こんにちは。
サイト運営者で、モラハラ離婚カウンセラーの夏本涼加と申します。
まず私のことを簡単にご紹介しますね。
私は28歳のときに、1度目の離婚をしました。
今思うと彼もモラハラだったように思いますが、このときの離婚は簡単にいうと価値観の違いです。
早く子どもが欲しい私と、子どもはすぐには欲しくない夫。
株で儲けたい夫と堅実に稼ぎたい私・・・
最初の夫はすでに両親を亡くし、天涯孤独だったのですが、両親の残した財産資産が多く、非常にお金を持っていたんですね。
そこで亡くなった母親がやっていた株をはじめたのですが、なんとある日600万もの大金が1日で消えていたことが発覚!(実際は1日でかどうかは知りませんが)
そして私はひとり妊活を励んでいたんですが、それも夫は嫌だったようです。
子どもを作るのが嫌というより、妊活に必死になっているのが嫌だったんでしょうね。
マンションを購入したばかりなのに そんな大金を使ってもまだ株をやりたがる夫とはケンカばかり・・・
結局2年経っても子どもができなかったので、このときは結構あっさり離婚成立しました。
そして34歳で今の夫と再婚。(2020年12月に離婚成立)
お互いバツイチ同士でした。
夫には前妻との間に子どもがいて、養育費も支払っていたので、私に問題がなければすぐに子どもはできると思っていました。
しかし まさかの夫の不妊・・・
先生には体外受精でも難しく、顕微授精一択といわれました。
プライドの高い夫は元々不妊治療には反対で(お金をかけたくなかったのが本音)、高額な不妊治療どころか検査を受けるのもイヤだったようですが、先生から「夫婦で検査受けることが必要」といわれて渋々検査を受けたらとまさかの自分が不妊だったという・・・
本当は不妊治療をやめさせたかった夫ですが、自分に問題があるので文句を言えず、仕方なしに治療に同意。
しかし自分の採精が終わり、受精卵ができた途端に「俺の役目は終わった。妊娠しないのはお前の身体のせい」と責められるようになったんです。
そして、夫の前妻の子どもは本当に自分の子どもなのかわからなくなった夫は、前妻の子どもにDNA検査を受けるよう調停の申し立てました。
さらに夫の転勤が決まり、夫が前妻と購入していた一軒家をどうするのか、不動産屋さんに相談に行く毎日・・・
調停は長引き、治療はうまく進まず、万が一家の借り手や買い手が見つからなければ、家賃とローンの二重払いに高額な不妊治療代。
不安とストレスの中、私は仕事を続けながら、過酷な不妊治療をひとりで受けていました。
(ちなみにDNA検査の結果、実子であることが判明。正直なところ、とんだはずれクジを引いた気分でした・・・)
正式に夫の転勤が決まり、正直地元を離れたくもなかったし、仕事も続けたかったけれど、私は仕事を辞めて転勤先へついていくことに。
転勤後も不妊治療を続けて、ようやく妊娠。そして出産しました。
頼れる人も友人もなく専業主婦をしながらひとりで育児に奮闘する毎日。
夫は週2回は出張+週に1回は飲み会。
そして、上の息子が2ヶ月のときに夫の激しい暴力事件があり、愛情はかなり冷めていました。
(詳しくはブログを見てね^^)
夫はほとんど家にいないくせに、家事や家計、育児にまでいちいち口出しして文句を言ってきたり、思いやりのない言動を繰り返すばかり。
それでも二人目を妊娠したころから(もちろん二人目も不妊治療です)、子どもの面倒もよく見てくれて、休日には子どもを連れて出かけたり、料理をしてくれたり、家事もいろいろやってくれて本当に良い夫、良い父親でした。 (と思っていました。当時は)
だから暴言があっても、思いやりにかける部分があっても、なんとかやっていけると思っていたし、子どものためにもやっていくつもりでした。
自分が至らないせいだ、私がトロくてできないことも多いし、そのせいでイヤな思いをさせているんだろう。
私がちゃんとすれば夫婦仲は改善すると思い、家事や育児を一生懸命がんばり、夫婦円満の秘訣や夫婦仲改善などの本を読んで実践してきました。
しかし夫のモラハラは改善されるどころか、どんどんエスカレートするように。
「お前は人間のクズ」
「俺の稼ぎに寄生する寄生虫」
「お前みたいな母親で子どもがかわいそう」
など機嫌が悪くなると、ひどい暴言を言われてきました。
車で出かけた帰り道などではずっと不機嫌で、子どもが寝てからずーっと暴言を吐き倒されるだけのときも少なくありません。
口をはさめば「今は俺がしゃべってる!」「お前にしゃべる権利はない!」「お前がいかにダメかを黙って聞いてろ!ボケ!」と暴言の嵐。
この頃には当然、夫への愛情はすっかりなくなり、お金と子どものためだけに一緒に暮らしている状態でした。
それでも家事をやってくれているのは助かるし、子ども達もお父さんが大好きだし、子どもが大きくなるまでは我慢できる。我慢しようと思っていました。
しかしある日些細なことがきっかけで2時間近く暴言を吐かれ続け、ついに私のガマンも限界に!
まだ幼い子ども達の前で夫を責めることを抑えられなくなった私は、これ以上子ども達の前でケンカをすることは子ども達にとって良くないと、
ついに別居を決意!!
私のことを感情のある人間扱いしない、思いやりのない人とこれ以上暮らすのはもう限界でした。
しかし子どもはまだ小さく、外で働くのが難しいため、在宅での仕事を探し、ライティングの仕事をするようになりました。
そして、当時何よりも興味のあっ「離婚」に関するブログをはじめようと思い、このときはじめて「モラハラ」という言葉と出会ったのです。
夫がモラハラかも?と気づき、モラハラについて調べると、夫の不可解な行動の謎がすべて解かれたような感覚でした。
私はやり方が間違っていた!
モラハラは一般的な人間関係スキルやコミュニケーションスキルは全く役に立たない!と知ったのです。
このブログは、私と同じようにモラハラ夫に傷つき悩んでいる人や、間違った対応をしているためにいつまでも改善されずに苦しんでいる人が、少しでも役に立ち、心が楽になれるような情報を発信していきたいという思いから立ち上げました。
またモラハラは受けたことがない人には、モラハラの異様で独特な雰囲気や恐怖はなかなか理解できません。
周囲の人に相談をしても、「夫婦ってそんなもの」「お互いが我慢しないと」などと一般的なアドバイスをされて、さらに深く傷つくこともあるのです。
モラハラの二次被害を減らすためにも、モラハラの被害を受けている人はもちろん、周りでモラハラ被害について相談を受けている人などにも、モラハラをきちんと理解してほしいと思います。
私自身は、当時4歳の息子と1歳の娘を連れて、モラハラ夫から距離をおくために別居し実家で1年お世話になった後、在宅での仕事でそれなりに収入を得てきたので、昨年6月に実家を出て自立して子どもと3人で生活しています。
現在夫とは離婚調停中です。(2020年12月に無事離婚成立しました!)
心理カウンセラーの資格を取得した経験を活かして、モラハラについて深く学び、そして離婚に悩む人のアドバイスを本格的にできるようにさらに離婚についての勉強し、現在モラハラ離婚カウンセラーとして活動させていただいています。
私と同じようにモラハラ夫に苦しんでいるけれど、子どもが小さかったり専業主婦で経済的に不安を持つ女性たちが、少しでも生活や離婚の参考になったり心が軽くなってくれたらと思います。