モラハラ夫とから逃れるには別居か離婚をおススメしていますが、別居にはメリットだけではなく当然デメリットもあります。

モラハラ夫とは一日も早く別れたい!早く別居したい!と考えている人は、別居のメリットデメリットをしっかり考えてから決めることをおススメします。

別居生活のリアル!私の場合

私の場合は、別居してからも月に数回休みの日に夫が子どもに会いに私の実家に泊まりにきます。

お盆などは1週間近く実家に泊まっていたので、夫もなかなか図太い神経しているなと思います。

私も夏休みには子ども達と一緒に、夫の住んでいる家に2週間ほど戻ったりもしました。

正直なところ、実家での生活に精神的にも肉体的にも疲れ切っていて逃げ出したかったというのが本音です。

夫とはたまにしか会わないので、精神的には一緒に暮らしていたときよりもマシかなと思ったのですが、やはりそんなことありませんでしたね(^^;

夫のモラハラから逃げて実家に帰ってきたんですから、モラハラ夫のところが逃げ道になるわけもありませんでした。

今夫から生活費はいただいていますが、口を開けば「金がない」で、子どもの買い物や家族で遊びに行くときも、お金のことをねちねち言われるのがほんっとうにストレスです。
(「お金がない」は同居中もよく言っていましたが、今はそのときの非なじゃいくらい言ってます。)

そのくせ「子どもに会いたいから」と、高速で3時間かけてしょっちゅう帰ってくる。

実家暮らしで肩身は狭いわ、家族が増えた分家事負担は増えて大変になるわ、育児もほとんどひとりだわ・・・本当に別居したメリットがわからなくなるときがあります。

私がモラハラ夫と別居した最大のメリットは「大嫌いな夫の顔を毎日見なくてもよくなった」ことです!!

ただ、別居にはデメリットも結構あるなと、別居してみて感じるとことがありました。

別居するデメリット

モラハラ夫と別居していいことばかりではありません。
別居後の転居先にもよるかもしれませんが、私が感じる別居のデメリットをご紹介します。

経済的に苦しい

別居や離婚に躊躇する人のほとんどが、この経済的な不安が大きいからではないでしょうか。

夫から生活費はもらっていますが、子どもの保育料や実家への家賃生活費を支払い、子どものオムツや衣服や雑貨、私の医療費や子どもと遊びに行くと交通費やレジャー代などもかかり、すべてこの中から捻出しなくてはいけません。

正直いってもらっている生活費だけではまったく足りないので、結婚前に貯めていた貯金から足しています。

離婚していれば母子家庭の手当や保育料の減額などの支援も受けられますが、別居ではそれらの支援は受けられません。(実家暮らしなのでどの程度の支援を受けられるかはわかりませんが・・・)

私は専業主婦だったため仕事をしていませんでした。
夫と同居中に仕事をしていたとしても、別居して実家(もしくは実家近く)に戻るとしたら、どちらにしても仕事は辞めなくてはいけません。

早く保育所に入れて働きたいと思っていますが、なかなか現状は厳しいです。
あと一年すれば下の子が満3歳児クラスで上の子と同じ幼稚園に入れるので、それまでのガマンですかね。

今は在宅で子どもが寝てからパソコンでお小遣い程度の仕事をするのがやっとです。

ただし経済的DVを受けていた人にしたら、「経済的に苦しい」はデメリットにはならない可能性があります。

  • 夫と暮らしていてもカツカツの生活費しかもらえずお金の自由がない
  • 足りない生活費は自分の貯蓄から補填している
  • あなたが働いて稼いだお金も管理されている

