切にしてください。
そして、もし違和感があるなら──
「冗談でも嫌なことはイヤ」と、はっきり自分の意志を伝えてみましょう。
その時、相手が真摯に受け止めるか、逆ギレするかが、重要な見極めポイントです。
まとめ:優しさの裏にある“支配の芽”を見逃さないで
結婚前にモラハラ男を完璧に見抜くことは、ほとんど不可能です。
でも、“違和感”という名のサインは、確かに存在します。
気づかずに結婚してしまったとしても、あなたが悪いわけではありません。
それでも、「なんかおかしい」と思った感覚は、決して間違っていませんでした。
少しでも違和感を感じたら、一度立ち止まり、自分の気持ちを大切にしてください。
