先日のブログで、
モラハラは心の病である場合が多いとご紹介しましたが、
モラハラ夫から毎日のように暴言を吐かれている妻こそ、
心身に影響がでてくる可能性が高いので注意が必要です。
今回は夫からのモラハラを受け続けた妻に、
どんな影響がでるのかをご紹介します。
もし心当たりがあるなら、
すぐにカウンセリングや相談窓口で相談されることをおすすめします。
モラハラ被害は心をむしばむ!妻が一番危険なワケ
モラハラの特徴として、
いつもいつもキレているワケではありません。
モラハラが落ち着いている時期や
機嫌がいいときなどは優しい夫、
優しい父親であることも多いため、
「自分が悪かったから夫を怒らせてしまったんだ」
と感じている妻も多いんです。
実はこれは妻がモラハラ夫から支配されて
マインドコントロールによるものなのですが、
「ケンカもするけどこれはこれで幸せな家族だ」
と妻自身思い込もうとするのです。
しかし心が無理をしているのを
無理矢理フタをして見ないようにすることで、
ストレスはどんどん溜まり、
心はむしばまれ心身に影響が出てくることもあるのです。
モラハラ被害による心の影響は
モラハラを受け続けることで、
被害者である妻の心にどんな影響があるのでしょうか。
自信をなくす
モラハラ夫は
実に陰湿に相手の人格や存在さえも否定します。
常に上から見下しバカにし、
妻の仕事、価値観、趣味、友人や親族などすべてを否定します。
ひとつひとつは些細なケンカの延長のような言葉や態度でも、
それが
無気力になる
モラハラ夫は
妻が何をやってもどうしたって妻を責め
「悪いことはすべて妻のせい」と攻撃され続け
言い返せば100倍になって攻撃されます。
一度や二度のことであれば耐えられますが、
これが毎回毎回繰り返されることで、
「がんばっても意味がない」
「どうせ否定されるだけだ」
と心がもちこたえられずに、
のです。
ヒステリー症状
モラハラ夫にズタズタに傷つけられた心はすでに限界で、
コップの水はいっぱいいっぱいで
溢れそうな状態になります。
そうすると
「もうこれ以上傷つけられたくない」妻は、
自分を守るために、
ちょっとの言動でも敏感に反応し、
相手を攻撃しようとヒステリー状態になりやすくなります。
心にちょっとの隙間もなくなった妻は、
逆にモラハラ夫は落ち着いた状態で陰湿に相手を攻撃し、
「妻が加害者で自分が被害者だ」
という構図にすり替えるのです。
これらの症状が重なって、
精神的に重篤な病を患う場合もあるのです。
心の病を治すにはモラハラ夫と離れることが一番!
モラハラ夫と同じ空気を吸っている間は、
妻の心の安定はありえません。
まずはモラハラ夫から離れることが一番です。
被害妻は心に影響が出る前に、
モラハラ夫とは早急に別居するべきです。
モラハラ被害を受けている妻は
なかなか自分の症状に気がつきにくいことから、
症状が悪化していきます。
心の病が悪化した場合は、
モラハラ夫と離れただけで簡単に治らないので、
治療に時間がかかるケースもあります。
時間がかかってもモラハラ夫と離れ、
自分の環境を変えていきましょう。
環境を変えずにズルズルとモラハラ夫と一緒にいることは、
子どもがいればなおさら、
子どものためにも環境を変えることは、
あなたや子どもの心の健康のために非常に重要です。
まとめ
モラハラを受けて続けていると、
妻は気が付かないうちにどんどんストレスをためていき、
心身に影響をうけて
ひどいケースだと心の病にかかる人も少なくありません。
また子どもには直接危害を加えないとしても、
父親が母親をイジメているのを見て育つ子どもは、
大人になってから健全なコミュニケーションのやり方がわからなかったり、
自己肯定感が低くなるなどの影響を受けることが多いんです。
「子どものために」と思うなら、
夫のモラハラを許し我慢するのではなく、
少しでも早くモラハラ夫のそばから逃げ出すことが一番ですよ!
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