まだ結婚前の女性なら、今お付き合いしている彼氏がモラハラかどうか気になりますよね。
結婚したいと思っているけど、モラハラ夫は結婚前は優しかったというし・・・
今から彼氏がモラハラ夫予備軍かどうか、見抜き方はないの?
そんな人のお悩みにお答えします!
基本的に結婚前にモラハラは判明しにくいですが、結婚前にチェックしておくポイントを押さえておきましょう!
あなたの彼氏はモラハラ?モラハラ夫予備軍の見抜き方法
モラハラは結婚して妊娠や出産後、徐々に顔を出してくるケースが多いので、 結婚前にモラハラ予備軍かを見抜くのは非常に難しいです。
特に結婚前は、どんな人でもいいところしか見せないもの。
しかし何気ない行動、何気ない一言、何気ないクセなんかに、モラハラの片鱗が見え隠れしていることがあります。
注意深く観察して、彼氏がモラハラかどうかチェックしてみてくださいね!
最初は紳士的で外面がいい
モラハラ夫は出会ったときは紳士的で気が利いて、周りからの評判も良く、外面が非常にいいんです。
彼女に対して一生懸命尽くしてくれて、本当にいい彼氏と周りからも太鼓判を押されるくらいです。
しかし、 釣った魚にエサをやらないのがモラハラ男。
交際期間が長くなって彼氏が油断してくると、少しずつモラハラの片鱗が顔を出してきます。
モラハラ男は、とにかく最初はめちゃくちゃ外面がいいということを、しっかり頭にいれておいてください。
自分が悪くても認めず正当化する
モラハラ男の特徴として、自分が悪いとしても絶対に認めず、妻のせいにして責任転嫁してきます。
結婚前にはここまではないにしろ、自分が悪かったことをなかなか認めず、正当化することはあると思います。
例えば、
「そうかもしれないけど、あれは○○だったから仕方ないんだよ」
「仕事なんだから仕方ないでしょ」
というように、
「俺も悪いのかもしれないけど、
原因は○○だから俺は悪くないよね」
と、 自分が悪いことは認めないことがあります。
私の前のモラハラ夫も「仕事だから仕方ない」が常套句でした。
交際中はあからさまに「俺様は悪くないぜ」という言動はないかもしれませんが、よく聞くと責任転嫁をしていたり、自分の非を認めていないケースが多々あります。
またモラハラは謝らないと思っている人も多いですが、自分が得になるなら謝ります。
あっさり。
ただ、うわべの「ごめん」なので、反省しているわけでも改心しているわけでもありません。
だから、同じことを何度も繰り返します。
もし彼氏がよく謝る人であっても、 その後ちゃんと同じ失敗をしないように気をつけているのかを見極める必要があります。
謝っていても平気で同じ失敗を繰り返すのは、ただその場を丸く収めるために謝っているだけです。
一度怒るとしつこい
モラハラする男性は、 基本的に一度なにかで怒らせてしまうと、いつまでもネチネチいってきます。
お付き合いの度合いにもよりますが、初期の頃は声を荒げて怒鳴ったりすることはほぼないと思います。
初期の頃は、ネチネチ文句を言わず、だんまりを続けてこちらの居心地を悪くさせることが多いです。
ただ交際期間が長くなってきて、関係が深くなってくると、だんだん声を荒げたりいつまでもネチネチイヤミを言ってくることはあります。
モラハラ夫はとにかくしつこいです。
特にコチラが悪かったときは、ここぞとばかりに責めてきます。
ちゃんと謝っているのにも関わらず、
「いやそれが謝ってる態度なの?」
「前も同じことやったよね。本当に反省してるの?」
「俺もいいたくないけど、君のために言ってるんだよ?」
のように、ネチネチと同じ話を何度も繰り返したり、論点を絶妙にずらしながら延々とネチネチ言い続けたりします。
交際中の場合だと、責めるというよりも「俺はこんなに傷ついたよ・・・」みたいに、彼女に罪悪感を植え付けるような責め方をします。
