モラハラ夫はあらゆる嫌がらせをして自分の欲求を通そうとするので、ほんっとうにめんどくさいですよね。

いつまでもねちねちイヤミを言ってきたり、脅しともとれるような言葉を投げつけてきます。

と思えば、突然ため息をついて被害者面してきたり、悲しそうなそぶりをするなど、とにかくありとあらゆる手段を使って自分の欲求を通そうとします。

モラハラを受けた経験のある人ならわかると思いますが、感情をころころ変えて我を通そうとする姿は本当に異様です。

これはモラハラ夫はいい年をしたおっさんなのに、心の中は2歳児のままだからなんです。

2歳児ってどんなの?魔の2歳児の実態

これまで親の言われるがままされるがままだった赤ちゃんが、2歳頃になると自我が芽生えなんでも自分でやりたがり自己主張が出てきて、親のいうことを聞かなくなります。

子育てを経験した人はわかると思いますが、2歳児の育児は「イヤイヤ期」「魔の2歳児」とも呼ばれ、ある意味子育てで一番しんどい時期ともいえます。

例えば2歳児は自分の欲求を通したいときや、気分を損ねたとき、相手の立場や迷惑など一切考えずに泣き叫びます。

母親の気持ちや状況なんておかまいなしです。

たとえ電車の中でも路上でも、夜中でも母親が高熱でも関係ありません。

時間も場所も状況も関係なく、寝転んで暴れたり足をばたつかせたり大声をあげたりして、とにかく全身をフルに使って泣きわめきます。

なぜ泣いて叫ぶのかというと、「今困っている」「助けてほしい」「これをやってほしい」「これはやりたくない」という欲求はあるけど、2歳児の語彙力(ごいりょく)ではそれをうまく言葉にできません。

そこで「泣き叫ぶ」という行為で母親に訴えるんです。

「ぼくの思い通りにしてくれなきゃ、いつまでも泣き叫ぶけどいいの?」と母親を脅します。

「ぼくが満足できるようにちゃんと面倒みろよ」
「ぼくが困ってるんだからさっさと解決しろよ」
「ぼくが泣いて暴れてもだまってぼくの不快の原因を取り除いてくれよ」

と、いってみれば母親を支配しているんですね。

2歳児は「母親が自分のために時間や労力を犠牲にして、自分に尽くすことが当たり前だ」と思っています。

これは2歳児にはまだ「相手の立場や状況、気持ち」などを考える力がないからなんです。

「泣き叫ぶ」という手段以外、自己主張をする方法をまだ知りません。

その能力もありません。

「これをやったら迷惑かな」などと考える2歳児はいません。

人はだれでもこの「魔の2歳」を通過して、心の成長と共に「ガマンする」ことを覚え、人間関係を学んでいくのです。

もしこれらの2歳児の行動を、いい年をしたおっさんがやっていたらどうでしょう・・・

知能はおっさんなので、2歳児のように純粋でもなければ単純でもありません。

「ビスケットあげるから機嫌なおして」といって、ケロッと泣き止む2歳児とは違います。

モラハラ夫に「ビスケットあげるから機嫌なおして」なんていうと、「バカにしてるのか」とさらにキレられるでしょうね。

モラハラ夫の脳は2歳児のまま

人間の脳は生まれたときはまっさらの状態です。

もちろん赤ちゃんでも心はあるわけですから、「オムツが濡れて気持ち悪い=おしりの不快を取り除いてほしい」「お腹が空いたからミルクが飲みたい」という感情はあるので、「オムツを替えてよー」「ミルク欲しいよー」とアピールして泣きますよね。

赤ちゃんが訴えたら「お母さんが自分の思い通りのことをしてくれて当然」と思っています。

じゃないと生きていけませんから。

自分以外の人に、感情や都合や状況があるなんてことまでわかりません。

それは脳がまだまっさらの状態で、そんな知識はないからです。

「今お母さん忙しそうだしなー。オムツ替えてほしいけど、まだガマンできるしお母さんの手があくまで少し待とう」なんて考える赤ちゃんはいません。

気持ち悪いと思ったら、母親の状況なんて関係なしに泣いて訴えます。

しかしこれまで「他人が自分のために動いてくれるのは当たり前」と思っていた赤ちゃんも、成長や経験と共に「他人が自分のために動くのは当たり前じゃない」ということを学ぶわけです。

時には自分が我慢をすることもあり、他人に協力してもらうにはどうしたらいいのかを学び、「自分と他人は別人格で、自分とまったく違う考え方を持ち、痛みがあり、心がある」「他人は決して自分の思い通りに動くわけではない」と学ぶのです。

