モラハラ夫は、なにかあるとすぐに自分から
「出ていけ」
「離婚だ」
などと言うくせに、いざ妻が離婚を申し出ると断固拒否しませんか?
「離婚したいのに、全然応じてくれない…」
「話が通じない。もう疲れた…」
そんな状況で悩んでいるあなたへ。
モラハラ夫から解放されるために、確実に進むための3つのステップをご紹介します
モラハラ夫が離婚に応じてくれない理由
モラハラ夫が離婚を拒む本当の理由は、愛情や後悔ではなく、支配対象としての妻を失いたくないからです。
モラハラ夫にとって、あなたは「対等なパートナー」ではなく、「ストレスのはけ口」「自分の優越感を満たすための道具」だった可能性が高いのです。
- ストレスが溜まったときに怒鳴りつけられる相手
- 失敗や不満をすべて押しつけられる存在
- 無視しても従い、攻撃しても離れていかない「都合のいい人」
彼は、長い時間をかけてあなたの自尊心を奪い、自分の支配下に置いてきました。
そして「この女は何を言っても最後には戻ってくる」という成功体験を積んでしまっているのです。

モラハラ夫が離婚に応じてくれないときの対処法
ステップ1:モラハラの証拠を集める
モラハラ夫との離婚を考えるなら、最初にやるべきことは「証拠集め」です。
どんなに理不尽な言動があっても、それを客観的に示す記録がなければ、後々の調停や裁判で不利になることも。
私自身も、調停では証拠を使いませんでしたが、“いつでも裁判に進める”という心の支えになりました。
証拠があるとないとでは、精神的な安心感も交渉力もまるで違います。
- 録音(暴言・威圧的な会話)
- LINEやメールなどの文面記録
- 被害の記録(日記やメモ)
- 通院記録や診断書(精神的ダメージの証拠)
将来的に裁判まで進む覚悟を持つことで、あなたの態度にも自信と一貫性が生まれます。
ステップ2:公的機関に相談する
証拠がある程度そろったら、一人で抱え込まず、第三者の力を借りることが次のステップです。
相談してみたら、想像よりもずっと現実的に動けると知って驚きました。
相談先には、市町村の福祉課や女性センター、母子支援センターなどがあります。
中には無料の法律相談や一時避難先の紹介、経済的支援制度を教えてくれる窓口も。
- お金がない
- 子どもが小さい
- 仕事をしていない
- 親にも頼れない
どんな事情があっても、「それでも大丈夫」な方法があります。
「相談する=覚悟を決める」ことではありません。
まずは、情報を得るために動いてみることが大切です。
ステップ3:できるだけ早く別居する
離婚への道を進めるためには、物理的に距離をとる(別居する)ことが最も有効です。
特にモラハラ夫の場合、一緒にいる限り冷静な判断ができなくなってしまうことが多いです。
私自身も、別居して初めて、正常な思考を取り戻せた気がしました。
- 心と体が休まる
- 支配や洗脳から抜け出せる
- 将来について落ち着いて考えられる
- モラハラの被害を再確認できる
ただし、別居後はモラハラ夫が「下手に出て戻そうとしてくる」ケースが非常に多いです。
「反省してるから戻って」
「もう二度としない」
「愛してるからやり直そう」
…と涙ながらに懇願されても、それは“支配に戻すための演技”かもしれません。
このタイミングで情に流されて戻ると、以前よりひどいモラハラが始まる可能性が高いです。
また、別居中でも生活費は請求できます。
「婚姻費用(こんいんひよう)」という法的制度を使えば、経済的にもある程度安定を確保できます。
まとめ:3ステップで冷静に、確実に進む
モラハラ夫は、支配欲・無自覚・プライドから「離婚なんてありえない」と強く拒否してくることがよくあります。
そんなときこそ、感情ではなく準備と行動で突破することが大切です。
- 証拠を集める(音声・LINE・メモなど)
- 公的機関に相談する(支援・弁護士・一時避難)
- 早めに別居する(婚姻費用の請求も可能)
時間はかかるかもしれません。
でも、まずは「安全な場所に身を置く」ことが最優先です。
あなたの人生は、あなたが決めていいのです。
