こんにちは。モラハラ離婚カウンセラーの夏本涼加です。

早いものでもう夫と別居して1年6ヶ月経ちました。

相変わらず夫は普通に子どもに会いに我が家にやってきますが、それは当たり前のような態度。

まるで単身赴任中の夫が我が家に帰ってくるような。

それを許している私もどうなんだって感じですが。

まだまだ夫からの支配から、完全に抜け切れていないなと感じたので、今回は私自身のことについて書こうと思います。

以前にも同じような記事を書いたと思いますが(ちょうど別居9カ月の頃)まるで夫は変わっていません。

別居してても夫からの支配は続いている?

先日夫がやってきました。

9月10月と子どもの行事や3連休が多かったので、ほぼ毎週のように我が家に来ていた夫。

3連休家でひとりでいるのがさみしいという理由で、自分が勝手に来ているくせに、うちにくると「金ない金ない」とまるで私のせいでお金がないような口ぶりにすっかり疲れはててしまった私。

「もうお金ないならしばらくうちに来ないで。お金貯まってから来たら」

といって、もう年内には来ないでと夫に伝えました。

先月夫が出張でこちらに来るのでうちに来たいというのを、私はお断りしました。

「あなたが金ない金ないって私にいうのは筋違い。そんなにお金がないなら無理にこっちに来ないでお金貯めてから来て」と伝えました。

(夫は我が家から高速使って3時間ほどのところに住んでいて、往復で2万円近くはかかります)

その後めちゃくちゃ文句を言われましたが、とにかく年内は会いたくなくて譲れませんでした。

しかし先日また出張でこちらに来るので、我が家に来たい、子ども達に会いたいと。

迷いましたが、子ども達も父親に会いたがっているので、仕方なく来てもらうことにしました。

我が家は駅から徒歩15分くらいのところにあるのですが、夫は当然のように「駅まで迎えに来い」と言ってきます。

完全になめてるんですね。

別居しているにも関わらず、私が夫のために動くのが当たり前だと思っています。

なんで別居になったのか全くわかってないんだね!!

実際に私もこれまで何度か迎えに行ったこともありますが、

「なんで私が夫を迎えに行かないといかんの!!」

ハタと気が付いて、今回はきっぱり断りました。

えらいぞ!私。

なんとなく迎えに行くのが当然と思ってしまっている私は、やっぱりまだ夫からの支配から完全には抜け切れていないのかなと感じます。

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反射的に動く体と心

私の自宅で夫と子ども達と4人で食事をしているとき、テレビを見ていたんですが、夫はその番組には全く興味がないようでした。

子ども達はテレビを見ながら食べているので、なかなか食事が進まない様子についにキレた夫。

「テレビ消せ!子どもが全然食事進まへんやろ!」

と怒鳴られ、私はあわててテレビのスイッチを切りました。

このとき、

食事中にテレビを見せるのは良くない=テレビを見せてる私が悪い

と咄嗟に感じて体が反射的に動いたんです。

しかし次の食事のときは、夫が好きな番組を見ながら食べていて、子どもの食事が進まなくても全然気にならない様子です。

つまり夫は

興味のない番組をみるのがイヤ

興味がない番組を見るくらいならテレビを消した方がいい

俺の好きな番組が見たい

でもそんなこというと俺が悪者のようだな

言い方を変えよう

「テレビを見ながら食事をさせるのは教育上良くないぞ!」

俺は子どものために妻を指導した正しい夫

夫の本音は「この番組面白くない」「チャンネル変えたい」だったんですが、子どもが楽しそうにみている番組だし、そんなことで不機嫌になるのは大人げないかなと無意識の中で考えたんだと思います。

