経済的DV・・・つまり外で働いているモラハラ夫が、妻に生活費をほとんど(もしくは一切)渡さない、お金の自由を奪うモラハラのことです。

この経済的DVを繰り返すモラハラ夫と早く別れたいけど、お金にケチなこの男が離婚して養育費や財産分与でお金をくれるはずもない!貯金はもちろん現金もないのに、家を出て離婚するのも不安・・・

そんな経済的DVを繰り返すモラハラ夫と離婚して、ちゃっかりお金をしっかりもらう方法をご紹介します!

経済的DVを繰り返すモラハラ夫と離婚を決めたらやっておくべきこと4つ!

経済的DVを繰り返すモラハラ夫との離婚を決意したら、まずやっておくべきことをご紹介します。

まずは財産を把握しておく

経済的DVの場合、財産や給与を妻に教えていない場合が多いので、実際どれくらい財産があるのかわからないケースが非常に多いですが、離婚するとなる財産を把握しておく必要があります。

現金はどこにあるのか、どこの金融機関を利用しているのかを調べておきましょう。

モラハラ夫が財産を隠している場合は、郵便物をこまめにチェックするなどして、預貯金や有価証券がありそうな金融機関を調べましょう。

銀行名や支店名だけでもわかれば請求できます。

他にも株券や生命保険、退職金なども財産分与の対象になりますよ。

★財産分与に関するくわしい記事も参考にしてみてくださいね!★

夫の収入を把握する

夫がどれくらいの収入を得ているのかを把握する必要があります。

給与明細が手に入らなければ、市民税・県民税などの課税証明書を取り寄せて調べましょう。

離婚後の生活のシミュレーション

離婚後の住居をどうするのか、生活費はどれくらいかかるのか、どうやって生活費を確保するのか、子どもの預け先はどうするのかなど、具体的にシミュレーションしておく必要があります。

離婚後は夫の収入に頼ることなく妻ひとりで生活する必要があります。子どもがいれば経済的に苦しくなる人が圧倒的に多くなるため、離婚時に養育費や財産分与、慰謝料などどれくらい夫に請求できるか、子どもがいれば養育費の相場はどれくらいなのかなど、夫から請求できる金額をだいたい検討できるようにしておきましょう。

もし検討もつかない場合は弁護士に相談してみてください。

経済的DVの証拠集め

モラハラ夫がかたくなに生活費をくれずに離婚に至った場合、悪意の遺棄として離婚の際慰謝料請求の対象になる場合があります。

悪意の遺棄とは、理由もなく妻(もしくは夫)を置いて家を出て行った場合に当てはまりますが、実は生活費を渡さないケースも「悪意の遺棄」が該当します。悪意の遺棄での慰謝料の相場は50万から200万程度ですが、悪質なケースや夫が不倫をしていた場合などはさらに高額の慰謝料が支払われるケースもあります。

ただ、どういった経緯で生活費が支払われなくなったのか、経済的DVになった原因も見られるので、もし妻の不貞や借金を作っていたなど理由がある場合は、配慮されると思います。

経済的DVの証拠としてはもらっていた生活費と支出などを家計簿などにしっかり記録しておくことです。生活費を少ししかもらえず、ギリギリで生活していたことが証明できるはずです。

家計簿をつけるときは、「底値に近い価格で購入した」「特売だったので複数購入した」「割高だけどこういう理由でどうしても必要だった」など、より具体的にお金の流れが一目でわかるように記録しておくとより効果的です。

経済的DVが認められれば、慰謝料の請求もできますので、家計簿をつけるのが面倒だと思っても、「これが証拠になって慰謝料を請求できるかも~」とと思えばがんばれると思いますよ!

あと夫がギャンブルなどにはまっていて生活費をくれないケースもあります。ギャンブルの証拠も残しておくといいでしょう。例えばパチンコや競馬、競艇に行った日や時間を記録しておいたり、ゴミ箱などに馬券が落ちていたら念のために取っておくなどしましょう。

経済的DVを繰り返すモラハラ夫と離婚してお金をもらうには?

離婚には3つの種類があります。

夫婦二人の話し合いで離婚の取り決めをする協議離婚。おそらくほとんどの場合、夫婦二人での話し合いで決着がつかないと思うので、そうなると調停離婚になります。

しかし調停でも折り合いがつかなければ、後は裁判離婚しかありません。

調停や裁判なんて面倒・・・もう1日も早く夫と別れたいからいお金もいらない!

そう思って夫から養育費や財産分与などもらわずに早急に離婚しようという人も多いですが、離婚後の生活のためにもお金は必ず請求しましょう!
特に養育費は子どものためのお金です。

あなたが早く別れたくて養育費も請求しないで、子どもにさみしい思いをさせたり不憫な思いをさせるのは本末転倒です。

母子家庭の貧困や子どもの貧困が社会問題にもなっていますが、あなたひとりならともかく、子どもがいるなら、第一に子どものことを考えて必ず正当な養育費や財産分与、慰謝料が請求できるなら請求するようにしましょう。

離婚後最低限の生活レベルを保つためにも、ここは踏ん張りどころだと思います!

★離婚調停、裁判のくわしい記事はコチラを参考にしてくださいね!★

まとめ

経済的DVを繰り返すモラハラ夫との離婚を決めても絶対に勢いで離婚してしまわないように、どうしても耐えきれなくなったらまずは別居して、自分の精神を落ち着かせ冷静に有利に離婚を進めることが大事です。

経済的DVを繰り返すモラハラ夫と離婚するために、話し合いですぐに決まればいいですが、ほとんどの場合、話し合いであっさりこちらの希望通りに離婚できることは難しいです。

もうモラハラ夫と関わり合いたくない、一日の早く離婚したいからと、夫のいうままに離婚をすれば一円も入ってこない可能性すらあります。

あなたは「私ひとりが苦労すればそれでいい」と思っているのかもしれませんが、子どもまで巻き込むのは酷なことです。

あなたが一日中働いている間、子どもは寂しい思いをし、お金がなくてお稽古ごとや新しいおもちゃも進学すらあきらめるかもしれません。ヘタをすれば満足においしい食事やおやつすら食べさせてあげられないかもしれません。

子どもの生活、子どもの将来のことをしっかりと考えて、面倒なのは今だけ!もらえるものはもらっておきましょう。

離婚調停をすれば調停員や裁判所などに相談することもできます。離婚後不安なことやお金のことなど相談してみるといいと思います。
裁判になれば弁護士に依頼する必要があり、お金もかかるし時間もかかります。なによりも精神的にも辛くなってきますが、離婚後の長い人生を思えば今だけ!せいぜい1~2年の間の我慢です!

あなたと子どもの明るい未来のためにも、ぜひここで踏ん張ってあきらめずにしっかりと希望通りの離婚を実現してもらいたいです!