これから離婚を考えている人や
実家暮らしが辛くて自立を考えているシングルマザーが気になるのが、
シングルマザーの月々の生活費はどれくらいかかるのか！
ではないでしょうか。
生活費の目安がわからないと、
いきなり家を出るのは不安ですよね。
この記事では子どもの人数別で
シングルマザーがアパートで暮らすうえで必要な生活費を
シミュレーションしてみました！
シングルマザーの1ヶ月の生活費ってどれくらい？
シングルマザーがアパートを借りて自立して生活する場合の
1ヶ月分の生活費を
子どもの人数別にシミュレーションしてみました！
子どもさんの人数に合わせて
あなたならどのくらいの生活費がかかるのか
チェックしてみてくださいね！
| 子ども1人 | 子ども2人 | 子ども3人 | |
| 家賃 | 5万円程度 | 6～7万円程度 | 6～8万円程度 |
| 食費 | 2～3万円程度 | 3～4万円程度 | 3万5千～4万5千円程度 |
| 日用品費 | 3千円程度 | 3千円程度 | 5千円程度 |
| 光熱費 | 1～2万円程度 | 2万円程度 | 1万5千～2万5千円程度 |
| レジャー・交際費 | 1万円程度 | 1万5千円程度 | 2万5千円程度 |
| 子どもの習い事 | 1万円程度 | 2万円程度 | 3万5千円程度 |
| 衣類・美容（カットや化粧品など） | 5千円程度 | 8千円程度 | 1万円程度 |
| 通信費・携帯代含む | 1万円程度 | 1～1万5千円程度 | 1万5千円～2万円程度 |
| 保険代 | 8千円程度 | 1万円程度 | 1万3千円程度 |
| ガソリン代 | 3千円程度 | 3千円程度 | 5千円程度 |
| 給食費 | 5千円 | 1万円 | 1万5千円 |
| 合計 | 154,000円 | 214,000円 | 268,000円 |
ひとつずつ内訳をみていきましょう。
家賃
子ども1人なら少々狭くても生活ができるので
家賃は地域にもよりますが
5万以内におさえたいところ。
子どもの人数が増えると
どうしても部屋数が必要になってくるので
家賃も上がる傾向にあります。
家賃に関しては
市営・県営住宅に入るなどすれば
収入によって非常に安く抑えられます。
子どもの人数が多い場合は
できるだけそういった家賃を抑える工夫が
必要ですね。
食費
食べ盛りの男の子がいれば
食費も増えてきます。
男の子3人になればもう少し増えるかもしれません。
とはいえ子どもの健康面を考えても
食費の節約は難しいです。
レジャー・習い事・給食費
習い事や給食費は、子どもの人数分
倍で増えていきます。
中学生になるとお弁当の地域もありますので
給食費は減りますが
その分食費が増えると考えた方がいいでしょう。
小学生高学年や中学生になって塾に通うようになると
夏期講習など入るようになり
さらに上がる可能性があります。
通信費
通信費はネット環境、スマホなど合わせた額を想定しています。
最近は格安スマホなどで
かなり抑えることができるので
できるだけ通信費は抑えたいですね。
子どものライフステージ事にかかる費用
子どもが小さいうちは
ある程度節約しながらなんとか生活できていても
子どもが大きくなるにつれて
教育費、習い事、食費などが増えていきます。
文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査の結果について」を参照に
子どものライフステージ事に
年間どれくらい費用がかかるのか調べてみました。
| 公立幼稚園 | 22万3,647円 |
| 私立幼稚園 | 52万7,916円 |
| 公立小学校 | 32万1,281円 |
| 公立中学校 | 48万8,397円 |
| 公立高等学校（全日制） | 45万7,380円 |
| 私立高等学校（全日制） | 96万9,911円 |
こちらは学校教育費の他に
塾代や給食費などの学校外活動費を含めた
1年間の子どもひとりあたりの経費の平均です。
公立中学校で費用が上がっているのは
高校受験にむけた塾などの費用が増えているのではと思います。
↓詳しくはコチラをチェックしてみてください。
これは塾代や給食費なども含めた平均値ですが
学校教育費だけでも
公立小学校･･･63,102円
公立中学校･･･138,961円
公立高等学校（全日制）･･･280,487円
私立高等学校（全日制）･･･719,051円
と中学校に上がるだけでも
教育費は倍以上になります。
全日制高等学校でも公立と私立では
約2.5倍も費用がかかります。
さらに大学に進学するとなると･･･
もう考えるのがイヤになりますよね･･･
