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モラハラ夫に自覚させる方法!何をしても変わらない…そう気づいた私の体験談

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誰でも、イライラしたり感情が高ぶったとき、つい心ない言葉を口にしてしまうことはあると思います。

でも普通は、後から「言いすぎたな」「傷つけたかもしれない」と反省して、少しずつ直していくものですよね。

でも、モラハラ夫は違います。

「自分が悪いことをしている」という自覚がまったくない。

だから謝ることも反省することもなく、暴言や支配的な行動はどんどんエスカレートしていきます。

私も、「あなたの言動で私は傷ついている」と、何度も伝えようとしました。

でも、通じない。

むしろ私が責められる。

何度も傷つけられ、そのたびに「どうしたら気づいてくれるんだろう」と悩みました。

今回は私の体験を交えながら、モラハラ夫に自覚させる方法と、それでも変わらない現実、そして最終的に私が感じた「本当は早く離れることが一番の回復なのかもしれない」という気づきをお伝えします。

目次

モラハラ夫は「自覚がない」の?それとも“気づかないふり”?

気づかないフリをする理由とは?

「俺はモラハラなんてひどいことしていない」

モラハラ夫の多くは、そう強く信じています。

けれど、それは本当に“自覚がない”のでしょうか?

実際に私が感じたのは、「気づいていないのではなく、気づかないようにしている」んじゃないかということでした。

なぜなら、夫はまるで「ここを突けば私が一番傷つく」とわかっているかのように、ピンポイントで攻撃してくるからです。

怒りにまかせて無意識に出た言葉とは思えない、あまりにも冷静で的確な一言。

あれは“偶然”ではなく、“確信犯”でした。

防衛本能としての「フリ」

心理学的にも、人は自分の行動が

「人を傷つけている」

「間違っている」

と、認識すると、自己否定につながる強いストレスを感じるようです。

そのため、

  • 「自分は悪くない」
  • 「言ってることは正しい」
  • 「相手が大げさに受け取りすぎ」

というふうに、自分を守るために現実をねじ曲げる(認知の歪み)傾向があります。

これは“自己防衛”であり、モラハラ夫本人にとってもある意味「楽な生き方」なのです。

でも、それに苦しめられているのは、あなた自身。

「気づかないフリ」は加害者の“逃げ道”であり、被害者の“地獄”になります。

私が試した「モラハラを自覚させる方法」

「それでも、やっぱり気づいてほしい」
「できれば夫に変わってほしい」

その気持ちは、本当によく分かります。

だからこそ、どう伝えれば“届く可能性があるか”を考えることは大切です。

ここでは、私が実際に試した「モラハラ夫に自覚させる方法」をご紹介します。

結果からいうと、私の場合はどれも全く効果なしでした。

ただ、あなたの夫さんは、もしかしたら③か④なら、効果が期待できるかもしれません。

方法①:ストレートに伝える(でも効果は薄い)

最初にやってみたのは、

「あなたの○○という言葉で傷ついた」

と、正面から伝える方法です。

でも、返ってきたのは…

「は?俺のどこが間違ってるねん」

「お前が勝手に被害者ぶってるだけやろ」

もう、心が折れそうでした。

モラハラ夫にとって、妻は“下に見ている存在”です。

その妻が何を言っても、正面からは受け止めてくれません。

この方法を取る場合は、信頼している第三者の言葉を使うと少し効果があります。

たとえば、夫の上司、友人、あるいはカウンセラーや医師の意見として、

「それ、モラハラの特徴に似てるらしいよ」

「カウンセラーの人が“支配的な傾向”があるって言ってた」

といったふうに、“あなたの意見じゃない”という形で伝えると、多少は耳を傾けてくれる可能性があります。

ただ、第三者に言われたときは反省したような事を言っても、根本的に「そんなわけないだろ」と思っているので、根本的な解決にはなりません。

方法②:同じことをやり返す(危険です)

これは私の経験からして、絶対にやらない方がいいです!