最初に親が「自分と他人は違う」ことを子どもに教え、「なんでも自分の思い通りには動かないんだ」ということを教えます。

ところが、幼少期にそれを教えてもらえなかった子どもは、「自分と他人は別人格があって、他人が自分の思い通りに動くわけじゃない」ということを学べません。

それがモラハラです。

甘かされすぎて親がなんでも子どものいうことを聞き、我慢をさせなかったケースですね。

もしくは片親がモラハラやDVなどで虐待を受けていた場合、子どもは生き残るために「強いものに媚びて生きる」術を学んでしまいます。

その場合「弱いものは自分の手足として動かせばいい」ということを、親を通して学んでしまうのです。

「自分と他人は別人格」「他人は自分の思い通りににはならない」ということを経験しないで成長するわけです。

大人になるにつれ、世間では「自分と他人は別人格だ」というのが常識なんだと学びますが、自分は経験していないので、本質の部分で理解できていません。

結果として妻に対するモラハラ行為は常識的には良くないことらしいとはわかっているのですが、子どもの頃からの「他人は自分のために動くのが当たり前」という感覚を忘れられず、世間に隠れてモラハラ行為をするようになるんです。

つまりモラハラ夫の脳は、大人としての知識はあるのでモラハラが悪いことだという認識はあるため、自分のモラハラを巧妙に世間から隠し言い訳をして自分を正当化する術はありますが、脳の中身は2歳児で成長が止まったままの状態なんです。

★モラハラ脳についての詳しい記事はコチラ!
モラハラに傷つかないために・・・モラハラ脳を理解しよう

モラハラ夫と2歳児の違い!

当たりまえですが、モラハラ夫は2歳児とは違います。

モラハラ夫は知能はおっさんなんで、2歳児のように純粋でも単純でもありません。

2歳児の欲求はせいぜい「冷蔵庫にジュースがあること知ってるんだぞ!早くジュースを飲ませてくれよ!」程度ですが、モラハラ夫の欲求はそんなかわいいレベルの欲求ではありません。

容易に解決できることではないことがほとんどです。

2歳児はただ泣き叫ぶだけですが、モラハラ夫はおっさんなので語彙力も十分備わっていますから、ありとあらゆる言葉で妻を傷つけ人格を否定して心をむしばみます。

また複雑に怒鳴ったり悲しんだり脅したりと、手を変え品を変えて自分の欲求を通そうとします。

2歳児はただ自分の欲求を通すためだけに泣き叫びますが、モラハラ夫はそれに加えて自分を被害者にみせるための工作や言い訳をしっかりと考えています。

2歳児のかわいさも純粋さもありません。

2歳児のイヤな部分だけを兼ね備えたおっさん。それがモラハラ夫です。

2歳児レベルのモラハラ夫の相談するときの注意点

モラハラ夫のやっていることは2歳児レベルです。

ですから友人などに相談するとき、多くの場合「それちょっとおおげさに言ってない?」「話盛ってるよね」などと、完全に信じてもらえず、話を大きく作っていると勘違いされてさらに傷つくこともあります。

それはモラハラを受けたことのない人からすれば「おっさんが2歳児レベルのことするはずがない」と思っているからです。

言葉にすると薄っぺらく、大げさなコントのように感じることもあります。

モラハラの被害者も最初は、「どうしてこの人はこんなに人の気持ちを考えられないんだろう」と、不気味にすら感じたのではないでしょうか。

初めてモラハラ夫の話を聞いた人も同じように感じるはずです。

しかも自分の目で見たワケでもありません。

「2歳児のおっさん」なんてだれも信じられません。

モラハラを経験したことのある人にしかわからないので、不用意に相談すると、話を大きくしているだけと勘違いされ、余計に傷つけられる可能性もあるので注意してくださいね。

★モラハラ相談は二次被害にもなりかねません。注意して相談相手を選ぶようしましょう!
モラハラ二次被害に注意!モラハラと夫婦ゲンカはまったく違う!

まとめ

モラハラ夫がめんどくさすぎると悩む妻は多いと思いますが、それは知能は大人なのに心が2歳児のままだから。

「魔の2歳児」と呼ばれる子育てで一番過酷な時期ですが、一方で2歳児特有の愛らしさや純粋さ、かわいらしさやおもしろさがあって一番かわいい時期といわれているのも事実。

そんな愛らしさが一切なく、ただただ面倒なだけの2歳児のおっさんがモラハラ夫です。

普通の大人の感覚でモラハラ夫を理解しようとしても、なかなか理解できませんし受け入れられません。

中身が2歳児だと理解すれば、モラハラ夫に対する考え方や接し方、対処の仕方なども変わるかもしれませんね!

とはいえ、いずれは一生このおっさんの皮をかぶった2歳児の面倒を見続けるか、早くに離婚や別居などで離れるか・・・
決断するときが来るかと思います。

そのときに、少しでもこのブログが参考になれば幸いです。