論点をずらすことで、気がついたら全然関係のないことで怒られているということもあります。
謝ってもしつこくネチネチ言い続けたり、いつまでもあなたを責め続けているような人なら、結婚後モラハラになる可能性は多いにあります。
冗談でサラッとひどい言葉を投げてくる
冗談を使ってサラッとひどい言葉を投げかけるのは、モラハラの初期段階です。
モラハラ男は、最初からキツイことを言ってくるわけではありません。
最初からひどい暴言を連発していたら、すぐに捨てられてしまうからです。
最初は軽い冗談でジャブをうち、彼女の様子を注意深く観察して、いけそうなら次はもう少し強めのパンチを出すようになります。
その場合も初期段階では冗談めかして、笑いながら言ってくることもあります。
それに対して彼女が「今のすごく傷ついたんだけど」と、言ったとしたら
「え?ただの冗談だろ。大げさだな~」
と、 冗談にして、「そんなことを気にしている彼女がおかしい」というレッテルをはります。
初期の頃は確かに「そこまでひどいこと?」というレベル。
少しタチの悪い冗談程度。
多少モヤモヤする、少しイヤな気分になる程度なので、
と、 まるで「そんな小さなことを気にしている自分が悪い」「はずかしい」という気持ちになってしまいます。
この反応こそ、モラハラ夫の欲しい反応!
彼氏の言葉をそのまま素直に受け取り、勝手にひとりで罪悪感を抱いている姿をみて、モラハラ夫は
「この女を俺のモラハラのターゲットとして育てよう!」
と誓うのです。
たとえ冗談でも、傷ついたならそれはどんなに小さなことでも許してはいけません。
「え?それどういう意味?」
とズバッと問いかけ、冗談を逃げ場にしたとしても、逃がしてはいけません。
と、毅然とふるまいましょう。
小さなモラハラをつぶすことで、モラハラ被害を今後も最小限に抑えることができます。
都合が悪いと無視・ため息・舌打ちなどするときがある
彼氏がなにかあると、「ハ~」と大きなため息をついたり、「チッ」と舌打ちをしていると要注意です。
私の元夫も交際当初から、とにかくため息が多かった!
例えば自分が不利な状況にいるとき、黙り込んでひたすらため息をつくだけ・・・
ということが非常に多かったです。
そのときは、彼が私にウソをついていることがバレて、完全に彼が悪いのですが、認めたくないのか謝りたくないのか、よくはわかりませんが、とにかくだんまりを続けてため息・・・
「なんで黙ってるの?何?そのため息」
と聞くと
「いや・・・俺はこんなにも君を想っているのに、
どうしてわかってもらえないんだろうな・・・はぁ」
などと、ワケの分からないことを言っていました。
完全に論点をすり替えてます。
「どういうこと?
私を想っているからウソついたってこと?
意味がわからんけど」
というと
「いや!違うねん!そうじゃなくて・・・
あぁどういえば伝わるんやろ・・・・はぁ」
と、完全に論点ずらして逃げているだけなんですが、この頃は正直意味はわかりませんでしたが、自分の気持ちをうまく説明できずに、もどかしくなるときってあるじゃないですか。
そんな感じなのかなと勝手に理解した気でいました。
おバカですよね(笑)
おそらくこのとき、彼の心の中では
(この空気イヤやわ~早く終わってほしいわ~)
「はぁ」
って感じだったんですね。
なんなら、自分が被害者面です。
また、 ため息ひとつで相手をコントロールするという高等テクニックも持ち合わせています。
たとえば何かを選ぶとき、私の元夫は「お前が好きな方選んだらいいよ」と紳士的なことを言ってくれていました。
(これは結婚後も)
そして私が、仮にAを選んだ場合
モラ男「はぁ~」
モラ男「・・・・・」
私「・・・・・え?なに?Aじゃ不満なの?」
と聞くと
「そんなことないけど、
Aなんやと思って。はぁ・・・」
などといって居心地悪くさせ、「だったらBでいいけど」とコチラが意見を変えると
