モラハラ夫からの暴言や責めに、毎日傷ついている女性は、身も心もボロボロ!
結婚生活が長引けば長引くほど、心の負担は大きくなります。
また モラハラのターゲットになる女性は、繊細でメンタルが弱い人がなりやすいです。
メンタルが強くなればターゲットにならないというわけでもないのですが、夫からの攻撃にも揺らがないメンタルの強さを身につければ、もっと生きやすくなるのではないかと思います。
私自身もとってもメンタルが弱く、生きにくいという悩みがありました。
メンタルって生まれもった性格もあるのですが、努力や行動次第で変えることができるもの。
私自身もこの方法でメンタルを鍛えていて、少し楽に生きられるようになってきたかなと思うので、みなさまにもシェアしたいと思います。
メンタルの強い人と弱い人の違い
そもそもメンタルが弱い人、強い人ってどんな人なんでしょう?
メンタルが強い人と弱い人の違いをみてみましょう。
些細なことを気にするかしないか
メンタルが強い人というのは、小さなことは気にしません。
他人からどう評価されていようが、自分のことを客観的に見ることができて、間違っていることもきちんと認めて、自分や他人を無駄に責めずに、どうすれば良かったのかを分析し次に活かすことができます。
一方メンタルの弱い人は、些細なことでもとても気になります。
自分が失敗したらその失敗をいつまでもひきづったり、自分を必要以上に責めたり、時には「〇〇のせいで自分はうまくできなかった」と、周りのせいにして責めてしまう人もいます。
他人からの評価を非常に気にしてしまい、激しく落ち込んでしまいます。
なかなか気持ちを切り替えられず、前に進むこともできません。
メンタルの強い人は周りの評価を気にしないで、自分がやりたいこと、正しいと思えることができるのです。
ポジティブに物事を考えられるか考えられないか
メンタルの強い人は、元々物事をなんでもポジティブに考えるクセがついています。
例えば何か失敗した時、これから悪いことになるかもしれないという不安よりも、これから素晴らしい成功につながるイメージを広げられます。
困った状況や大変は状況に陥った時でも、常にポジティブに考えられ、堂々とその局面を乗り越えることができるのです。
一方メンタルが弱い人は、常に悪い方悪い方へと想像が働いてしまいます。
やる前からネガティブに考え「私にはできない」と諦めてしまう人も多いです。
結局一歩進むことができずに、現状はどんどん悪くなる一方で、追い詰められていく被害者も多いです。
またそういった状況はモラハラ夫にとっては、モラハラがやりやすい非常にいい状況でもあります。
結果、どんどんモラハラが悪化してしまうんです。
他人に対して優しい
メンタルが強い人は他人に対して優しいです。
メンタルが弱い人は、他人に対して優しくないわけではないのですが、どちらかというと自分の意見を飲み込んだり、我慢して相手に合わせようとします。
それは優しいのとは違います。
メンタルの強い人は、相手のために間違っていることはきちんと正し、意見の違いも相手の考えを受け入れたうえで、精査することができます。
本当に優しい人は、相手のイエスマンになるわけでも、自分の考えを押し付けるわけでもありません。
それがブレずに、相手によって変わらず、正しいことは何かきちんと判断できる人が、本当にメンタルが強く優しい人です。
メンタルが強くする方法
それでは、メンタルを強くする方法についてご紹介します。
メンタルが弱いのは、生まれ持っての性格という部分もありますが、多くはトレーニングで鍛えることができます。
ここでは毎日続けることで鍛えられる、メンタルを強くする方法をご紹介しますね。
メンタルの弱い自分を受け入れる
メンタルを強くするために、一番最初にやること。
まずは、自分はメンタルが弱いということを自覚し、受け入れ、向き合うことです。
日記帳や自分ノートみたいなものを作って、そこにどんなときに自分は落ち込んだり傷ついたりしているのか、原因はなんだったのか、その時その時の自分の心理状態を書いていきます。
書いていくことで自分の気持ちを発散させて楽にもなりますし、冷静に自分の心と向き合うことができるんです。
モラハラ夫からの暴言によって傷ついたのなら、どんな言葉かどんな態度か、なにがきっかけだったのかなど、モラハラの状況もくわしく記入していけば、モラハラを受けている自分も客観視できることになるので、合わせて記入していきましょう。
日付をいれておくと、モラハラの証拠となって、後々役に立つかもしれないのでおすすめですよ。
またそんなとき、どうするのがいいのかなども(今の自分ができるできないに関わらず)合わせて書いていきましょう。
夫からこんな風にいわれて傷ついたけど、夫の言っていることは間違っている。
私は間違ってない。
だから気にする必要なんてないんだ。
のように、傷ついているしめちゃくちゃ気にもしているけど、
「気にしない」
「軽く考えよう」
