基本的にモラハラ夫は、常に威圧的にモラハラ行為をしているわけではありません。

モラハラ夫は、普段は優しく気が利いて、子煩悩で優しい夫である場合が多いのです。

些細なことで突然キツイ言葉や冷たい態度になるモラハラ夫に疲れて、別れを考えていた妻も急に夫が優しくなると「夫のモラハラが治った」「心を入れ替えてくれた!」「あの時は私が悪かったから優しい夫を怒らせてしまったんだ・・・」など、いろんなことを考えます。

そして「普段こんなに優しいんだからこれくらいの暴言たいしたことない」「別れるほどのことじゃない」と考えてしまうんですね。

たまにものすごく優しくなるモラハラ夫について、優しくなるワケをご紹介します。

モラハラ夫が優しくなるワケ

モラハラ夫が優しくなるのは、モラハラが治ったからでも本当に優しい人だからでも、あなたを思いやってるからでもありません。

モラハラ夫にとって利益があるから優しくなるんです。

モラハラ夫のやさしくなる理由を2つご紹介します。

ハネムーン期

モラハラには「蓄積期」「爆発期」「ハネムーン期」の3つのサイクルがあるんです。

「蓄積期」は、モラハラ夫がストレスをためてイライラが募っている時期です。

ネチネチイヤミを言われ、不機嫌オーラが出てピリピリした状態が続きます。

妻はいつ爆発するか、常に緊張している時期でもありますね。

そして「爆発期」で、これまでの夫の怒りやストレスが爆発します。

大声で暴言を吐き散らしたり、威圧的な態度で妻を追い詰めます。

そして一通りストレスを発散させた夫は、突然優しく穏やかになります。

これがモラハラ夫の「ハネムーン期」です。

そしてまたしばらくしたら、ストレスをためていき蓄積期へと移行し、爆発期、ハネムーン期と延々と繰り返します。

ハネムーン期でモラハラ夫が一時的に優しくなるのは、単純にストレスを発散させて機嫌がいいだけなんですね。

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ターゲットが逃げ出さないようにコントロール

そしてモラハラ夫が優しくつなるもうひとつの理由が、「ターゲットが自分から逃げないようにコントロールする」ためなんです。

いつもいつも暴言や威圧的な態度ばかりとっていては、妻は精神的に辛くなって逃げ出してしまいます。

当然ですよね。

そうするとモラハラ夫は、自分のストレスを発散するための大事な「道具」がなくなってしまいます。

モラハラ夫にとって一大事です。

そこで、妻が逃げ出さないように、必要以上に優しくして自分から離れないようにコントロールするんです。

昨日まで大爆発していたモラハラ夫が突然優しくなったら、妻はどう思うでしょうか。

おそらく普通の精神状態なら「なに急に。気持ちわる!」と思うかもしれませんが、これまでモラハラ夫のいやみ攻撃の緊張状態が続き、暴言大爆発で完全に委縮して心身ともに疲れている被害者にはまともな思考力はありません。

「夫は本当は優しい人なんだ」
「夫は繊細だからストレスをためて、ついあんなひどい言葉がでてしまっただけなんだ」
「私が悪かったから夫は怒ったんだ」
「私がちゃんとしてれば夫はいつも優しいんだ」

と、モラハラ夫を責めることなく「自分が悪い」「夫は繊細で本当は優しい人」と、都合のいいように考えてしまう傾向があるんです。

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モラハラ夫が優しい!だから妻は別れられない

モラハラ夫とケンカしたとき、暴言を吐き倒されたとき、理不尽にキレられたとき、何度も「別れたい!」とあなたも思ったのではないでしょうか。

だけど別れられないのは、夫がたまに見せる優しさに「このまま優しさが続くんじゃ・・・」と淡い期待を抱いてしまうからですよね。

「私の夫絶対モラハラだわ!」と気づく妻が少ないのも、モラハラ夫のたまに見せる優しさのせいでもあります。

世間的にDVやモラハラは「=威圧的でずっと妻に暴言を吐く夫」のように思われているように感じます。

「モラハラする人がこんなに優しいワケがない」と、心のどこかで思ってしまうんです。

私も同じです。

実際私自身も「キレると口は悪いけど、本当は家族思いで優しい夫」とどこかで思っていました。

私の夫も、休みの日には家族の食事を作ってくれたり、洗い物を手伝ってくれたり、休みの日には家族と出かけたり子どもと遊んでくれたりといろいろとしてくれました。

友人に話すと「そんなにいろいろ家事やってくれるだんなさんうらやましい!」と、よく言われたものです。

私としてもそれはとても助かったし、本当に感謝してました。

だけど何か気に入らないことがあると必ずといっていいほど「お前はなんにもしない無能人間」「お前がクズやから俺が平日仕事して休みの日も家事も全部やってやってる」「お前は何してるの?いいね。俺のおかげで楽できて」などと言われるのです。

