シングルマザーになったら正社員に転職した方がいいかな?
この年で転職なんてできないよね・・・
そんなお悩みの人も多いのでは?
特に40代以降になると、シングルマザーに限らず転職で成功することは非常に難しくなってきます。
この記事では、シングルマザーが働きやすい条件の会社や、転職で失敗しない方法などをご紹介します。
シングルマザーが働きやすい会社の条件とは?
転職を考えるなら働きやすい会社を探すと思いますが、シングルマザーにとっての働きやすい条件は、独身のときとは違ってきます。
シングルマザーにとって、働きやすい会社の条件をご紹介します。
転職を考える際に参考にしてみてくださいね!
有給がとりやすいか・残業が少ないか
正規雇用にしても非正規雇用にしても、就業してから半年後には有給が取得できます。
しかし現状としてなかなか有給が取れにくいという会社もおおいようです。
シングルマザーは子どもの急な病気やケガ、子どもの行事などで平日に休みを取ることが多いかと思います。
できるだけ有給取得率の高い会社を選ぶようにしましょう。
くるみんマークが掲載されているかチェック
くるみんマークってご存じですか?
厚生労働省から、子育てサポート企業として、一定の基準を満たしていると認定された証のマークです。
求人票などにくるみんマークが掲載されている企業なら、時短勤務や始業時間の変更など家庭と仕事の両立ができるような支援するために雇用環境を整えている企業といえるでしょう。
そういった企業なら、安心して子育てと両立して働けるのではないでしょうか。
またそういった会社なら、他の従業員も同じように子育てと両立しているので「いつも私ばか子どもを理由で休んで(早退して)申し訳ない」といった引け目を感じにくくなります。
シングルマザーの離職理由のひとつに、早退や遅刻、欠席を多くなり人間関係がこじれたという悲しい理由が非常に多いです。
育児サポートに力を入れている企業なら、こういったトラブルも少ないかと思います。
また上記の有給が取得しやすい、残業が少ないという条件にも当てはまるので、積極的にくるみん認定企業を選ぶようにしてくださいね。
くるみん認定企業は、男性の育休取得の割合も高く、女性も男性も育児をしながら働きやすい環境です。
男性も女性も、シングルも兼業主婦も、みんなが協力し合って育児をサポートしていくような会社作りを取り組んでいるので、シングルマザーに限らず子育て中の人にもおすすめです。
リモート業務を取り入れている企業
最近コロナの影響で増えてきたリモート業務。つまり在宅テレワークのことですね。
普段は会社に出勤していても、急な子どもの熱などで仕事を休まないといけないときに、リモートに切り替えて業務ができるなら、子どもが寝ている隣で仕事をすることも可能です。
いろんな人と関わりたい人や、外で働くことでオンオフを切り替えたい人なら、子どもが病気のときだけリモートに切り替えられれば仕事に穴をあけなくて済むので安心ですよね。
小さい子どもはすぐに病気になったりしますので、小さいおこさんをお持ちのシングルマザーなら、リモート業務ができる環境が整っている企業だと働きやすいと思いますよ。
シングルマザーが転職活動で失敗しない方法
シングルマザーが転職活動で失敗しないために、押さえておくべき4つのポイントをご紹介します。
雇用形態にこだわらない
シングルマザーだから正社員の方がいいんじゃないかと考えている人も多いかもしれませんが、あまり雇用形態にこだわる必要はないと思っています。
ひと昔前だと、「正社員が安定」という考え方が一般的でしたが、今の時代正社員だからといって一生安泰とは限りません。
収入面でいっても、正社員の方が断然稼いでいるようなイメージですが、働き方によってはフリーランスやパート掛け持ちの方が稼いでいるケースだって多いんです。
最近なら在宅でも安定的に収入を得る方法はたくさんありますし、資格や経験がなくても働きやすい家事代行スタッフなんかも人気です。
雇用形態だけではなく、「この業界は大変そう」「この職種はキツイだけで収入は少ない」などの偏見や昔ながらの固定概念を捨てて視野を広げましょう。
そうすることで自分に合った働き方や職種が見つかるかもしれません。
なぜ採用されないのかを冷静に分析する
シングルマザーに限らず、35歳をすぎると転職で不利に感じることは多々あるかと思います。
20代と40代なら、圧倒的に20代の方が転職しやすいのも事実です。
「40代以上だから採用されなかった」
と卑屈に考えてしまう人も多いかもしれません。
しかし40代以上のシングルマザーでも、正社員で採用されているケースもあります。
その人と私と何が違うのか?をしっかり分析して冷静に受け止めることも重要です。
「シングルマザーだから落ちた」「40代だから採用されなかった」と決めつけないで、何がダメだったのか、採用されなかった原因を冷静に分析してみましょう。
また、年齢やシングルマザーということで不採用にするような会社は、仮に採用されたとしても働きやすい環境とはいえませんよね。
モチベーションは落ちるかもしれませんが、落ちた会社のことは気にしないで次へ次へと行動するのみです!
将来性があるか長く働けるかを冷静に判断する
シングルマザーに限らずですが、転職先を決めるとき今だけ稼げればいいのではなく、将来的にも安定している仕事かどうかを見極めることも大事です。
年齢を重ねれば重ねた分、転職しにくくなってきます。
新しい会社で長く働けるか、転職したことで自分のスキルアップにつながるか、など長期的な目線に考えることも大事です。
面接の際に、1日の業務の流れや労働時間についてしっかりヒヤリングしておきましょう。
また会社の公式サイトや口コミサイト、Twitterなどをチェックして、実際に働いている人の声をチェックすることも大事です。
同じ会社の人の声をチェックすることが難しい場合は、同じ業界の人の話を参考にしてもOK。
実際に働いている人の声を聞くことで、入社後に思っていたのと違った!といったミスマッチを防げます。
下記のサイトから会社の口コミを検索することができるので、受けたい会社があれば一度検索してみてくださいね!
まとめ
シングルマザーだと、子どもが急な病気で欠席や早退が続くと、会社の人間関係でトラブルになりやすく、居心地が悪くなってやめてしまう人も多いですよね。
転職を考えるなら、次はできるだけシングルマザーに優しい企業を選びたいところ。
シングルマザーにとっての働きやすい企業を選んで、転職活動を成功させてくださいね!