夫のたび重なるモラハラに耐えきれず、とにかくモラハラ夫と別居がしたい!と勢いで家を飛び出したものの、後から必要なものを家に置いてきてしまった!なんてことになったら大変です。

感情的になって何も準備しないで家を出ると、後から後悔することもあります。
モラハラ夫との別居を決めたら、別居に必要な手続きや入念な準備が必要不可欠です。

別居に必要な手続き

別居するのに必要な手続きは特にありませんが、長期間の別居になる場合は、郵便物の転送届は出しておきましょう。

またモラハラ夫に別居先を知られたくない場合は、転居先の住所などがモラハラ夫に知られないように手続きしておく必要があります。

「DV等支援措置」の手続きをすれば、モラハラ夫が住民基本台帳の一部の写しの閲覧や、住民票・戸籍の写しの交付などを請求や申し出を制限できます。

  1. 住民票をおいている市町村役場で相談(多くは戸籍を管理する市民課や区民課)
  2. 警察署や配偶者暴力相談支援センターなどにモラハラやDV、ストーカー被害について相談する
  3. DVやストーカー被害が認められれば申出書に「閲覧制限が必要だよ」という書類をもらう
  4. 警察など相談機関でもらった書類を役所に提出

くわしくは住民票を置いている市町村役場に相談してみてくださいね!

★モラハラ夫と別居を伝えるべきか?そのタイミングなどについてのくわしい記事はコチラを参考にしてくださいね!★
モラハラ夫に別居の意思を告げるべき?そのタイミングは?

別居のときに持っていったほうがいい物

別居の際に持って行った方がいいものをご紹介します。

別居期間が長くなったりそのまま離婚に進みたいなら、ないと後々困ることになるので忘れないように必ずこれらのものは持ち出しましょう。

貴重品

免許証や保険証、パスポートなど、身分証明に必要な貴重品は必ず持ち出しておきましょう。

免許証や保険証は忘れないにしても、パスポートなどは意外に忘れがちです。モラハラ夫が悪質な場合、いやがらせで妻のパスポートを悪用したり、勝手に処分されることもありますので、必ず持ち出すようにしましょう。

また、当面は自分で生活費を工面する必要があります。そのため、現金やキャッシュカードなどは、生活するために必需品ですから、必ず持ち出すようにしましょう。

他に必ず持ち出した方がいいものをご紹介します、
あなた名義のものと、子どもがいるなら子どもの名義のものも忘れずに必ず一緒に持ち出しましょう。

  • 通帳やキャッシュカード
  • あなたと子どもの健康保険証や母子手帳など
  • あなたと子ども名義の銀行口座の届出印
  • あなた名義のクレジットカード
  • あなたと子ども名義の生命保険や医療保険の保険証券
  • あなたと子ども名義の実印や印鑑登録カード
  • あなたと子ども名義のマイナンバーカード
  • 年金手帳
  • 運転免許証やパスポート

離婚で有利になるためのもの

離婚の際に有利になるものも持ち出しておきましょう。

  • 夫の給与明細の写し
  • 夫の源泉徴収票の写し
  • 夫名義の銀行通帳の写し
  • 不動産の権利証などの写し
  • モラハラの証拠になる日記や音声、診断書、ケガや物を壊した写真など

夫の給与明細や源泉徴収票、銀行通帳などの写しは、別居中の生活費(婚姻費用)の請求のときや、離婚の際の養育費の請求や財産分与で必要になります。

夫の名義なら勝手に持ち出すことはできないので、コピーをとるか写真に撮るなどしておきましょう。

特に通帳など現在どれくらいの財産があるのかを把握しておくことは重要です。モラハラ夫が、夫婦の財産を勝手に使い込まないために必ず写しをとっておきましょう。(もし使い込んだ場合は、離婚時に請求することもできますので)

また、モラハラの証拠などすでに手元にあるなら、必ず持ち出すようにしてくださいね!うっかり忘れていくと、モラハラ夫に証拠隠滅される可能性が高いです。

★別居中の生活費についてのくわしい記事はコチラを参考にしてくださいね!★
モラハラ夫と別居中も生活費を確保する方法!婚姻費用ってなに?

処分されたくないもの

あなたが大切にしているものや思い出の品など、勝手にモラハラ夫に処分されたくないものは持ち出すようにしましょう。

別居後、あなたのものはいらないものとして、処分されてしまう可能性もありますので、大切なものや処分されたくないものは持っていくようにしましょう。

当面の生活に必要なもの

別居後は家に帰ることは難しくなるかと思います。特に転居先を夫に伝えていない場合は。

そのためもう家に戻れない可能性も考えて、生活に必要な衣類や子どもの学校生活や幼稚園(保育園)生活で必要なものなども持ち出すようにしましょう。衣類は今の季節だけではなくオフシーズンの衣類も持っていくと、別居が長引いたりそのまま離婚に進んでも安心です。

衣類などは後から買い足せはいいですが、金銭的にそこまで余裕があるかはわかりませんので、できるだけ生活品は持っていくことが望ましいです。

別居中は荷物を取りに勝手に家に入れない?

一度別居して住所地が変更してしまえば、これまでモラハラ夫と暮らしていた住居は事実上あなたの家ではなくなります。

もし後々必要な荷物を置いてきてしまったことを思い出し、モラハラ夫のいないうちに勝手に家に入って荷物を取りにいけば、「住居侵入罪」に当たります。

荷物を取りに変えるには、モラハラ夫の承諾が必要です。連絡が取れるなら荷物を取りにいく承諾をもらうか郵送してもらう必要があります。

しかし、モラハラが原因で逃げるように別居に踏みきった場合、承諾されても夫のいる家に行くのは危険です。必ずひとりで行かずに親や兄弟、弁護士などできたら男性と一緒に行くのが望ましいです。

また荷物を取りに帰ることを了承してくれなかったり、郵送してほしいと頼んでも嫌がらせで「処分したからムリ」と言われたりする可能性もありますので、別居前の準備は入念にしっかりするようにしましょう!

まとめ

別居というと、当面の生活費と衣類だけをもって家を出る人も多いと思いますが、もし転居先を夫に教えないで家を出るなら、別居後自宅に戻ることは難しいと思います。

もう戻れないかもしれないという気持ちで、上記のものは最低限持ち出すようにしましょう。

しっかり準備していても、いざ家を出るとなると緊張したりパニックになってうっかり忘れることもありますので、家を出るときは冷静に平常心を忘れずに、落ち着いて行動するようにしてくださいね!