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別居・離婚後の住居は?実家暮らしは結構ツライよ

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モラハラ夫と別居することを決めたとしても、専業主婦や子どもが小さいと、すぐにアパートを借りて自分ひとりで生活するのはなかなかむずかしいですよね。

 

頼れる実家がある人なら、まずは実家に帰ることを考えるのではないでしょうか。

 

しかし、 家暮らしは良いことばかりでもありません。

実家だからこそ難しい問題もあるのです。

<追記>
2019年6月に無事実家を出て自立しました!
目次

シングルマザーのリアル!実家暮らしはどれくらい?

離婚や死別などでシングルマザーになった人の中で、どれくらいの人が実家に帰って、どれくらいの人が自立しているんでしょうか。

 

「シングルマザーの住まいの実態調査」によると、離婚後実家で暮らしているシングルマザーは24.3%!

 

つまり約7割のシングルマザーは自立して、賃貸住宅や結婚していた頃から住んでいた持ち家やマンションに暮らしているということです。

 

マイナビニュース:シングルマザーの家賃平均は? 「実家暮らし」は約24%に

 

この数字には驚きです!

 

みんな本当にすごいなぁ・・・

しかし自立して生活しているシングルマザーの約8割の人は「自分ひとりで家賃を払うのは厳しい」と、感じているようです。

 

頼れる実家があるなら、誰でも実家に帰って生活したいですよね。

 

自分や親の性格や親との関係性、親の経済状況などでも大きく変わってきますが、実家に帰ったからといって、必ずしも心の安泰が訪れるわけでもないのも現実です。

 

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実家暮らしは精神的にツライと覚悟する

私がモラハラ夫と別居して実家に帰ってきて早3ヶ月。

正直なところ想像していたよりも、実家生活は精神的にかなり苦痛です。

 

あくまで私の場合ですが・・・

 

私の実家の家族構成は、定年して主に家事をしていた父、パート務めの母、離婚してフリーターの弟、そして私と4歳と2歳になったばかりの子ども達と計6人暮らしです。

 

私は3人姉弟の一番上ですが、もともと両親とそりが合わず、子どもの頃からなにかとイヤミや文句を言われて育ってきました。

 

特にお金に関してはひどくて、両親はタダで私の面倒をみるのは損くらいに思っているように感じることも・・・

 

弟や妹にはお金は出せるけど私にはお金を出すどころか、なにかあれば「金払え」と言ってきます。

 

昔のことですが、弟妹は自動車学校のお金や、結婚のときの祝儀など親に出してもらっていましたが、私は一円ももらったことはありません。

 

自動車学校も働きながら、自分のお金で通っていました。

 

そんな感じですが、私に子どもができてからは遠方でしたが、よく実家に帰って子どもの面倒をみてもらうこともありました。

 

当時実家が逃げ場所になっていたのも事実です。

 

しかし夫と別居して、実家で暮らすようになってからは本当に苦痛になってきました。

 

両親も幼い子どもたちに自分たちの時間や生活を奪われて、ストレスを感じているので仕方ないのですが、私がどんなにがんばっても「やって当然」、ちょっとしたミスを見つけてはイヤミや文句を言われます。

 

 

モラハラ夫と同じやん・・・

 

 

生活費は弟と同じ5万を両親に払っていますが、「そもそも弟ひとりとあんたたち3人で同じ5万はおかしい」と言われ、とにかく今はお金がないので5万でなんとか納得してもらった形です。

(そのかわり私の家事負担が圧倒的に大きいですが)

 

私も在宅で仕事はしていますが、下の子は保育園に入れなかったので、仕事は子どもが寝てから・・・

 

収入はわずかです。

 

現在別居中の夫から生活費を多少もらっていますが、そこから実家に5万円と上の子の幼稚園代や下の子のオムツ、子どもと出かけた時などの交通費やレジャー代などに消え、当然全く足りません。

 

しかし、 実家においてもらっている立場なので文句は言えません。

下の子を保育所に入れて早くフルで働きたいのですが、保育所に空きがなく、親からも面倒はみれないと言われていて外で仕事もできません。

 

一時預かり保育なども考えていますが、それも高くそんな金銭的な余裕もありません。

 

結局家族が増えた分、家事負担が増えてほとんど仕事になりません。

 

せめて仕事がうまくいっていればまだマシなんでしょうが・・・

 

もう本当に毎日何をしてても涙があふれて止まらなくなります。

 

これじゃなんのために別居したのかわかりません。

 

イヤミや文句を言うのが、モラハラ夫から両親に変わっただけ。

 

モラハラの被害を受けている被害者体質の人は、被害者本人の家庭にも問題があるケースが多いんです。

 

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しかもモラハラ夫は夜と土日祝日だけですが、父は四六時中いるし、母も遅くても5時には帰宅します。

 

土日祝は両親ダブルで家にいるので、苦痛でしかありません。

 

でも仕方ありません。

だって自分に経済力がないんだから。

 

結局親を頼らなければ、私も子どもも路頭に迷うことになります。

 

母子寮などに入所できたらいいですが、離婚が成立していないと申し込みみできませんでした。

 

ただこれも自治体によるようです。

 

籍が入っていても頼る実家がない場合などは、入寮ができる自治体もあるようです。

 

お住まいの自治体に相談してみてくださいね!

