前回のブログでは、
別居や離婚後実家で両親と一緒に暮らすことは
(私は)苦痛だったと書きましたが、
実家暮らしにはメリットもたくさんあります。
別居、離婚後のシングルマザーが
実家で暮らすメリットデメリットをご紹介します。
<追記>2019年6月に無事実家を出て自立しました!
シングルマザーにとって実家のメリットデメリット
別居や離婚後のシングルマザーの実家暮らしには
メリットとデメリットがありますので、ご紹介します。
あなたとご両親の性格や、
ご両親との関係性、経済力などによっても大きく変わりますけどね。
あなたがいつか別居や離婚した後の移住先を決める際の
参考にしてみてください。
シングルマザーにとって実家暮らしのメリット
子どものいるシングルマザーにとって、
実家で暮らすことはメリットがたくさんあります。
特に小さな子どもがいる場合は、
おじいちゃんおばあちゃんと暮らせること、
家族が増えることはとてもいいことです。
子どもがさみしくならない
突然大好きなお父さんと別れてしまった子どもにとって、
おじいちゃんやおばあちゃん、
あるいは母親の兄妹などと一緒に暮らすことは、
家族が増えて賑やかになり
子どももさみしさが紛らわせたり、
心が癒えることもあるでしょう。
母親に叱られても、
おじいちゃんやおばあちゃんがフォローしてくれることもありますし、
子どもにとって逃げ場所ができるのは大きなメリットです。
大人の目が多いと安心ですし、
母親が家事で忙しいときも
おじいちゃんやおばあちゃんがかまってくれます。
仕事で母親の帰りが遅くなったとしても
家にだれもいなくて子どもだけで過ごすこともありません。
子どもが小さければおじいちゃんやおばあちゃんは大変ですが、
子どもにとっては大好きなおじいちゃんおばあちゃんと暮らせて
賑やかに楽しく暮らせます。
それは母親であるあなたにとっても
大きなメリットになるはずです。
経済的にとても助かる
実家暮らしのメリットは
なんといっても経済的にとても助かることです。
私の場合は実家に月5万だけ入れています。
子どものオムツ代やレジャー代などはもちろん別で私が出しますが、
家賃、食費、水道光熱費、トイレットペーパーや石けんなどの
家族共通の日用品もすべて込みですから、かなり安く生活できます。
自分でアパートを探すとなると、
家賃だけでも月5万円の物件を探すのは難しいですよね。
子ども二人を含めた家族3人が
月5万円で生活させてもらっているわけですから、
経済的にはとても助かっているのも事実です。
家事育児仕事すべてをひとりで背負わなくてもいい
自分でアパートを借りて生活するなら、
母親は仕事をして子ども達を養いながら
家事育児すべてをひとりでこなさないといけません。
仕事でどんなにくたくたでも、
子どもにご飯を食べさせないといけませんし、
育ち盛りなのでそんなにしょっちゅう手抜きもできません。
掃除も洗濯もしないといけないし、
子どもと過ごす時間も必要です。
これらをすべてひとりでやらないといけないのは、
精神的にも肉体的にも大変です。
子どもにさみしい思いをさせて必死に働いたとしても、
経済的にはカツカツで全然楽にはなりません。
子どもが病気なら急に休んだり早退して、
職場で肩身が狭い思いをすることもあるでしょう。
そういう意味でも、
両親と同居していれば
多少でも協力してもらえるので負担が少ないと思います。
子どもが病気のとき突然仕事を休んだり早退しなくても済む
子どもが病気で急に仕事を休まないといけなかったり、
早退をしなければいけないことは、
シングルマザーが仕事をするうえで必ず直面する問題ですよね。
そういった事情から正規雇用をあきらめて、
パートや派遣社員などの非正規雇用を選ぶ人も多いくらいです。
しかし実家なら突然のお迎えに対応してもらえたり、
どうしても休めないときも
子どもの面倒をみてもらえるので
勤務先で肩身の狭い思いをしなくても済みます。
シングルマザーの実家暮らしのデメリット
実家暮らしにはどんなに両親との関係が良好でも、
多少のデメリットがあるのも事実です。
肩身が狭い
子どもを連れて離婚したとなると肩身の狭い思いをします。
近所の目が気になる人もいるでしょうし、
