モラハラ夫とはもう別れたい!

でも子どもへの影響が心配で、なかなか別居にふみきれないと悩んでいる人も多いかと思います。

子どもにとって、これまで一緒に暮らしてきたお父さんが突然いなくなるのは大きなストレスになりますよね。

今回は別居や離婚による子どもへの影響と、心のケアについてご説明します。

家庭内別居の場合の子どもへの影響は

子どもが小さいうちは両親そろっていた方がいいという考えや、経済的な不安や世間体などを考えて好きでもないモラハラ夫と同居を継続した場合、妻の苦痛は相当なものではないでしょうか。

夫と会話もなく、できるだけ夫と顔を合わせないように、自然と家庭内別居になってしまっている夫婦も多いですよね。

子どもの前では仲の良いフリをしているつもりでも、子どもは敏感ですから家庭の中のギスギスした空気を察知して、精神的に不安定になります。

家庭内別居による子どもの影響を紹介します。

人の顔色をうかがうようになる

ほとんどの子どもは両親には仲良くしてもらいたいと思っています。

両親がケンカにならないように一生懸命気をつかい、常に親の顔色をうかがうようになってしまいます。

両親の機嫌が悪くならないように一生懸命お手伝いをしたり喜ばせようと気をつかいます。

そのうち「これをしたら怒られないかな」と人の顔色ばかりうかがうようになり、自分に自信がもてずに自分の意見も言えない消極的な大人になってしまいます。

コミュニケーション能力が育たない

子どもは家庭の中で信頼関係やコミュニケーションなどを学びます。
しかし、その家庭内で無視し合い、認め合わない親の姿を見て育ったら・・・

子どもは上手なコミュニケーションの方法がわからずに育ち、大人になってからもうまくコミュニケーションや信頼関係を上手に築けなくなります。

自分のせいではないかと常に自分を責める考え方になる

両親が不仲なのは自分のせいと、子どもは自分を責めるようになります。

子どものことでケンカした場合、例えば子どもが転んでケガをしたときなどに「お前がちゃんと見てなかったからケガをした」などでケンカになると、子どもは「自分が転んだせいでケンカになった・・・」と自分を責めるようになります。

お互い子どものためと思ってしつけや教育についてケンカになったとしても、子どもは自分を責めて苦しんでいるかもしれません。

我慢ばかりするようになり感情表現が下手になる

本当は甘えたいのにワガママも言わずに我慢して、うまく感情を表現することができなくなり、大人になってから無感情になるだけではなく、突然キレて感情を爆発させるようなこともあります。

孤独を感じたりいじめを誘発する場合も

両親がケンカばかりしていると、子どもは緊張状態が続き、両親の板挟みになり孤独を感じるようになります。

また、子どもにもう一方の親の悪口をいうと、子どもは自分の存在を否定されたような気持ちになり、自己肯定感の低い大人になってしまう可能性が高いのです。

子どものためにと思って、嫌いな夫との結婚生活を送ることが必ずしも子どものためになるとは限りません。

家庭内別居の場合、ほとんどの子どもは両親の板挟みになって苦しみます。
もしかしたら子どもをより傷つける結果になるかもしれないのです。

結婚生活を続けると決めたなら、関係を修復し夫婦として一からやり直す覚悟が必要なのかもしれません。

別居をした場合の子どもへの影響は?

「それならいっそ別居や離婚をした方がいいじゃない」というわけでもありません。
これまで一緒に暮らしてきた大好きなお父さんが突然いなくなるのは、子どもにとって大きなストレスになることは違いありません。

別居や離婚による子どもへの影響をご紹介します。

自分のせいではないかと常に自分を責める考え方になる

家庭内別居と同じく、両親の仲が悪いのは自分のせいではないか、父親がいなくなったのは自分のせいではないかと自分を責めるようになってしまいます。

ガマンするようになり感情表現が下手になる

本当はもっと父親に会いたいのに、それを言うと母親はイヤな思いをするだろうと気をつかってガマンしてしまいます。

もし子どもが別居中の父親に会いたいと言ったとき、母親が少しでもイヤそうな表情や態度をとってしまったら、親の機嫌が悪くならないように気を使い、感情を抑えてしまいます。