「こんなことで落ち込むのはムダだ」
など、どうすればいいのかを書いていくとよりいいですよ。
夫からの暴言をいわれたら苦しいに決まっているし、自分の苦しい気持ちを書き出す作業は辛いですが、あえて書き出していってください。
どんな言葉で傷ついたのか、なぜ苦しいのかなど、自分の心理状態を詳しく書き出していくことで、自分の心を受け入れ、向き合っていくことができるようになってきます。
書いたらそのままにするのではなく、後から読み直していくことで「前にこんなことでも傷ついていたのか」というように、過去の自分よりも成長している、強くなってきたと実感できるようになります。
行動の結果と自分の価値は別物と考える
メンタルが弱い人やモラハラの被害者の多くは、何か行動を起こした結果、うまくいかないとイコール「自分に価値がないからだ」と考えてしまう人も多いです。
例えば夫が怒ってばかりだから、夫のために手を尽くしたのにむしろ怒られてしまった時。
「自分のやり方が間違っていたからやり方を変えよう」
とならず、
と、結果と自分の価値を関連付けてしまいがちです。
失敗した時に自分を責めてしまうのも、行動の結果と自分の価値を結びつけて、私はなんてダメな人間なんだ、やっぱり私は価値がない。と感じてしまうから。
だけど 行動の結果は行動が間違っていただけで、あなたに価値がないからではありません。
ましてや人間関係では、自分にはどうにもならないこともあります。
どうにもならない結果に、自分の価値を結びつけていたら、心は疲弊しますますメンタルが弱くなってしまいますし自信も失ってしまいます。
そこで意識して自分を責めないという選択肢を作るようにしましょう。
勇気をもらえる言葉を胸においておく
勇気をもらえる言葉や元気がでる言葉を胸においておいて、いつでも取り出せるようにしておくと落ち込んでいても早く切り変えられることもできます。
雑誌や本などに書いていた言葉や誰かが言った言葉。音楽でもいいですし、ドラマや漫画の名ゼリフでも構いません。
自分の心の支えになるような言葉を持っていると、しんどくなったときにすぐに思い出して、自分を元気づけることができますよ。
ちなみに、私が最近勇気をもらった言葉はこちらです。
子どもが好きで見ているアニメ「鬼滅の刃」から
「頑張れ炭治郎!!頑張れ!!
俺は今までよくやってきた!!
俺はできるやつだ!!
そして今日も!これからも!!
折れていても!!
俺がくじけることは絶対にない!!」
このセリフは主人公の炭治郎が、圧倒的な強さを見せつける敵に対し、ケガを負い怖気づいてしまった自分を鼓舞するために言ったセリフです。
これまで努力し続け、厳しい試練にも耐えてきた炭治郎だからからこそ出てきたセリフなんですよね。
私は洗い物かなにかしているときに、子どもが見ていたテレビから流れてきたセリフで、ものすごくひきつけられました。
私は自分に甘くて、ずっとがんばれていない。まだまだ全然ダメだダメだ。とずっと思ってしまっていました。
周りから「頑張ってるね」と言われても、
「そんなことない。
結構サボってるし、昨日も寝落ちしちゃって全然ダメだ」
と、できないことばかり意識してしまっていました。
このセリフを聞いたとき、
「炭治郎すごいなぁ。えらいなぁ。まだ子どもなのになぁ。」
って、どこか他人事というか、アニメの話だしってただただ関心していましたが、なんとなく自分に置き換えてみたら、ものすごく勇気がわいたんですよ。
いやいや!!
私だって頑張ってる!
ずっと頑張ってきた!
って、ものすごく自然に思えたんですよね。
「夫と暮らしているときも、別居した後も
離婚するときだって、ずっと頑張ってきた!!
私はよくやってきた!!
私はできるやつだ!!
私がくじけることはない!!」
と(笑)、 自分に置き換えてみるとそれだけで勇気が出て、力強く前に進んでいけるような気がします。
きっと今の自分にピッタリハマるような名言に、強烈にひきつけられるんじゃないかなと思います。
辛いときくじけそうなとき、苦しいときにいつでも思い出せるような言葉を、いつも胸の中においておいていつでもだせるようにしておくといいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回はメンタルを強くするために方法をご紹介しました。
結局はメンタルなんですよね。
夫と一緒に暮らしていくにしても、別れたとしても、自分のメンタル次第で幸せにも不幸にもなる。
ただ、今は夫からのモラハラや暴言によってあなたのメンタルはボロボロで、自尊心も傷つけられて自尊感情もひどく下がっている状態です。
そんな自分から脱することで、モラハラ夫と向き合う強さがわいてきます。
その上で、別れるのか別れないのかを判断すればいいと思います。
自分自身を取り戻し、メンタルを強くしていったあなたなら、自分や子どもにとっても最善の道を選べるようになるはずです。
やってみてくださいね!