多少不自由を感じることもあるかもしれません。
そのことでご両親からイヤミや文句を言われることもあるかもしれませんが、
世話になっている立場上
言い返したり
不満に思っていることを口にすることもなかなかできません。
子育てや家事のやり方について口出しされる
子育ての方法や家事のやり方が違って、
あれこれと口出しされて息苦しさを感じてる人も多いです。
実の親だからこそ口を出してするんでしょうが、
あまりに口うるさいとこちらは参ってしまいます。
しかし肩身が狭くて言いたいことをガマンする人も多いでしょう。
私の両親も小さなことでいちいち口を出してきて
(イヤミをいって)本当に疲れます。
子どもがお茶をこぼせば「入れすぎやからや」と言われ、
私が洗い物をして食器を割ると「お前が洗うと食器なくなるわ」と言われ、
野菜の切り方がおおざっぱになると
「キャベツの芯が入ってるよね」と言われ・・・
些細なミスでいちいち口を出してきて
イヤミを言うので本当に精神的に疲れます。
でも言い返すとケンカになるので、
無反応を突き通します。
まさかモラハラ夫対策で培ったノウハウが、
実家暮らしで役に立つとは思いもしませんでした(笑)
手当や給付金などが受け取れない
シングルマザーになれば、
国や市町村などから手当や給付金がもらえますが、
実家暮らしだとそれらの手当を受けられない可能性もあります。
(所得にもよりますが)
実家暮らしの家事分担について
家事分担に関しては、
家庭によってメリットになったりデメリットになることがあります。
人数が増える分家事負担は増えますが、
うまく分担できていれば少し余裕ができます。
ただうまく分担ができていないと、
お互いにストレスになったり
もめごとの原因になることもあります。
わが家の場合は、
どちらかというと家事分担はできている方だと思います。
父・・・お風呂掃除、洗濯(私も手伝う)
母・・・パート帰りに買い物
弟・・・洗濯物をたたむ
私・・・洗い物、昼晩の食事作り、掃除など、父がやらないときは洗濯、お風呂掃除も
ただ家事分担があれば、
やり方に不満を感じてストレスになることもあるでしょう。
私の場合は、
弟の洗濯物のたたみ方があまりにも汚くて(しかもときどき裏表が逆)
結局自分でたたみ直さないといけないことにストレスを感じています。
洗濯物からも弟のやる気のなさがにじみ出ています(笑)
家事分担に関しては、正直不満もありました。
ちょっと私の割合多くない?みたいな・・・
最初の頃は
ほとんどの家事をすることに不満を感じていましたが、
本来ひとりで生活するならもっとたくさんお金がかかりますし、
育児も家事もすべてひとりでやらなければいけないので、
まだマシだと心にきつく言い聞かせています。
小さな子どもを連れて買い物に行くのは大変ですし、
上の子を幼稚園に送って帰ってきたら洗濯が終わっていたりすると、
やっぱり実家はありがたいなと改めて感じます。
まとめ
シングルマザーが実家で暮らすメリットデメリットは
その人や家庭によって多少差はあるかと思いますが、
実家で親と同居の場合は
経済的な面や家事育児に関しては大きなメリットがあります。
ただ場合によっては
精神的にはかなりきついと思います。
自分で賃貸などを借りて暮らす場合は、
家事育児に口を出されることもなく、
親に気をつかわずに
子どものことだけ考えて家事をすることができますが、
ひとりで仕事をしながら家事育児をこなさないといけなくて
精神的にも肉体的にもかなり負担で、経済的にも苦しくなります。
実家の近くにアパートを借りて子どもと暮らし、
子どもや自分が病気のときなどにたまにサポートしてもらえる環境が
一番いいのかなと個人的には思います。
私は実家暮らしが楽になると
つい甘えてズルズル実家に居ついてしまいそうなので、
「自分で稼いで早く子ども達と一緒に家をでよう!」と思って、
どんなに眠くても子どもを寝かしつけた後に仕事をすることができます。
今は在宅でひとりでやっているので、
実家が居心地が悪いのはモチベーションを上げるのにちょうどいいです(笑)
【追記】2019年6月に無事実家を出ました!
大変なこともたくさんありますが、やっと自由になれた気がします!
今は子ども達と楽しく穏やかに暮らしています。