モラハラ夫と離婚したい!
だけどモラハラ夫と離婚するのは、
実は通常の離婚よりも難しいのです。
モラハラ夫と少しでも有利に、
そして確実に離婚する方法を紹介します。
モラハラ夫と協議離婚はむずかしい!
モラハラ夫との離婚は非常にむずかしいです。
普通、
妻から離婚を申しだされた夫はどんな反応をするでしょうか。
驚きショックを受けるでしょう。
そして自分の何がいけなかったのか過去の自分をふり返り、
反省し、
今後どのようにすればやり直せるかを考え、
妻と話し合おうとするでしょう。
しかしモラハラ夫はそうはいきません。
離婚を切り出されたら、
まず妻の言い分をすべて否定し、
まともに話し合おうともしないでしょう。
「これまで生活させてやった金を払え」
「離婚するなら今すぐ出ていけ」
などと暴言を吐くこともあるでしょう。
離婚だけなら了承しても、
お金の取り決めでもめることは
ほぼ間違いないでしょう。
離婚にはお金の話し合いは必須です。
財産分与、慰謝料、子どもがいれば養育費がありますが、
これらのお金を
「なぜ俺が払わないといけないんだ」と言って一切支払わない、
もしくは少額に値切られる可能性が高いです。
モラハラ夫は自分がモラハラなどとは微塵も思っていないので、
慰謝料なんて支払うはずもありません。
むしろ自分の方が被害者だと言い張り、
逆に慰謝料を請求してくる可能性もあります。
お金のことを話し合おうとしても、
「お前が勝手に出て行ったんだから自分でなんとかしろ」など、
すべて妻が悪いと決めつけて
まともに話そうとしません。
あたかも当然のように平気で理不尽なことを言ってきますから、
モラハラ夫とまともに話し合いをするのは非常に難しいです。
![モラハラ夫と話し合わない方がいい!問題解決を望んでないモラハラ夫](https://rikon-01.com/wp-content/uploads/2019/02/56de00eb5df2e4f3906b6747625c7b4e_s-300x200.jpg)
モラハラ夫と離婚するなら調停もしくは裁判を覚悟して
モラハラ夫との離婚は
協議離婚は無理と考えて
最初から調停や裁判になることも覚悟しておきましょう。
調停というととてもむずかしそうで
ハードルが一気に高く感じるかもしれませんが、
ふたりで話し合いができないので
第三者を交えて話し合いをしましょうという場のことです。
調停には弁護士も必要ありませんが、
離婚条件を希望通りに通すためには
第三者の力も必要かと思います。
調停なら夫婦が合意できれば養育費や財産分与、
慰謝料だって相場以上もらうことも可能です。
調停はあくまで交渉する場ですので、
戦略的に交渉するようにしましょう。
![モラハラ夫と損せず離婚する!平均2倍の養育費を受け取り続けた方法](https://rikon-01.com/wp-content/uploads/2021/03/family-5377898_1920-1-300x200.jpg)
離婚調停について
離婚調停は
モラハラ夫の住所地を管轄する家庭裁判所に、
離婚調停の申し立てをします。
![モラハラ夫と離婚調停で早めに離婚成立!絶対必勝の調停テク4選!](https://rikon-01.com/wp-content/uploads/2021/04/pexels-cottonbro-4098224-1-scaled-300x200.jpg)
離婚調停で気をつけたいポイント
モラハラ夫は非常に外面が良い場合がほとんどですから、
誠実そうな態度で
調停員をうまくだます可能性があります。
自分の都合のいいように平気でウソをつき、
自分がいかに傷つき
理不尽な扱いを受けているのかを語るでしょう。
![モラハラ夫は息を吐くように嘘をつく!調停でも嘘連発だから注意して!](https://rikon-01.com/wp-content/uploads/2021/04/pinocchio-5220671_640-1-300x200.jpg)
日頃から周りの人間からは
「いい人」「優しい夫」「子煩悩パパ」
を演じているモラハラ夫にとって、
調停員をだますことなんて簡単なことです。
またモラハラに理解のある調停員にあたればよいですが、
理解のない調停員なら
「それくらいのケンカは夫婦ではよくあること」
とモラハラ夫の見方になる調停員もいるでしょう。
そうなってくると
「妻のガマンが足りない」と、
妻が不利になることもあります。
そうならないためにも、
必ずモラハラの証拠になるものを集めておきましょう。
ボイスレコーダーやスマホの録音機能、
日記やメモでも構いません。
いつどのような状況で
どんな暴言を吐かれたのかを詳しく記したものを
集めておきましょう。
また第三者の前でモラハラ行為があった場合は、
その第三者に陳述書を書いて提出してもらうのも有効です。
いかにモラハラがひどかったのか、
理不尽なことで責められ苦しめられたのかを
調停員に証拠をもって訴えるようにしましょう。
![モラハラの証拠になるものは何?集め方と注意点](https://rikon-01.com/wp-content/uploads/2018/06/a93ca8d42299945f03370367c2b4b843_s-300x200.jpg)
最終的には離婚裁判までいくことを覚悟する
離婚調停が不成立となれば、
自動的に離婚裁判になります。
主に離婚後のお金のことでもめるケースが多いです。
「自分は悪くないのだから慰謝料は絶対に払わない」
「むしろお前が慰謝料払え」
「養育費が高いから払えない」
などと言ってきて、
調停でも決着がつかないことも少なくありません。
調停ではお互いの合意が必要ですが、
裁判では裁判官の離婚判決が出れば離婚できます。
その時に、
これはモラハラ夫がどんなに拒んでも、
支払わなければいけません。
もし支払いを拒否しれば、
給与や財産の差し押さえなどで
強制的に支払わなくてはいけなくなります。
離婚をしようと決めたなら離婚裁判までいく覚悟で、
証拠とお金をためる必要があります。
証拠が多ければ多いほど、
そしてモラハラの程度がひどければひどいほど
慰謝料が認められる確率が上がります。
![モラハラ夫と離婚するなら裁判しかない?離婚の種類と裁判について徹底解説](https://rikon-01.com/wp-content/uploads/2019/02/152fc08b8a46f4765bf56b19ba2636fc_s-300x200.jpg)
まとめ
離婚を決めたら、
「もうお金なんていいから、
今すぐにでもあんな男と離婚したい」
と思う女性がほとんどでしょうが、
これから先
女性が一人で生きていくのにお金は必要です。
専業主婦であった場合や子どもがいる場合、
仕事を探すのも大変ですし
経済的に苦しくなる場合がほとんどです。
将来の自分や子どもとの生活のために、
少しでも多くの養育費や慰謝料をとれるようにするべきです。
裁判までいくと時間もかかりますし、
費用もかかります。
しかしモラハラ夫とは協議離婚はほぼ不可能と考えて、
最悪裁判までいくかもしれないという覚悟で
証拠集めと裁判費用をためていくことをおすすめします。
![モラハラ夫との離婚に悩んだら!弁護士に無料で相談する裏技を紹介!](https://rikon-01.com/wp-content/uploads/2021/06/christina-wocintechchat-com-p5_X4pYtFn4-unsplash-1-1-1-1-2-300x200.jpg)
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