 

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ツライのは親も同じ

とはいえ、辛いのは親も同じかもしれません。

 

両親からすれば、定年して夫婦でのんびり自由に老後を過ごせると思っていたら、娘が夫と別居して、しかもまだ小さな子どもふたりを連れで帰ってきたとなると・・・

 

そりゃぁイヤでしょう。

 

静かに過ごせるはずだった自分の生活が、どんどん子どもや孫たちに荒らされるんですから。

 

本来なら子どもに面倒みてもらって、自分はのんびり好きなことできる年齢です。

何が悲しくてこの年で子どもや孫の面倒を押し付けられて、生活費まで出してやらなきゃならないんでしょう。

 

そう考えると本当に両親に申し訳なく思います。

 

人数が増えればそれだけでも、経済的な負担も家事労働の負担も大きいですからね。

 

両親が子ども達の面倒をみたがらないのもよくわかります。

 

それはよく理解しているんですが、別居や離婚をするのはそれはそれは辛くて精神的にかなり疲れ、ボロボロの精神状態で帰ってきたところに追い打ちをかけくるからツライんです。

 

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「家族」という甘え

両親の気持ちもわかるのですが、 何がツライって、モラハラ夫から散々精神的に追い詰められて心が疲弊して、傷だらけになって逃げこんだ場所が、茨の道だったという現実・・・

 

希望の光だと思っていた場所は安心できる場所じゃなく、逃げ道がなくなったことが何よりもツライんです。

 

別居する前は

「あと何日のガマン」
「あと何日で自由になる」
「あと何日で幸せになれる!!」

と思っていただけに、 逃げた先も精神的にこんなにも苦痛なら、私はこれからどこに逃げたらいいの?そしてこの状況はいつまで続くの・・・?と、先が見えない不安。

 

この状況がいつまで続くかわからない恐怖。

 

正直なところ、私は傷だらけで実家に帰ってきて、「傷が癒えるまではそっとしておいてもらえる」なんて甘いことを考えていました。

 

癒してもらおうとまでは思いませんが、優しく受け入れてくれるだろうなどと考えていたのです。

 

しかし、私たちが実家に帰った後も生活は続きます。

 

リアルに私たち3人分の食費が増え、作る食事の量が増え、洗濯の量が増え、洗い物が増えるんです。

 

甘やかしている場合ではありません。

 

そこまで考えていなかった私の甘さだったと思います。

 

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まとめ

今回はあくまで私の体験談ですが、 私のように「実家は思っていたより居心地が悪い」と感じているシングルマザーは少なくないのが実情です。

 

もちろん実家の両親との関係が良好だったり、経済的に豊かで居心地のいいシングルマザーも大勢いますが、ほとんどの場合、親も定年して年金暮らしでそんなに裕福なわけではありません。

 

そんな中、仕事もしていない娘と孫が転がりこんでくるわけですから、

親との関係が良好だった人も別居や離婚後の実家暮らしは苦痛に感じる人もいるようです。

 

私の両親は想像ですが「たった5万でおいてやってるんだから家事全部やって当然」と思ってるんでしょう。

 

なにが辛いって、実の両親から疎まれてるのが辛い…

 

それはモラハラ夫からモラハラを受けるのとは、全く違う痛みです。

 

これから別居をしようと考えている人は、実家に帰っても実はそんなに居心地のいいものではない・・・かもしれないくらいには考えていた方がいいかもしれません。

 

保育所の空きがないけど、実家だからなんとかなると親をアテにするのもやめた方がいいです。

 

私自身考えが甘く、収入の見通しがないまま別居にふみきり実家に帰ってきましたが、それは本当に浅はかだったと思います。

 

夫のモラハラに耐えながら、なんとか自分でそれなりに安定した収入を得られるまでは帰るべきではなかったと思います。

 

帰るならせめて、何が何でも子どもを預けられる保育所を探しすべきでした。

 

「私は親との関係が良好だから」と思っていても、親にも生活があります。

 

たまに遊びに来る分にはいけど、毎日一緒に生活していればストレスもでてきます。

 

子どもがまだ小さければ、うるさかったり部屋が散らかっていたりで、さらにストレスは増えます。

 

親だからこそ、娘の子育てや家事のやり方に口を出してきたり、文句を言ってくることもあるでしょう。

 

「モラハラ夫と別れて実家に帰れば安泰だ」と安易に考えず、「実家に帰っても苦労はする」ものと覚悟しましょう。

 

それでも、頼れる実家もなく経済的に自立もできず、モラハラ夫と暮らす以外に選択肢のない人がたくさんいることも現実です。

 

そういう人からすれば、どんなに苦痛でも頼れる実家があるということは幸せなことだということも、忘れずに感謝していたいですね。

 

 

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