比較的教育費が少ない
小学生の間にできるだけ貯金をしておくべきですね。
シングルマザーの貯金額はいくら？シングルマザーが賢く貯金する方法！
シングルマザーの月収はいくら必要？
シングルマザーが自立してアパートなどを借りて生活するとなると
シングルマザーの生活費を参考にして
最低いくらくらいの収入、月収があればいいのか
試算してみました。
子ども1人（小学生）の場合
公立小学校の年間学校教育費が63,102円なので
単純に12ヶ月で割って5,258円。
子ども1人でかかる生活費の合計が154,000円なので
最低でも月収（手取額）で159,258円が必要です。
さらに貯金をしていきたいなら
17～18万くらいは手取りであるといいですよね。
子ども2人（小学生と中学生）の場合
子ども2人で小学生と中学生の場合で試算しました。
学校教育費が小学生が1ヶ月約5,258円円。
中学生も同じように12ヶ月で割って1ヶ月あたり約11,580円。
生活費と合わせて
最低でも月収230,838円必要となります。
子ども3人（中学生1人、小学生2人）の場合
中学生1人と小学生2人の子ども3人の場合
学校教育費と生活費を合わせて
最低月収が290,096円必要となります。
子ども3人の場合、月収30万以上は必要ですよね。
ただ公立の小学校や中学校では
経済的に苦しい家庭のために就学援助制度があります。
給食費の免除や学用品費、修学旅行の費用のサポートがありますので
学校や市役所に相談してみてくださいね。
シングルマザーが収入を増やすためにできること
単純に仕事を増やせば収入は上がりますが
それでは体がもちません。
シングルマザーが少しでも収入を増やすために
できることをご紹介します。
シングルマザーの支援を受ける
まずシングルマザーのための支援がありますので
必ず申請しておきましょう。
児童扶養手当はひとり親世帯を対象に
子どもが18歳になった後の3月31日まで支給されます。
支給額は収入や扶養している子どもの人数によって変わってきます。
詳しくはコチラの記事を参考にしてくださいね！
養育費を受け取る
別れた夫から養育費をもらっていないなら
すぐに養育費の請求をしましょう。
今はなんとか生活できていたとしても
小学生より中学生。
中学生より高校生と
年齢が上がるにつれて教育費も増えていきます。
厚生労働省の調べでは8割のシングルマザーが
養育費をもらっていないようです。
別れたとしても子どもの父親であることは変わりありません。
直接元夫に連絡を取らなくても
調停などで養育費を決めることはできるので
必ず手続きをしておいてくださいね！
くわしくはコチラの記事を参考にしてみてくださいね！
正社員をめざす
子どもが小さいからとパートや派遣で働いている人も
小学生にあがったら正社員を目指すのもいいのではないでしょうか。
正社員になれば福利厚生が充実していて、
業績がよければ手当やがついたり
昇格して給与アップも見込めます。
ボーナスが年2回あればかなり助かりますね。
シングルマザーが働きやすい職場を斡旋している
就職サイトもありますので
そちらを利用して探してみるとスムーズですよ。
ママワークスなら
女性の採用を積極的に行っている企業が豊富です。
在宅のお仕事から
事務系や営業、クリエイティブ系まで
あらゆる職種があるので
やりたい仕事も見つけやすいのではと思います！
働きたい子育てママ必見
在宅・時短のお仕事はママワークス
ママワークスなら在宅や時短のお仕事も豊富なので
気になった方は無料登録してみてくださいね！
在宅で月10万以上稼ぐ
単純に収入を増やすのが一番です。
とはいえダブルワークは肉体的にも精神的にもキツイです。
そこで在宅でできる仕事で
月10万稼げたら大きいですよね。
子どもが寝てからや休みの日に
自宅で仕事をして、収入を増やしましょう！
自宅でできる仕事もさまざまな職種があります。
あなたができそうだと思う仕事を見つけて
今からはじめてみてはいかがでしょうか。
まとめ
シングルマザーがアパートを借りてひとりで生活する場合の
生活費シミュレーションを子どもの人数別で出してみましたが
いかがでしたか？
正直思っていたより高い！
と不安になった人もいるかもしれませんね。
確かにそれだけの収入を1人で得ようと思うと大変です。
しかし国や自治体の支援や
元夫からの養育費などをしっかり受け取ったうえで
スキルアップや収入アップを目指せばできないことはありません。
もし実家で暮らせるなら経済的な不安は解消されますが
むずかしい場合は少しでも支出を減らして
収入を増やすために行動していきましょう。