など、経済的DVを受けている人は、別居後経済的にはどのように変わるのか、経済的なことが別居のデメリットになるのかなどをよく考えてみてください。

これはあくまで、モラハラ夫と同居中にある程度自由に使えるお金があった人のデメリットになります。

夫との関係が悪化する場合も

夫とは離れているから関係は少しは良くなりそうなものですが、私の場合はますます夫が嫌いになりました。

別居によって子どもと離れた自分はなんてさみしくて不幸かということを、イヤミったらしくいってくるのも苦痛です。

「別居の原因を作ったのはあなたでしょ」といいたいところですが、いってもどうせ話は通じません。
いうだけストレスだと思って黙って聞き流していますが、本当に面倒くさいです。

もちろんお互い様でしょうが、別居によってますます修復がむずかしくなる可能性は高いです。

もし別居後あなたが「やっぱりやり直したい」と思っても、相手の気持ちが完全に離れてしまったということも十分ありえると頭においておくべきです。

証拠集めがむずかしくなる

モラハラで慰謝料請求を考えている人は証拠集めが重要ですが、別居してしまうと証拠を集めることがむずかしくなります。

私自身モラハラ夫と同居の間に、もっと明確な証拠を集めればよかった!と思いました。

★モラハラの証拠の集め方についてのくわしい記事はコチラ★
モラハラの証拠になるものは何?集め方と注意点

私の場合、「もうこれ以上無理!」と先の生活のことをきちんと考えないで家を飛び出してしまったので、離婚に有利な証拠集めまで頭になかったのです。

正確には「何も考えないで家を出た」というのは間違いで、そのときはしっかりと先のことや将来のことなどを考えて冷静に決断したつもりになっていただけで、実際には感情的になっていただけでした。

おそらく夫のモラハラに苦しんでいる妻が家を出るときって、大半が私と同じように切羽詰まった状況にあるんじゃないかと思いますが、別居前には一旦冷静になる必要があります。

1~2泊だけでも実家に帰るなどして、一時的に夫と距離をとって冷静に先の事を考えてから決めることが大事です。

別居のメリット

別居によるメリットももちろんあります。

夫のモラハラから解放される!

最大のメリットはコレではないでしょうか!
コレに尽きるというべきか。

夫の顔を毎日見なくて済むんです!

おそらく夫と別居を考えている妻全員に共通するメリットだと思います。

冷静に離婚について考えられる

モラハラ夫と一緒に生活していると、今目の前にいるモラハラ夫の対応にいっぱいいっぱい(イヤミを言われないように、機嫌を損なわないようにすることで精神をすり減らします)で、とても冷静に先のことを考えられません。

別居してモラハラ夫から解放されれば、冷静に落ち着いて離婚について、離婚後の生活についてなどをじっくり考えることができます。

父親と子どもが自由に会ったり泊まったりできる

今はとりあえず別居だし、生活費も一応入れてもらっているので、普通に家族4人で出かけたり、夫がうち(実家ですが)に泊まって一緒にご飯を食べたり子どもとお風呂に入ったり寝たりしています。

今は子どもがまだ小さいので、たまにでも家族の時間を作りたいと思っていたし、子どもにとって、いきなりお父さんとぱったり会えなくなるよりはいいのかなと、私としてはちょうどいい距離感なのかなと思っています。

これは人によると思うので、離婚したらできないとか別居だからできるというわけではありません。

離婚しても自由に夫と会っても大丈夫な人や、別居でも夫と会うのはイヤだと思う人もいるでしょうから一概には言えませんが、私的には別居していても子どもと父親との時間を大事にしたいと思っています。

ただ離婚した後も、元夫が私の実家や私達が暮らしてる家に何泊もするのはさすがにイヤですが・・・
(もちろん子どもが会いたがるなら父親と会うのは全然かまいません)

夫も今は高速道路を使って3時間程度のところに住んでいるので会うのも月に1~2回ですが、転勤でこちらに帰ってきて毎週のように帰ってくるようになるとちょっとしんどいなと個人的には思っています(^^;)

