モラハラの特徴のひとつに、「息をするようにウソをつく」というのがあります。
そして、それは離婚調停という“公の場”でさえも変わりません。私は身をもって、それを実感しました。
2020年12月、ようやくモラハラ夫との離婚が成立しました。
でも今もまだ、面会交流を巡って調停で揉め続けています。
その中で感じるのは、元夫の言動の大半が「嘘」だということ。
肌感覚で
モラハラ夫の発言の8割は嘘でできてんじゃねーか
とすら思います。
こんな人と、まともな関係を築けると思いますか?
モラハラ夫は息を吐くように嘘をつく!
モラハラ夫の嘘には、罪悪感がありません。
自分の言葉が事実とかけ離れていても、まるで息をするように口から出てくるのです。
しかも堂々と、自信たっぷりに。
問い詰めると今度は別の嘘を重ねてきて、その場しのぎでごまかそうとする…。
やがて自分でも何を言ってるのかわからなくなり、最終的には逆ギレして部屋から出て行く——
そんな姿、何度も見てきました。
そしてこれは家庭内だけでなく、離婚調停という場でも同じ。
まるで舞台俳優のように平然と嘘を並べる姿に、心底ゾッとしました。

嘘に騙されて不利になるケース、少なくないんです
ネットでもよく見かけるのが、
「離婚調停でモラハラ夫が嘘をついて親権を取られた」
「調停委員が夫の発言を信じてしまった」
といった声。
中には、夫の両親や親戚まで巻き込んで、
「妻が育児放棄している」
「虐待している」
といった嘘の証言をするケースもあるんです。
信じられますか?
調停では、どちらが子どもと関わる時間が多かったか、という点が重視されます。
だからこそ、モラハラ夫は子どもと妻の接触を妨げてまで、親権を奪おうとしてくる場合が多いようです。
目的はただひとつ。
「親権を渡さなければ、妻は離婚を諦めるだろう」
という思惑です。
でも、そんな人間に育てられて、子どもが幸せになれるわけがないと私は思っています。
嘘を信じ込まれないように、証拠集めは必須!
調停で一番怖いのは、第三者である調停委員が夫の嘘を「本当」と思ってしまうことです。
だからこそ、同居中からできる限りの証拠を集めておくことが本当に大切。
「録音」「メッセージの記録」「日記」など、小さなことでも積み重ねが力になります。
嘘を正当化し、自分を守るモラハラ夫
嘘が絶対ダメ!悪!!というつもりは全くありません。
もちろん、世の中には“優しい嘘”もあると思います。
社会で生きていくうえで、時には嘘も必要の場合ってあると思うんです。
相手を傷つけないための気遣いから出るものなら、それは時に必要なこと。
でも、モラハラ夫の嘘は違います。
- 自分を守るための嘘
- 相手を貶めるための嘘
- 自分を正当化するための嘘
- 見栄やプライドを守るための嘘
どれをとっても「自分本位」で、相手への配慮なんて一切ありません。

嘘を重ね、子どもまで利用する——私が見たモラハラ夫の“本性”
元夫とは、同居していた頃からずっと、「信じがたい嘘」の連続でした。
しかもその嘘を、まるで当たり前のように、平然と、堂々とつくんです。
本当に、息を吸って吐くように嘘をつくって、こういう人のことを言うんだと痛感しました。
明らかに事実とは違うのに、私の方を「嘘つき」呼ばわりしてくる始末。
追いつめられて言い訳ができなくなると、今度は「しつこいねん」と逆ギレして部屋を飛び出していく…。
正直、普通の神経じゃないと思いました。
そしてその姿勢は、調停の場でも何も変わっていませんでした。
嘘に嘘を重ね、自分の見栄とプライド、そしてお金のために必死になる姿は、本当に見ていられないほど醜かったです。
こいつなんも変わっとらんやん!!
って、怒りを通り越して呆れました。
モラハラ夫は自分を守るために子どもも悪者にする
調停で、子どもの面会については私も最初は賛成していたんです。
でも、調停中に夫が「養育費払わなくていいなら面会はしなくていい」とか言い出して・・・
子どもより金かよ
と、キレた私は、今後一切の面会を拒否したんです。
調停員から「面会しなくても養育費の支払い義務はありますよ。当然。」と言われた夫は、
「金払うなら会わなきゃ損」
とでも思ったのか、そこからは「面会したい子どもに会いたい会いたい」を連発するように・・・
「子どもに会いたい」「会わせろ」って、何度も何度も繰り返して言ってくるけど…。
じゃあ一度でも、心からの愛情や誠意を子どもに見せたこと、あるの?
ないよね。
だから私は、こう言いました。
「だったら去年のお正月に、子どもから盗ったお年玉を返してくださいよ。
あれ、子どものお金でしょ?
それを父親がネコババするって、どういう神経してるんですか?」
当時、夫は義実家にはまだ別居のことを伝えていなかったんです。
私は、子どもと義実家の会話が噛み合わないと子ども達も戸惑うので、「義実家に別居のことを話さないと子ども達を義実家には連れていけない」と話していたんです。
でも夫はそれがイヤで、元私に嘘をついて、幼い子ども達に嘘をつかせてまで子ども達を自分の実家へ連れていきました。
当然お年玉ももらっているはずなのに、もらっていない。
この件が決定打になって、私は完全に彼との交流を断ち、離婚を決意したっていう経緯があります。

それで、その話を調停で持ち出すと——
「お年玉は、もらっていない!!!」
……と、はっきり言い切ったんです。
いやいやいや……まさか、それ信じる調停委員さん、いませんよね?
毎年、義実家と親戚一同が集まって、お年玉をきちんと用意してくれていて、入園祝いや節句のお祝いも、いつもきちんと用意してくれてたんです。
もしそれが事実なら逆にお前の親おかしいだろが!!
別居してることも知らないのにさ!
しかも、当時5歳だった息子が「もらったお年玉、どうなったの?」って私に聞いてきたんです。
うれしそうに話してたんですよ。
それすらも「嘘」だって言うんですか?
きっと彼の中では、「金払いたくない」気持ちと「がめつい元嫁が嘘をついてる」ってアピールなんでしょうが。
でも、子どものお年玉を盗んでおいて、それを調停の場でなかったことにするなんて、あまりにも卑劣すぎます。
当然、調停員も「そんなはずはないとわかります」とは言ってくれましたが・・・
自分の見栄とプライドのために子どもに嘘をつかせたあのときと、なんにも変わってませんよね。
モラハラ夫って、調停という公共の場でも平然と嘘をつくんだから、ほんっとうに恐ろしいです!!

まとめ:モラハラ夫とは、一切の関わりを断ち切るべきです
こんな嘘を重ね続ける元夫と、関係を再構築するなんて到底ムリです。
面会交流を認めるということは、少なくとも「親としての信頼関係」が必要。
でも、その土台が完全に崩れている以上、子どもにとっても害しかないと私は思います。
離婚を決めたなら、できるだけ有利な条件で、できるだけ早く、そしてきっぱり縁を切るのが一番です。
あなた自身の心を守るためにも。
そして、子どもの未来を守るためにも。