そこで、「子どもの教育のためにテレビは消した方がいいと提案したえらい俺」という構図を作ることにしたんでしょう。

これまで夫と一緒に暮らしているときから、別居後も何度か我が家に来ていますが、食事中にテレビを消せというのは今回が初めてです。

次の食事のときには、自分の好きな番組を見ながら笑ってましたしね。

子ども達がテレビを見て食事が進んでいない姿も、全く気にしていない様子。

それなのに咄嗟に私は夫の言葉に罪悪感を感じ、慌ててテレビを切ってしまった自分自身に驚きました。

しかもその時すぐには気づかず、時間が経ってから気が付いたことにも驚きです。

もう1年半も別居しているのに、夫の言葉にいまだに心と体は反射的に動くんですね。

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モラハラ夫は巧妙に罪悪感を刺激する

モラハラ夫は巧妙に妻に気づかれないように、妻の罪悪感を刺激します。

そしてそれはどれもこれも、どこの家庭にでもあるような些細な事がきっかけだったりします。

子どもの教育や家族のコミュニケーションのために、食事中にテレビを見ない家庭って結構多いと思うんです。

ですからそこを夫に突かれると、「食事中にテレビを見せるなんてダメよね」=「それをさせていた私が悪い」となってもおかしくない。

それこそがモラハラ夫の狙いなんです。

あくまで自分の言っていることは正しい。
間違っているのは妻だという絶対的な構図が欲しいんです。

ですから妻を責めるとき、必ずと言ってもいいくらい常識に当てはめて「一般的に食事中はテレビは消すのが当たり前だろう」というスタンスで責めてきます。

モラハラ夫には自分の意志がないので、そこに一貫性はありません。

今はテレビを見たくないから消したけど、次におもしろい番組がやっていたら食事中だろうとなんだろうとテレビをつけます。

それって子どものためでも家族のためでもない、自分ひとりのためですよね。

妻は夫の矛盾に気が付いて違和感を感じ心の中でモヤモヤしますが、些細な出来事すぎて誰かに話すほどでもないし、グチにもなりません。

仮に友人に話したとしても「そんなことどこの家庭でもあるわよ」で終わる話です。

だけどね。
モラハラってそれがほぼ毎日続くんです。

この小さなモヤモヤを、毎日何ヶ月何年何十年と感じ続けるんです。

あまりにも小さすぎて、自分の中で消化しようとするのですが、次から次へとこの小さなモヤモヤが溜まっていって消化不良を起こしてしまうんです。

妻は「たいしたことがない」と自分の心にフタをして、ストレスになかなか気が付かず、どんどん心が疲弊していきます。

だからこの小さななモヤモヤ、違和感を感じることってものすごく大事なんです。

モラハラのターゲットにされている妻はこれが日常生活なので、なかなか気が付きません。

モラハラサイクルでいえば、この小さなイヤミの時期は蓄積期に当たります。

この後に爆発期があり、すでに夫の怒りの頂点を何度か経験している妻からしたら、この程度の夫からの攻撃は攻撃とも受け取らない、些細なことだと感じてしまうんです。

それこそがモラハラ夫からの支配なんです。

後から気づいて全然いい

モラハラの対処法なんかでもそうですが、夫から攻撃をされて咄嗟に夫の望む反応をしてしまったとして、そこで「また夫のいいなりになってしまった!」とがっかりすることはありません。

後からでも
「あのとき夫のつい反射的に夫のいいなりに動いてしまった」
「あの時の夫の言葉はおかしいよね」
「あれは私のせいじゃなくって夫の都合で言ってただけだよね」

と気が付ければそれでいいんです。

私はおそらく夫と一緒に暮らしていた頃だったら、夫の矛盾にモヤモヤにながらも、罪悪感を感じていたと思います。

食事中テレビをつけてもいいのか、消した方がいいのか。
どうすることが夫にとって正解なの?

と、夫の機嫌を損ねないように、夫が気持ちよく過ごすには自分はどんな選択をするのが正解なのかを考えていたと思います。
結局夫の正解がなんだったのかわからないまま終わったと思います。

これこそが夫からの支配なんだと気が付くこともなかったでしょう。

でも今は気が付くことができた!

それって大きな一歩だと思うんです。

被害者ですらなかなかモラハラだと認識できないのは、こういう小さなことの積み重ねで徐々に支配していくからです。

周りにいる人間は当然気が付きません。

「そんなのどこの家庭にもあること」「一般常識」をもちだして無理やりこじつけ、妻の罪悪感を刺激するからです。

だから妻はなかなか自分の夫がモラハラだ、私はモラハラの被害者だということを気が付けないんですね。

私はまんまと夫から支配されていたんだ!

と後からでも気が付けば、それが一歩前進だと思います。

まずは意識することが大事です。

夫と一緒にいる間は、全身を夫に集中させて「意識」するようにしてみてくださいね!

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まとめ

モラハラ夫から完全に開放されるためには、やはり距離を置くしかないなと改めて感じました。

洗脳や支配から解放されるには、洗脳されるまでかかった時間が必要だと言われています。

しかも私たちは精神科や心療内科医など専門家ではありません。

距離を置いたくらいでは、簡単に洗脳は解けないのかもしれませんね。

ただ距離を置いたことで、冷静に自分の気持ちや行動、モラハラ夫の言動の矛盾などに気が付けるので、大きな一歩になるかと思います。

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