次に試したのは、「あなたが私に言ったこと、どんな気持ちになるか分かってほしい」と、同じ言葉をそのまま返す方法でした。

でも結果は……

「はい!お前のそれがモラハラ!」

「俺の方が被害者や!」

ここぞとばかりに、嬉々として責められましたね。

「あなたが先に私に同じことを言ったんでしょ。
だったらあなたがやってることはモラハラなんじゃないの」

と、言っても

「言い方が違う」

「ニュアンスが違う」

「お前の口調の方がキツイ」

などと、とにかく難癖をつけてきます。

事実を都合よくねじ曲げ、自分は加害者ではなく“被害者”だと思い込むんです。

ほんっとうにめんどくさくて、その後も何かあるたびに

「前、お前にこんなことを言われた!」
「ほんまにひどいこと言うよな」

と、ねちねちねちねちねち言われ続けることになります。

この方法は、相手によっては逆効果になりやすく、“お前の方がモラハラだ”と責任転嫁される危険性もあるので、おすすめできません。

方法③:チェックリストを一緒にやってみる

「これ、ちょっと面白いから一緒にやってみない?」と、軽い感じでモラハラチェックリストをやってみたこともあります。

当てはまる項目が多いと、「これ、俺かも…」と気づくこともあるようですが、うちの夫は違いました。

「誰が作ったか分からんもん信じられるか」

と、完全否定。

こういうタイプには、ネットではなく信頼性の高い資料(カウンセラーや医師のチェックリスト)を使うほうがいいかもしれません。

方法④:夫婦でカウンセリングを受ける

一番おすすめしたいのは、専門家の力を借りることです。

モラハラは家庭内という閉じた空間で起こるので、第三者の目が入ることで状況が変わることがあります。

とはいえ、モラハラ夫は「自分は悪くない」と思っているので、カウンセリングに行こうとはしません。

自分はまともで、ひどい妻に苦しめられている被害者なんだから、カウンセリングに行く必要性がないんです。

そこで私が提案したのは、「私が受けたいから一緒に来て。夫婦のために行こう」という形。

すると夫は、「お前が心を病んでるから、付き合ってやってるだけ」という気持ちで来てくれました。

…が、最初の数回で「こんなの意味ない」「金のムダ」と言ってやめてしまいました。

やはり、「自分も治すべき」と自覚しなければ、治療に継続的に向き合うのは難しいということを実感しました。

最終手段:「離れる」という選択

離れて初めて気づく夫もいる

夫が自分の言動を「もしかして俺ってモラハラだったのかも」と気づくタイミングで最も多いのが、「妻と子どもが出ていった後」です。

本気でいなくなるとは思っていなかったケースが多く、ひとりになって初めて、

「あれ…俺、ちょっと言い過ぎたかも…?」

と冷静になり、初めて反省するケースもあるようです。

でも、私の夫は違いました。

別居して半年経っても、今でも、こう言っています。

「とんでもない女に振り回された、かわいそうな俺」

……絶望的です。

「離れる」という選択は“逃げ”じゃない

「離れる」って、すごく勇気がいりますよね。
私も、子どもを連れて実家に帰ったときは震える思いでした。

でも今ならはっきり言えます。

離れることは、逃げじゃない。
むしろ自分と子どもを守るための“最も強い決断”です。

相手が変わらないのに、自分が変わり続けようとするのは、限界があります。

だからこそ、勇気を持って「距離をとる」ということを選択肢に入れてほしいのです。

まとめ|「まずは気づかせたい」と願うあなたへ

あなたが間違っているわけじゃない

「私が悪いのかな」

「私がもっと優しく接すればよかった?」

何度もそう思って、自分を責めてきたかもしれません。

でも違います。

あなたは、間違っていません。

おかしいのは、相手があなたを傷つけ続けることに罪悪感を持たないモラハラ夫の方なんです。

気づいてもらえないなら、自分を守って

「気づかせたい」と思う気持ちは、本当にわかります。

でも、何をやっても気づかない人、気づいても変わらない人もいる。

そのときは、もう頑張らなくていいんです。

“離れること”が、あなたを守るための唯一の手段かもしれません。

そしてそれは、“希望を捨てること”ではなく、“あなたが自分を大切にすること”なんです。

このブログが、今苦しんでいる誰かの小さな「きっかけ」になればと願っています。

どうか、自分を一番に考えてくださいね。

あなたの心が少しでも軽くなりますように。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • こんにちは。私もどうしたらいいか悩んでます。夫の暴言に対し、ストレスかけた私のせいなのか(家を建てた)でも子供に勉強をやらせる時、お前はだめだなと自己否定して怒鳴って泣かせてる姿をみて、家は私単独ローンなので旦那は旦那実家に行ってもらいたいと思っても、夫は子供がすきで離れたくない自分は家族の為にこんなに頑張ってるのに、この家はやだが出てくならみんな一緒でというスタンス。言葉遣い注意しても私を目下に見て言い返される。一緒には暮らせないと言ってからは他者にするような接し方になったけど、隣の部屋から聞こえる位の声で、あいつはバカだ地獄だななんでこんな目にとぶつぶつ言ってます。それが本音なのか、、変わらないなと。私はどうすべきなんでしょうか。

    • erusanさん。こんにちは!
      コメントありがとうございます。

      お子様に対しても否定的な言葉を投げつけるようなら、お子様の精神衛生上
      なるべく早くに別居することをおすすめします。

      お子様が自己肯定感が低くなり、将来モラハラになったり、モラハラ被害者になる可能性もあります。

      とはいえ、erusanさんの単独ローンでおうちを購入しているなら、夫がでていくべきですから
      むずかしいですよね。

      話し合いは意味がないので、必ず第三者をはさむようにしてください。

      弁護士を挟むか同居していても調停は可能なので、調停を申し立てるかですね。

      夫を追いだしたい場合の記事もございますので、よろしければ参考にしていただければと思います。

      https://rikon-01.com/single-mother/house-single-mother/i-want-to-get-rid-of-my-husband-morahara/

      うまく別れることができたとしても、いつ夫が来るかもしれない状況だと怖いということなら
      自宅は賃貸に出すなどして引っ越しすることも視野に入れた方がいいかもしれませんね・・・

      夫が自宅に残りたいというなら、ローンは夫が引き継ぐか、夫から家賃をもらうかなどしてもいいかもしれません。

      お子様の環境などもありますし、じっくり考えて決める必要があるかなと思います。

      弁護士に相談するなら、下記の記事から無料で弁護士に相談する裏技を公開していますので、参考にしてみてくださいね!

      https://rikon-01.com/rikon-junbi/talk-to-a-lawyer-if-you-have-trouble-divorcing-your-husband-morahara/

      • 言葉が伝わらないと悲しいですよね・・・

        なんのための夫婦なのか・・・

        良い方向に進むことを願っていますね!

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