次第に自分の感情表現の仕方がわからなくなり、うまく甘えたりワガママを言えなくなってしまいます。

捨てられるかもしれないという恐怖を感じる

父親がいなくなったから、次は母親もいなくなるかもしれない、自分は捨てられるかもしれないという不安や恐怖を感じます。

このように別居においても子どもの影響やストレスは計り知れません。
別居や離婚でまったく影響を受けない子どもはいないということだけは、しっかり覚えておいてほしいです。

子どもの心のケアは。親が子どもにすべきこと

親の別居や離婚で子どもは「これからどうなるのか」「自分は捨てられないだろうか」と不安でいっぱいだと思います。
「まだ小さいからわからないだろう」とヘタにウソをつくと母親との信頼関係も壊れてしまい、人を信じる気持ちも育ちません。

子どもにも人格のあるひとりの人間のして、正直に話すことが重要です。

「愛している」ことを伝える

片親がいなくなるともう片方の親もいなくなるのではないかと、子どもは不安になります。
自分は捨てられるのではないか、ひとりぼっちになるのではと恐怖を感じます。

「お父さんもお母さんもあなたのことが大好きだよ」と両親ふたりともにあなたを愛しているとしっかり伝えましょう。

「大丈夫だよ」「ずっと一緒にいるよ」と絶対に見捨てないことを伝えて不安を取り除いてあげてください。

言葉だけではなく、ぎゅーっと抱きしめたり子どもと遊んだり、一緒にご飯を食べながらいろんな話をしたりとゆっくり子どもと向き合うことが重要です。

別居や離婚をしたばかりだと経済的に不安で早く仕事を見つけてフルで働かないと!と思いがちですが、何より優先すべきは子どもの心だということを覚えておいてください。

子どもが新しい環境に慣れるまでは、実家など頼れる場所があれば頼って子どもとの時間を作ってほしいと思います。

実家でおじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らせば、お父さんのいないさみしさが和らいだり、愛されている安心感も得やすいのではないかと思います。

「あなたのせいではない」ことを伝える

別居や離婚はすべて親の責任であって子どもにはなんの責任もありません。

それでも子どもは親の不仲は自分のせいだと感じているのです。
子どもにはなんの責任もないこと、あなたのせいではないということをしっかり伝えましょう。

子どもの不安や恐怖を取り除くこと、愛されている安心感を与えることが重要です。

別居後の子どもの影響は一緒に暮らす親次第

子どもにとって一番幸せなことは、いつも親が笑顔で幸せそうにしていることです。
親がいつもギスギスしていては子どもも緊張して安らげません。
子どもの過ごす家庭は安らげる場所でないといけないのです。

モラハラ夫と別居して心が軽くなれば、きっと笑顔も増えるばす!
たとえ片親でも、家庭の中がいつも笑顔で明るければ、子どもは安心して自分の居場所を見つけられます。

別居するにしてもしないにしても、離婚するにしてもしないにしても、「子どものケアを最大限にするにはどうするべきか」を、夫婦でしっかり話し合うべきですよね。

とはいえ、相手がモラハラ夫では、どんなに子どものために話し合いたいと思っていても、「お前が悪い」「お前がガマンしろ」と一方的に暴言をはかれるだけで話にならない場合がほとんどかもしれませんね・・

まとめ

親の不仲や別居や離婚などがあると、子どものストレスは計り知れずひどく傷ついているはずです。

いつもと変わらないように見えても、子どもの心の中では不安やさみしさ、悲しみであふれているかもしれません。

別居や離婚の後は母親も生活を安定させるために朝から晩まで働いてとにかく必死だと思いますが、まずは子どもとじっくり向き合って、子どもが安心できるように母親との時間を密に作ることを優先させてほしいと思います。

たとえ片親でも、親がいつもニコニコ笑顔で家庭が明るければ、子どもは安心して自分の居場所を見つけることができます。