これがもし自分のお金でアパートを借りて子どもと3人で暮らすようになれば・・・もしかしたら気持ちが変わるかもしれませんね・・・

いきなり離婚するよりは別居の方がいい

どうしてもモラハラ夫に耐えられないと思ったら、まずは別居からはじめてみるのがいいと思います。

モラハラ夫と生活している間は、「早くモラハラ夫から脱出したい!」という焦りが先だって、どうしてもまともな判断はできません。

別居して、離婚したらこんな感じなんだなという現実味が出てくると思います。

一緒に暮らしてたらわからなかったけど、こういうところは夫がいてくれて助かったというようなこともあるかもしれません。

例えば私の場合は、今は実家で育児とほとんどの家事を私がやっていて、土日は私が子どもを連れて出かけていれば手伝ってくれますが、基本的には休みの日でも私がすべて家事育児をしないといけません。

夫がいれば家事を手伝ってくれたり、子ども達を外に遊びに連れて行ってくれていたので、私ひとりで過ごす時間も少しはありました。

後から「お前が無能だからオレがやってやってる」などと暴言が飛びでてくるわけですが、やらないよりはやってくれる方が助かります。

夫のモラハラは本当に許せませんが、そこだけは本当に助かってたなと土日がくるたびに感じます。

子どもが父親と離れたくなくて泣いてしまったときなどは、「やっぱり子どものためにも離婚は先延ばしにした方がいいのかな・・・」と思うこともあります。

やり直すという選択は今の私にはありませんが、子どものためにもう少しガマンするべきなのかなと悩むこともあります。

これも別居したからこそ思うんだと思います。

もしあの時に離婚していれば、きっと二度と夫の顔を見るのもイヤで、私は絶対に夫に会うなんてこともなかったと思います。
少し冷静に物事を見られるようになるのは、別居の良さかなと思います。

別居の前に先のことをよく考えてみること

別居したことは後悔していませんが、もっとリアルな生活のことをちゃんと考えておくべきだったということは後悔しています。

正直実家に甘えて頼っていた部分が非常に大きかったと、反省しています。

実家での生活は、モラハラで深手を負った傷口に塩を塗られたような感じで、まったく傷が癒える気配はありません。

本当に自由に生きたいのならば、自分で生活できるだけの力をつけてから別居するべきでした。
これは自分でアパートを借りるべきだという意味ではありません。

別居の段階でいきなりアパートを借りて自分ひとりで生活するという意味ではなく、実家暮らしで自分にある程度収入があれば、自信にもなるしお金に余裕ができます。

お金に余裕があれば心にも余裕が生まれます。

私は今は在宅で個人で仕事をしていますが、仕事がもっと軌道に乗ってある程度の収入が出るようになってから別居するか、確実に仕事ができる環境を整えて(例えば保育所問題を解決してからなど)、外でパートで働くか在宅でも確実に収入につながる仕事(クラウドソーシングなど)ができる時間を増やすかするべきでした。

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子持ち主婦おススメ在宅ワーク!経済的DVで苦しんでるなら在宅ワークがいいワケ

まとめ

離婚したら実家とは別に賃貸を借りる人も多いと思いますが、別居の段階なら頼れる実家がある人はほとんどの場合実家で暮らすことになるんじゃないかなと思います。

しかし実家暮らしも楽ではありません。

別居は「離婚後の自分の生活」を疑似体験しながら、夫との関係を見直したり、少しでも有利に離婚するために冷静に考えたり、自分や子どもにとっての離婚のメリットデメリットをしっかり考えるための準備期間だと思います。

その別居生活でも心に余裕がなく、いっぱいいっぱいになってしまわないように、別居の前にはある程度自立できる準備をしてから家をでることをおススメします。

とはいえ、専業主婦が子どもを連れて別居するなんて、よっぽどの覚悟でよほど切羽詰まった状況なんだろうなと思います。
そんなときに、「ある程度自立ができるまで」なんて余裕もないですよね。

大切なのは、いつ「その時」がきても大丈夫なように、早いうちから自立に向けて知識やお金などの準備を蓄えておくことです。

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