「俺はどっちでもよかったけど、お前がBにするならそれでいいと思う」
と、まんまと自分の思い通りを選べます。
ちなみに、私が意見を変えずそのままAを押し通した場合、後からネチネチイヤミを言われることになります。
Aの結果が思いのほか良くなかった日には
「お前が選んだせいでこんなことになった」
と責められます。
まぁ交際中にここまであるかはわかりませんが、ため息と舌打ちをする人は、それによって相手の感情をコントロールしようとする人です。
彼氏がため息や舌打ちをする人なら、今後の交際も考え直した方がいいでしょうね。
見栄っ張りで自慢話が多い
モラハラ夫は自分が大好きです。
自分の仕事はいかにすごいか。
自分のいかに友達に慕われ信頼されているか。
逆に自分はどれだけ不幸な人生を送ってきたか。
など、とにかく自分の話が多いです。
自分はいかにすごい人間か。
自分はいかに不幸で、それを乗り越えてきた立派な俺。
など、 自慢話がや不幸話が多かったり、見栄っぱりだと感じたら、注意深く観察してみましょう。
まぁ男の人は、モラハラじゃなくても武勇伝を語りたがる人が多いので、これだけではなんとも言い難いですが・・・
私の元夫とその家族は
「俳優の○○はうちの実家の何軒先に実家があるんだ」
というのが自慢だったらしく、夫の実家に行くたびに、夫の両親も含めてみんなで自慢していて驚きました。
その俳優と元夫一家はなんの関係もないし、聞けば話もしたことのない間柄だというからさらにびっくりです!
これは結婚前の方が、出てきやすいんじゃないでしょうか!
彼氏がやらた自分や自分の家族、友人などのことを自慢していたり、ちょっと大げさに話を盛って「見栄っ張りだな」と感じたら、注意深く彼氏の言動をチェックするようにしてみてくださいね。
モラハラ予備軍は結婚前には見抜けにくい!
いくつかご紹介しましたが、彼氏に当てはまる項目は、いくつかありましたでしょうか。
結婚前に出やすいモラハラ夫の行動パターンをご紹介しましたが、結局はどれも可能性の話であって、モラハラかどうかを判断するのは難しいです。
モラハラ夫はまるで二重人格のように、いい時の顔と悪い時の顔が違うので、結婚していても、夫の変化についていけずに戸惑ってしまうくらいです。
交際中から少しずつジャブを打って、こちらの反応を試しています。
基本的にモラハラ夫はモラハラがしたくて結婚するので、モラハラを受けて罪悪感を抱き自分の支配下における女性との結婚を望んでいるのです。
ですからこの小さなモラハラのジャブを見抜き、
「私にはモラハラは通用しません!」
という確固たる態度を貫かなくてはいけません。
モラハラする人は改善しませんので、もし結婚前にモラハラのジャブをくらったら、できるだけ早く別れるべきだと思います。
ジャブは何度か打ってきます。
ここを突破できない限り大きなモラハラは仕掛けてこないとは思いますが、結婚すれば必ず顔を出してきます。
あなたに通用しないとわかれば、子どもをターゲットにする可能性もあるので、一生心が休まることはないでしょう。
(交際中にモラハラが通用しないと判断すれば、彼の方から去っていく可能性もあります。)
まとめ
彼氏かモラハラかどうかを見抜くのは本当に大変ですが、たまにモラハラの片鱗がでてくることがあります。
この記事でご紹介した項目がいくつか当てはまれば、それはモラハラ夫予備軍の可能性は高いです。
モラハラ男と結婚してしまうと、妊娠出産などでどんどんモラハラがエスカレートして、どんどん逃げ場がなくなり、どんどん支配して心を病んで、別れた後も長年後遺症などで苦しんでいる人もたくさんいます。
そんなことにならないよう、結婚前に彼氏がモラハラかどうか見抜きたいところですよね。
思い当たる項目があれば注意深く観察して、早めに別れを決断した方がいいでしょう。
彼以上にステキな男性は必ずいまから、安心してくださいね!