「そんなこというならもう何もやらなくてもいい」というのですが、暴言を吐くために私を責めるために、休みになるとまたしゃきしゃき家事を手伝うのです。

この暴言がなければ本当にいい夫だと思っていたし、怒らせる原因は自分にあると思っていました。

本当は優しい夫なんだと、思いこもうとしていたのが正解かもしれません。

だけど本当は夫は家族思いでもなんでもなかったんです。

私は自分大好きで自分さえ良ければ他はどうでもいい自分勝手なモラハラ男だと気がつくまで、実に7年かかりました。

モラハラ夫は優しいときはとことん優しいです。

モラハラ夫は自分のことを人格者だと思っていますから、「妻に優しい俺」「子煩悩な俺」を演じるのが大好きです。

モラハラの恐ろしいところは、モラハラ夫自身、自分は優しい人格者だと信じながらモラハラ行為をするので、加害者であるモラハラ夫はもちろん、第三者も被害者である妻ですら「モラハラという虐待行為がある」ことに気がつけないのです。

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モラハラ夫の優しさは妻をコントロールするためのツールにすぎない

モラハラ夫の優しさは、妻を責めるためのツールにすぎないのです。

家事を手伝い、妻をいたわり、妻の好きなものをプレゼントしてくれたり、行きたいレストランに連れて行ってくれ、せっせと「優しい夫」の実績を作っておきます。

そして妻が自分の気に入らないことをしたときに

「俺はお前のためにやってるのに、お前はなんにもしないで俺のことを責めるんだな」
「俺はこれだけのことを家族のために頑張ってきたんだぞ」
「悪いのはお前だよね?」

手のひらを返して妻を責め、妻に罪悪感を植え付けるんです。

確かにモラハラ夫はこれまでがんばってくれました。

家族サービスや家事育児もせっせと手伝ってくれて、私はとても助かりましたし、子ども達も喜びます。

だけどこれらのモラハラ夫の優しさは、本当の優しさではありません。

あなたを思いやっての行動ではないんです。

妻を責めさらに妻自身に罪悪感を植え付けるために計算されつくして、モラハラ夫だけが利益を得られるただのツールなんです。

このモラハラ夫の見せかけの優しさによって、妻は徐々モラハラ夫に支配されていくんですね。

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本当に優しい人はいつも優しいことに気づこう

普段怖い人がたまに優しいと「この人めちゃくちゃ優しい!」と感じたりしませんか?

いわゆるギャップですよね。

それと同じで、モラハラ夫がたまに優しいと「本当はこの人めちゃくちゃ優しい人なの!」と思いがちです。

でもね。

本当に優しい人はいつでもどこでも優しいんです。

もちろん人間ですから腹を立てたり怒ったり、イライラすることだってあるでしょう。

だけど、本当に優しい人は相手の人格を否定するようなことや、尊厳を踏みにじるようなことは絶対に言いません。

そんな言葉頭によぎることもないんじゃないでしょうか。

モラハラ夫の優しさには、相手を思いやる気持ちはありません。

モラハラ夫の優しさ。

それは妻を責め、罪悪感を植え付けてコントロールするためのツールなんです。

モラハラ夫が優しくなったときこそ、注意が必要ですよ!

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まとめ

モラハラ夫が優しいときって、結構決まったときだと思うんですがいかがですか?

例えば激しい暴言の後(いわゆるハネムーン期)や、妻がいよいよ出て行こう(離婚や別居)としているとき、第三者の前であったり・・・

普段優しくても、ケンカのときなんかに「俺はお前のためにこんなにやってたのに、お前はなにもやってないだろ!」などと責めてきませんか?

モラハラ夫はあなたを思いやっての優しくしているのではなく、必ず条件か見返りを求めているんです。

「だったらそんなことやらなくてもいい」と言っても、「優しい俺」の実績を作るためにまたせっせと家事を手伝ったり買い物に連れて行ってくれたりとがんばります。

そしてまた気に入らないことがあると、その実績をもちだしては妻を責めるんです。

モラハラ夫の優しさ。

それらはすべて最終的にはモラハラ夫の利益になって返ってくることを計算しつくしているんだということを、早く気がついてくださいね!

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