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DVシェルターってどんなとこ?モラハラや経済的DVでもシェルターに入れる?

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パートナーからのモラハラや経済的DV。

誰にも相談できず、心の中で「これって本当にDVなの?私が悪いの?」と自問しながら、毎日を過ごしていませんか。

「今すぐここから出たい」
「でも、逃げても行く場所がない…」

そんなあなたのために存在するのがDVシェルターです。

今回は、シェルターがどんな場所か、どんな人が利用できるのか、そして不安に思いやすいお金や手続きについて、丁寧に解説します。

DVシェルターってどんなとこ?

DVシェルターは、暴力や支配から逃れた人たちが一時的に安心して過ごすための保護施設です。

主に以下のような特徴があります。

  • 加害者からの隔離と安全な生活空間の提供
  • 食事や日用品の無償支援
  • 生活再建のための相談支援(転居、就職、生活保護の手続きなど)

シェルターには、自治体が運営する公的シェルターと、NPOなどが運営する民間シェルターがあります。

公的シェルターは各都道府県に1か所以上存在していて、どちらも所在地や連絡先は非公開です。

これは、加害者による追跡を防ぎ、あなたの安全を最優先に守るための措置です。

モラハラ・経済的DVでも利用できるの?

結論から言うと、身体的暴力がなくてもシェルターの保護対象になり得ます

モラハラ(モラルハラスメント)や経済的DVは、れっきとした暴力です。

心を支配し、自由を奪うこれらの行為は、あなたの人生に深い傷を残します。

「殴られていないから大したことない」

そう思わされているなら、それも加害者のコントロールです。

もちろん、緊急性が高い場合(命の危険や居住の継続が不可能な状況)が優先されることはありますが、精神的な暴力も正当に評価されるべき被害です。

体の傷は時間が経てば治りますが、心に深くついた傷は一生癒えないこともあるのです。

そのため精神的な暴力を軽視せず、被害者が希望すれば保護してもらえる可能性は高いです。

どうすれば入所できるの?

DVシェルターに入るためには、基本的に行政機関の仲介が必要です。

以下のいずれかの窓口に相談してみましょう

相談先の一例
  • 市町村の女性相談窓口
  • 配偶者暴力相談支援センター(各都道府県に設置)
  • 警察署 生活安全課(身体的暴力がある場合は即対応)
  • 児童相談所(子どもへの影響がある場合)

相談は匿名でもOK。

「今すぐ逃げたい」という状況でなくても、話を聞いてもらうだけでも構いません。

あなたの感情は、相談に値する立派な“サイン”です。

費用は?お金がなくても大丈夫?

「お金がないから逃げられない」

経済的DVの被害者にはよくある不安です。

でも心配しないでください。

DVシェルターは、着の身着のまま逃げてきたという人も少なくありません。

DVシェルターでは以下のような支援が用意されています。

  • 衣類(下着含む)や日用品(生理用品、歯ブラシなど)を無料支給
  • 食事は1日3食(子どもの分も含む)提供
  • 医療・育児の支援やカウンセリングもある

基本的に生活に必要なものはすべて揃っており、手持ち資金がなくても大丈夫です。

一部の民間シェルターでは1日1,000円〜2,000円程度の利用料がかかることもありますが、必要に応じて生活保護や福祉課からの補助も利用可能です。

🛏滞在期間は?

原則として2〜3週間程度の滞在となります。

その間に転居先の手配や各種手続きを進め、次の生活に向けた準備を行います。

ただし、状況によっては数ヶ月間の滞在も可能です。

無理に退所を迫られることはありません。

あなたの背景に関係なく、守られる権利があります

DVシェルターは「身体的なDVを受けている女性だけのもの」と思われがちですが、以下のようなケースでも対象となります。

  • 子連れの母親
  • 外国籍の方
  • LGBTQの方
  • 10代・学生など若年層
  • ストーカー被害者
  • 家を失った女性(女性ホームレス) など

あなたが「怖い」と感じたなら、それは十分に相談に値する状況です。

逃げることに“資格”はいりません。

情報が少ないのは「あなたを守るため」

DVシェルターについて検索しても、具体的な場所や詳細は出てきません。

これは「加害者から被害者を守るため」です。

実際、入所時には「シェルターについて外部に話さない」という書類にサインする必要があります。

それほどまでに、命を守る場所としての機密性が保たれているのです。

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まとめ:あなたは一人じゃない

モラハラや経済的DVは、表に見えづらく、周囲に理解されにくいものです。
「それくらい我慢すべきじゃない?」という言葉に、さらに傷つけられることもあるかもしれません。

でも、あなたが感じている苦しみは本物です。

そして、逃げることは決して“逃げ”ではありません

それは「自分と子どもを守る」という、立派な行動です。

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